生地はしっかり丸めるのが大事!なんで?
パン生地を丸めるという工程は、パンを焼くまでに何回かあります。
もしかしたらみなさんは当たり前のようにやっていて特に疑問を持っていない方も
いらっしゃるかもしれませんね。
実は「丸める」行為には重要な意味があるのです。
今日はそのお話をしていきたいと思います。
丸める工程は大まかに言うと
〇生地をこねた後、丸めて一次発酵する
〇一次発酵後に分割して、丸めて休ませる(ベンチタイム)
カンパーニュやプチパンのように丸めて焼く場合は、さらにきれいな形に丸めます。
丸めるということにはどんな役割があるのでしょうか。
▽張りを強くして発酵を促す
パン生地を適度に刺激して抗張力を強くしていきます。
とじ目を一つにして生地の表面を張らせていくのです。
表面がつるっと張った状態になると中にガスが上手くたまってきます。
この閉じ目がゆるむと生地の表面も緩んでくることになるのでとじ目をしっかり
とじることが重要になってきます。
生地の表面を張らせることによって、パンにボリュームが出てくるのです。
▽表面をつややかに焼き上げる
表面がゆるんだ生地と張りのある生地ではあきらかに焼き上がりが違います。
張りのある生地がつやっときれいに焼きあがっているのに対し、緩んだ生地は
見た目にも美味しそうに見えません。
きれいに美味しそうに焼くためにも、生地に張りを持たせることが重要になってきます。
ぱん蔵のレッスンに参加される方は働いていらっしゃる方も多くて、休日はお子様連れの方もいらっしゃいます。
その時にお子さんも一緒に手伝ってくれるのですが、当然生地の扱いは難しいし慣れていないので
ベタベタとさわってしまいます。(泥団子状態になることも…)
触りすぎると生地が傷んでしまって、張りがなくなってしまいます。
そうしてそのままの状態にしておくと、発酵がうまくいかないのです。
美味しく食べる場合には、お家ではお子さん作業用の生地を分けておくといいですね。
一緒に作業をするのは楽しいものです。
食べ物を作る、という喜びの体験を味わっていただきたいので
ちょっとひと工夫することが必要かもしれません^^
ぱん蔵の
放っておくだけらくらく天然酵母パン
ぜひ体験してみてくださいね。
一緒に美味しいパンを焼いていきましょう!
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