レモンの酵母と聞いただけでさわやかな香りを想像して美味しそうですよね。
柑橘系の香りは好きな方がとても多いと感じます。
私も好きです^^
レモン酵母はご想像通り、とってもいい香りがして酵母作りの際は
アロマ効果抜群。とっても癒されます。
このさわやかな香りがそのままパンになったら・・・
と思うとわくわくしますね。
しかし、この酵母は失敗しやすいという面もあります。
今日はそういったお話をしようと思います。
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天然酵母ぱん蔵の 椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、酵母生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室をやっています。
レモン 酵母 – レモンを使って自家製酵母作り 失敗しない3つのポイント〜ホワイトチョコとプルーンパンを作ったよ
このお話を動画でご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
レモン酵母ってどんなもの?長所と短所
とってもいい香りのレモン酵母。
癒し感半端ない酵母です♡
そのレモン酵母ですが、作るのが難しいと言われる方もいらっしゃいます。
どういった特徴があって、どんな難しさがあるのか?というお話をしたいと思います。
レモン酵母のいいところ(長所)
レモン酵母は先ほども言った通りとってもさわやかないい香りがします。
液はそれほど発泡はしませんが、いい感じでシュワシュワしてきます。
これをうまくパン生地に使うことができればふんわりとレモンの香りがしてさわやかなパンになります。
自家製酵母パンを作る方はぜひ一回は作ってみていただきたい素材です^^
レモン酵母の難しいところ(短所)
短所という言い方はちょっと違うかもしれませんが、失敗する方も多いようです。
作ったことのある方は酵母液を飲んでみたことはありますか?
このレモン液はとってもいい香りがしますが、柑橘系特有の苦味があります。
この苦味がパン生地に影響を与えてしまうと、苦いパンになってしまうのです。
せっかくうまく起こせてもパンが苦くて美味しくない、というのは残念なことです。
失敗しないレモン酵母パンの3つのポイント
いいレモンが手に入ったから作ったけどうまくいかなかった・・・
なんてことにならないように、レモン酵母で美味しいパンを
作るポイントをご説明したいと思います。
ワックスがかかっていないものを①
エキス作りを失敗しないために一番大切なのはワックスや薬がかかっていないものを選ぶことです。
つまり国産のものだと安心です。
輸入物のレモンは今はスーパーでもきちんと農薬などは表示されていますね。
「え、こんなに使ってるの?」
とびっくりすることもあります。それだけ正直に表示してくれています^^;
この点、国産レモンは農薬は使っていたとしても、収穫後の薬は使っていないものが多いので安心です。(でも表示は確認してね)
自然食品のお店で購入するのが最もベストだとは思いますが、値段が高くなってしまうのが難点です。
最近は庭に植えている方もいらしたりするので、無理なく手に入ることがあればという感じでしょうか。
元種を作る②
レモン酵母は苦味を伴います。
レモンなど柑橘類特有のものですのでそれがパン生地に
うつると苦いパンになってしまします。
「苦くて食べられなかった」という話も聞きます。
レモン酵母はストレートで使わないで元種を作ることをおすすめします。
この液に小麦粉を足してパン種を作っていくのです。
そうすることによって、香りと苦味が中和されて
さらに発酵力も安定していいパンが焼けることになります。
おすすめはお菓子系のパン③
レモン酵母のいい香りを生かすパンは菓子パン系をおすすめします。
レモンには、チョコレート(私の好みはホワイトチョコ)や紅茶などが合うと思います。
他にはドライフルーツ、クリーチーズなど。
ご自分のお好みのものを組み合わせてお試しいただくと楽しいですね。
ハードパンよりもふわふわ系、マフィンもいいですね。
レモン酵母の「はちみつとクランベリー」「プルーンとホワイトチョコ」
今回、地元の農家さんにたくさんレモンをいただくことができたので
こんなパンを作ってみました。
はちみつとクランベリー
これはパン種を作ってから生地に入れてこねました。
ふわふわに焼けました。
はちみつの濃厚な甘みとクランベリーの酸味が引き立ちます。
プルーンとホワイトチョコ
酵母作りの際に少々、柚子とかりんも入れて香り付けしてみました。
プルーンの酸味とレモンの香りがよく合います。
それに加えてホワイトチョコの甘みがパンの美味しさを引き立てます。
最近では柑橘の木をお庭に植えているおうちもよく見かけます。
その中でもレモンは人気で「レモンを植えたい」とおっしゃる方が多いです。
それほど人気のレモン。
皮も使いたいから輸入物は避けたい、という声が多いのは事実ですね。
国産レモンが手に入ったらぜひパンにも使ってみて欲しい果物です。
いろいろな酵母にチャレンジしたい方に
自家製酵母を作っているといろいろな素材にチャレンジしたくなってきます。
その酵母の特性を生かすような使い方ができれば
より美味しいパンになってきます。
果物やハーブだと香りが際立つものが多いので、特に作り方に注意していくといいですね。
ストレートで使うのがいいのか、パン種を作っていった方がいいのかなど、ということです。
レモン 酵母 – レモンを使って自家製酵母作り 失敗しない3つのポイント〜ホワイトチョコとプルーンパン まとめ
今回はレモン酵母についての3つのポイントをご説明しました。
1ワックスがかかっていないものを
2元種を作る
3おすすめはお菓子系のパン
レモンの香りを生かして苦味を抑えて美味しいパンを作ってくださいね。
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