プロのカメラマンをお招きした写真講座&プロフィール撮影会の一日。
オンラインの仲間がリアルで出会い
「こんな経験、初めて〜〜」
という声も飛び出しました。
食の仕事をする人に写真が大切な理由を、私自身の失敗談とともに語ります。

天然酵母ぱん蔵の 椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、発酵生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室を2009年より始めました。
現在は仕事で使いたい方、深く極めたい方向けのプロ向け講座をやっています。
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写真は、自分を語る言葉——プロフィール撮影会でオンラインがリアルになった日のこと
昨日は、年に一度の写真講座&プロフィール撮影会でした。
プロのカメラマンの先生をお招きして、
ぱん蔵の開業講座(天然酵母パン・発酵食の教室開業を目指す方向けの講座)と、
もう一つのプロ向け講座(パンを仕事にしたい方のための実践的な講座)の
生徒さんたちが集まってくれました。
今年はやりたいという方がとても多くて、
先着順でご案内したら、卒業生の方に声をかける隙間がないほどで。
嬉しい悲鳴の一日でした(笑)
年に一度の特別な集まり——写真講座&プロフィール撮影会の一日

午前中は写真講座からスタートしました。
昨日参加してくださった方のほとんどが、一眼レフやミラーレスカメラをお持ちでなかったので
スマートフォンでの撮り方を、プロのカメラマンの先生に教えていただきました。
「スマホでここまでできるんですか!!」
と新たな発見がいっぱいありました。
気軽に持ち歩けるスマホだからこそ、
撮り方さえ知っていれば、日常の中でどんどん練習できる。
私も毎年この講座に参加しているんですけれども、
一度聞いたことでも、すっかり忘れちゃうんですよね(笑)
「あ、そうだったそうだった」と、
毎回初心に戻って学ばせていただいております。
スマホでここまでできる——プロが教えてくれた新常識

パンやお菓子、発酵食品を扱う仕事をしていると、
写真の出来映えが、そのまま「作品の魅力」に直結します。
どれだけ丁寧に作ったものでも、
写真が暗かったり、ぼんやりしていると、
その良さが半分も伝わらない。
逆に、光の当て方ひとつで、
同じパンがまるで別ものに見えることがある。
昨日の講座では、そういう「プロの目線」を、
スマートフォン一台でどう再現するかを学びました。
皆さん、とても真剣な表情で聞いてくださっていました。
オンラインがリアルになった瞬間——ぱん蔵コミュニティの不思議な力

撮影会で感動したことが、もう一つあります。
参加してくださった皆さんのほとんどが、
オンラインでしか会ったことがなかったんですよ。
Zoomの画面越しには何度も顔を見ていて、
声も知っている。
一緒に勉強してきた仲間たちなんですけど、
リアルで会うのは昨日が初めてという方が多くて。
それでも、初めて会った気がしないんですよね。
「あ、○○さん!」って、
もう昔からの知り合いみたいに、パッと打ち解けてくれて。
集まった瞬間から、場がぱっと温かくなりました。
Zoomで積み上げてきたものが、リアルで「本物」になる

これってね、発酵食と似てるなって思ったんですよ。
じっくり時間をかけて、丁寧に育ててきた関係って、
リアルで会った瞬間に、ぱっと花が開くんです。
ぱん蔵のコミュニティに入ってくださるというだけで、
なんか昔からの知り合いだったかのような、
そういう関係性が即座に生まれることがある。
Zoomで積み上げてきたものが、
昨日のリアルな出会いで、一気に「本物」になった感じがしました。
私もそこにいながら、胸が熱くなりました。
そしてふと思ったんです。
一緒に学ぶ人たちの質が、自分の学びの質を決めるんだな、と。
どんな仲間と時間を共にするか。
それが、自分自身の成長に、じわじわと影響してくるんですよね。
「アイドルになった気分」——自分を撮ってもらうという、日常にはない経験

午後からはプロフィール撮影が始まりました。
撮影が進む中で、生徒さんの一人がこんなことを言ってくれたんです。
「こんな経験、初めてです!」
「なんかアイドルになった気分だよね(笑)」
って話していました。
それがね、すごく印象に残っていて。
「自分を見てもらえる」
「見つめてもらえる」
って、実はなかなかできない経験なんですよね。
家族に写真を撮ってもらうことはあっても、
「あなたをちゃんと撮りたいから、こちらを向いてください」って
プロに向き合ってもらう経験は、日常の中にはなかなかない。
「自分をどう見せるか」を考えたことはありますか?

どういう表情で、どういう角度で、
自分の何を伝えたいのか。
これって実は、とても大事な問いなんですよ。
パンやお菓子、料理、発酵食——
食に関わるお仕事をしたい人にとっては、特に。
「この人から習いたい」
「この人から買いたい」
そう思ってもらえるかどうかって、技術だけじゃないんですよね。
技術のもっと深いところで、
「自分の見せ方」
「表現の仕方」
というものが、
信頼をつくっているんです。
だから、こういう経験をこれからも重ねていってほしいなと、
改めて思いました。
顔を見せたら、人生が変わった——私自身の失敗と気づき
これは、私自身が経験してきたことでもあります。
昔の私、実は自分の写真を正面から見せていなかったんですよ。
ちょっと意外かもしれないんですけど、
少し下を向いたり、斜め後ろから撮ったり、という写真を使っていました。
先生の写真って、昔はそういうものが多かったんです。
なんとなく教室の先生はそういうふうに撮ったものを載せる・・・という雰囲気があって、
私もそういうふうにしてたんですよね(笑)
経営を学んで、写真が変わった

ところが、ビジネスの勉強をするようになってから、
「写真はちゃんと顔が見えるように撮ること」
と、ビシッと言われたんです。
しかも、SNSには自分の写真を載せてください、と。
パンの写真じゃなくて、あなた自身の写真を、と。
変えてみたら、全然違いました。
「優しそうだったから申し込みました」
「こういう先生に教えてもらいたかった」
そう言ってもらえるようになって。
顔が見えるって、それだけで親しみやすさが全然変わってくるんですよね。
どんな人なのかがわかる。
それがそのまま、信頼につながる。
写真って、言葉を使わなくても、
「私はこういう人です」と視覚から伝えられる手段なんだと、
その時に初めて、ちゃんと理解できました。
写真は、無言のプロフィール——食の仕事をしたい人へ

昨日の一日を振り返ってみて、改めて思ったのは。
写真は、自分を語る言葉なんですよね。
パンやお菓子、料理、発酵食——
食に関わるお仕事をされている方、
またはこれからしたいと思っている方には、
ぜひ写真のことも大切にしてほしいなと思います。
スマートフォン一台でも、
光の当て方や角度、自分の表情を意識するだけで、
伝わるものが変わってくる。
そして昨日みたいに、
仲間と一緒にこういう機会を持つことって、
本当に大切だなと改めて感じました。
オンラインでしか会えなかった人たちが、
昨日あの場所で本物の仲間になった。
その瞬間に立ち会えて、
私もとても幸せな一日でした。
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写真は、自分を語る言葉。
その言葉を、ぜひ大切にしてほしいなと思います。





