講座を卒業した後、もしくは講座で今学んでいる最中でも、
伸び続ける方と、そうでない方がいます。
パン教室・開業講座を卒業した後も
成長し続ける生徒さんに共通する
「実践・検証・質問・修正」
のサイクルについて、天然酵母パン講師が実例をもとに語ります。

天然酵母ぱん蔵の 椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、発酵生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室を2009年より始めました。
現在は仕事で使いたい方、深く極めたい方向けのプロ向け講座をやっています。
ラインで直接お問い合わせはこちらから
毎朝メールより音声配信をしています。
このお話を音声で聞きたい方はこちらから
卒業後に伸びる人の共通点——実践・検証・質問、その繰り返し
卒業後に伸びる人と、伸び悩む人の違い

講座を卒業した後、もしくは講座で今学んでいる最中でも、伸び続ける方と、そうでない方がいます。
その差は、才能でもセンスでもありません。
ある一つの習慣にあると、私は思っています。
質問の仕方、質問力というものを、私はすごく大事にしています。
この質問力については、以前もブログで少し違う角度からお話ししました。
よかったらあわせて読んでみてください。
▼あわせて読みたい:
【上達の抜け道】パン教室で「先生が教えてくれない秘密」があるって本当?プロの頭の中を引き出す質問力
まずは、やってみる——実践と検証

私が生徒さんにお願いしているのは、まず実践してもらうことです。
考えすぎる前に、まずやってみる。
そして、うまくいったのか、いかなかったのか、自分なりに検証してもらいます。
ここまでは、多くの方ができることだと思います。
問題は、次のステップです。
「自分の見解」を添えて質問する

検証したうえで、必ず自分の見解を入れて、質問をしてもらいます。
「こうだと思うんですが、この考え方は合っていますか」
「こうしたらうまくいくかと思ってやってみたら、こうなりました。これはどう考えればいいでしょうか」
ただ「教えてください」ではなく、自分の考えを添えた上で質問する。
正直に言うと、私自身も以前は「教えてください」とだけ聞いてしまうことがありました。
例えばビジネスの勉強をしていた時に、自分の作ったページだけを先生に送って
「見てください」だけ。(今考えるとひどい質問の仕方でした T-T )
先生は「で?」…と冷たいひと言。
この時にはずいぶん鍛えられました(苦笑)
「質問する」ということをゆるく考えていたんですね。
重要性を全く考えていなかった。
この経験があったからこそ【質問する】ということの重要性を叩き込まれた気がします。
そうです、
自分の見解をつけるかどうかで、そこから先の成長の仕方が大きく変わってきます。
質問する「質」で、フィードバックの質が変わる
自分の見解を添えた質問に対して、フィードバックを返します。
そして、そのフィードバックをもとに、修正していく。
実践、検証、質問、修正
というこのサイクルを繰り返せる方は、本当に成長のスピードが早いんです。
一回のやり取りごとに、自分の中の「なぜ」がはっきりしていくので、次に同じような場面が来たときに、迷わず判断できるようになっていきます。
質問する質が高ければ、返ってくるフィードバックの質も高くなる。
そう意識していただけると、成長のスピードはもっと変わってくると思います。
これは、パン作りの技術に限らず、開業講座で自分のビジネスや仕事を成長させていくうえでも、非常に大事な考え方だと思っています。
今何かを学んでいる方には、ぜひ意識していただきたいことです。
自己流で進んでいい、でも早めの確認を

講座の中には、自己流でどんどん進めていく方もいらっしゃいます。
これはこれで、とても喜ばしいことです。
ヒントを得て、自分なりに考えて、どんどん行動していく。
行動力のある方は、それだけで成長していかれます。
ただ、途中で誰にも確認せずに進めてしまうと、少しずつズレていって、そのズレに気づかないまま進んでしまうことがあります。
そうなると、あとから軌道修正するのに、余計に時間がかかってしまいます。
「これで合っていますか」
と早めに聞くことによって、すぐに軌道修正のお手伝いができることがあります。
どんどん進めていくことと、こまめに確認すること。
この両方があると、成長のスピードはさらに早くなります。
接触回数が生む、対面の雑談という価値

振り返ってみると、伸びていく方に共通しているのは、
・よく質問してくださる方
・よく連絡を取ってくださる方
そして
・実際によくお会いしている方
です。
対面でお会いする機会が多い方ほど、成長が早い。
これは、接触回数が多いということでもあります。
対面で会うと、雑談が自然と増えます。
この「雑談」の中にこそ、大事な要素がたくさん含まれていると感じています。
話していく中で、自分の方向性の細かいズレに早く気づけますし、その場で軌道修正もしやすくなります。
質問すること、連絡を取ること、会うこと。
この接触回数を保つことを、私はとても大事にしています。
数字だけを追いかけるレッスンよりも、こうした何気ないやり取りの積み重ねの方が、
実は成長には大きく効いてくるものだと感じています。
連絡を取っていなくても、大丈夫です

質問すること、連絡を取ること、会うこと。
どれも当たり前のようでいて、実は続けるのが難しいことだと思います。
忙しくなると、つい後回しにしてしまったり、聞くのが申し訳ないと感じてしまったり。そういうことってありますよね。
でも、大丈夫です。
しばらく連絡を取っていなかったからといって、気にする必要はまったくありません。
私の場合で言うと、何事もなかったかのように、ぜひ連絡してください笑
伸びていく方は、そこを軽やかに踏み越えていきます!
卒業して、講座が終わった。それで終わりではありません。
卒業してからが、本当のスタートです
これからも、質問してくださる一人ひとりに、丁寧に向き合っていきたいと思っています。





