パン生地 水分 多い – 水分量の多すぎた生地はどうしてますか?〜失敗した原因と生地の再利用①

天然酵母パン 作り方−ポイント、実験、裏話など

生地を作っている時にどうしても失敗してしまう時があります。
特にパンを作り始めた時はそうでした。
娘に計量を任せて間違えたままこねてしまって、途中であれ・・??となったり^^;
ドロドロになってうまくいかないと本当にガッカリしてしまいます。

特に水分量に関してはパン生地の出来栄えに関わってきます。
レシピ通りにやったつもりでもうまくいかないこともあります。
失敗した、なんてことは無いにこしたことはありませんが、
もしやってしまったら捨てるのも勿体無いですよね。
生地作りを失敗すると諦めてしまいがちですが、工夫次第で食べられるようになる場合があります。

その失敗した生地の再利用の仕方を3回シリーズでお話しています。
1回目 水分の多すぎた生地~失敗した生地の再利用法➀
2回目 過発酵の生地どうする?〜失敗した生地の再利用法②
3回目 生焼けになったパンはこうやって食べると美味しい~失敗した生地の再利用法③

今日は1回目の水分量を間違えた時のお話です。

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天然酵母ぱん蔵の  椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、発酵生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室をやっています。

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パン生地 水分 多い – 水分量の多すぎた生地はどうしてますか?〜失敗した原因と生地の再利用①

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水分量を間違えた?!うまくいかない3つの原因

生地作りの際、どうもうまくいかないということがあります。
まずはその原因について考えてみたいと思います。

分量を間違えた

うまくいかない時に思いつく原因として
「分量を間違えたかもしれない」
ということがあります。
これは単純に計り間違いということなので、注意すれば回避できる問題ですね。

季節によって違う

こちらは時期によって水分量が多少変わってくることがあるということです。
レシピ通りにやっているのにうまくいかない、というのはここに原因があるかもしれません。
どういうことかと言うと、乾燥している時期は粉も乾燥しています。
さらに手ごねの場合は手も乾燥しているので、水分を吸収してしまいます。
極端に言うと手ごねしているそばから乾燥してきます。
ちょっと生地を置いておくと表面が乾燥してきます(!)
冬場は特に気をつけたいです。
そう言う時はちょっと水分を増やしてあげることも必要になってくるんですね。

逆に言うと、湿気の多い時期は粉も影響されているということです。
いつもの配合通りに作っていてもなんかベタベタしているということがあります。
こういう時は少し水分量を控えめにしてあげることが必要になってきます。

アレンジしている場合

材料の問題ということもあります。
特に粉の種類を全粒粉を入れてみたり、ライ麦を入れてみたりと
レシピをアレンジしてしまった場合にもうまくいかないことがあります。
小麦粉の種類にもよります。
レシピ本には小麦粉の種類を書いてあるものもあります。
それを別のものに変えてしまっている場合は少々違ってくることがあるのです。
外国産小麦粉と国産小麦粉の場合もそうです。

これらのことを気をつけていきたいのですが、それでもうまくいかなかった時は
生地の回復が可能なのか?ということをお話ししていきます。

水分量が多い時どうすれば良い?

では今回のテーマの「多い水分」の時はどうすれば良いでしょうか。

本来の生地に戻す

水分を入れすぎてゆるくなってしまった生地は粉を少しずつ足していく方法があります。
こうしていくことによって元々の固さの生地に戻していってあげます。
どのくらい多く入れてしまったかわかればその量の小麦粉を用意します。

しかしわからない場合がほとんどだと思います(苦笑)
少しずつ足していこうにもかなりの量を入れなくてはいけない場合があります。
このやり方は、パン作りに慣れている方、少しの水分量を間違ってしまった時におすすめします。

どうしてもうまくいかない場合には焼きたかった理想のパンは
諦めて、リメイクしちゃいましょう。

アレンジして再利用しょう

ゆるい生地はフライパンか、ホットプレートで焼いてホットケーキにしてしまいましょう。
テーブルにホットプレートを出して朝食などで焼きたてを食べるのも楽しいものです。

ホットケーキにする場合、甘めの生地にしたかったら好みでお砂糖を足してよく混ぜておきます。
その時はやっぱり生地を発酵させておいてくださいね。
ゆるい生地の場合は気泡が出てきます。プクプクとなってきたらOKです。
中火より少し弱いくらいで両面焼いてください。

フライパンで焼く場合は薄く油をひくかクッキングシートを敷いて焼いてください。
あとは同じ要領です。

生地のゆるさでもちょっと違うと思いますが、あまり膨らみはないと思います。
生地の材料もある(卵を入れているとか、油脂が入っているとか)ので生地自体の味が違ってきます。

お好みでアレンジもしちゃいましょう。
こうなったら、チーズを入れたり、ハムを刻んで生地の中に入れておくと
朝食にもぴったりです。
焼いたあと何かトッピングなどしても良いですね。
もしかしたら、こっちの方が美味しかった?!なんてこともあるかもしれません。
失敗から新しいレシピが生まれることもよくあることです。

パン生地 水分 多い – 水分量の多すぎた生地はどうしてますか?〜失敗した生地の再利用① まとめ

いかがでしたでしょうか。
失敗してしまった原因を考えることも大切です。
1.分量を間違えた
2.季節によって違う
3.アレンジしている場合

水分の多い生地の扱い方
1.本来の生地に戻そう
2.アレンジして再利用しよう

これらをご参考にしていただけたらと思います。
水分の多すぎてしまった生地、私も経験があります。
でもアレンジして美味しく食べられたら嬉しいですよね。
もし、処分しなきゃ行けないかな、、と落ち込んでいたらぜひ再利用してみてください。

本来は間違わないようにしなければいけないのですが、失敗からもっと美味しいものが
生まれることもあります^^
いろいろアレンジしてみてください!

失敗した生地の再利用の仕方を3回シリーズでお話しています。
1回目 水分の多すぎた生地~失敗した生地の再利用法➀
2回目 過発酵の生地どうする?〜失敗した生地の再利用法②
3回目 生焼けになったパンはこうやって食べると美味しい~失敗した生地の再利用法③

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