フライパン パン – オーブンのかわりにフライパンでパンを焼こう 焼き方とポイントをご紹介します

天然酵母パン 作り方−ポイント、実験、裏話など

パン教室にきてくださる方でたまに「オーブンがないんです」と言う方がいらっしゃいます(!)
オーブンがなくてもパンを焼きたい、そう思ってきてくださるんで、嬉しいなあ、と思うんですが

オーブンなしでどうやって焼きますか??

と言う話になります。

今日はオーブンがないけどパンを焼きたい!と言う方、
またはオーブン以外で焼いてみたい、と言う方に
フライパンを使ってパン作りするお話をしてみたいと思います。

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天然酵母ぱん蔵の  椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、酵母生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室をやっています。

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フライパン パン – オーブンのかわりにフライパンでパンを焼こう 焼き方とポイントをご紹介します

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オーブンがなくてもパンが焼けるの?

「パンはオーブンで焼くもの」
そんなイメージがあると思います。
そしてパン作りを習いに行こうと思ったら最低限オーブンがないと無理・・・
そう思う方は多いです。
ぱん蔵のレッスンでもほとんどのパンをオーブンで焼きます。

しかし、たまにオーブンがない方もいらしゃいます。
そんな方にはオーブン以外で作る方法をお伝えしています。
パン作りはオーブンじゃなくても出来ます。
オーブンで焼くパンのイメージとは違ってきますが、
「蒸しパン」は代表的なものですね。
あとはフライパンを使ったり、ちょっと特別な調理用具になりますが
ワッフルメーカーを使ったりということもあります。
このようにオーブン以外でパンを作る方法がいくつかありますが
今回は「フライパン」を使ったパン焼きの方法をご紹介します。

デリケートなパン、ふんわり焼きたいソフト系のパンや、焦げ目がポイントのパンなんかは
難しいかもしれませんが、同じ生地で焼いたり蒸したりすることができます。
レシピ通りのパンの形状は難しいかもしれませんが、
多くの生地はフライパンで焼くことができます。
ではどんなパンが焼けるでしょうか?

フライパンで焼けるパンはどんなパン?

まず代表的なものはピザです。
ピザは良くおすすめします。

あとは平焼きパンですね。
フォカッチャ
ナンなども美味しいです。
平たくして焼くと火も通りやすく、失敗なく美味しく焼けます。

ちょっと厚みのあるパンだと
プチパンくらいの大きさのパンなら焼けます。
厚みのある大きめのパンはちょっと厳しいので小さくして焼くことをおすすめします。

フライパンでどうやって焼くの?焼き方の3つのポイント

①弱火で蓋をする
生地は火を入れて温度が上がってくると膨らんできます。
中まで火を通そうと思ったら蓋をするのが効果的です。
よくある失敗は表面だけ焦げて中が生焼けだった、ということです。
先に焦げないように弱火〜中火くらいにして中まで火を通すことが大切です。

②クッキングシートを敷く
パン生地はくっつきやすいので鉄のフライパンだと油を敷く必要があります。
油だと生地が「オイルがついた生地」になってしまいます。

それはそれで美味しいのですが、パンの種類によってそれを避けたい場合も
あると思いますので、そういった時はクッキングシートの上で焼きます。
テフロン加工のものだとそのままでもいいです。
1枚シートがあると表面も焦げにくくなります。

③小さく成型する
たとえレシピのパンが大きめのものだったとしても、フライパンで焼く場合は
小さく成型して焼いていきましょう。
大きいもので焼きたい場合は平たく伸ばして焼きます。
ちょっと高さを出したい時は小さめにします。
厚みがあって大きいと中まで火が通りにくいので工夫して行く必要があります。

実際に焼いてみよう

では「ピザ」と「丸パン」の焼き方について説明します。

ピザの焼き方

フライパンのピザは焦げ目がつきませんがトロッとしたチーズの食感を味わえます。

フライパンは軽く温めておき、クッキングシートを敷いてその上に生地を乗せます。
(すでにクッキングシートの上に生地をトッピングしたものをフライパンに乗せるといいですね)
弱火〜中火くらいで焼いていきます。その時蓋をします
ふわっと膨らんできて底面に軽く焦げ目が付いてきたら少し火を強めてチーズが溶けるまで熱します。

*気をつけること
具はナマモノにしない・・・生肉や固めの野菜をおくと日が通りにくいですので注意してください。
おすすめはソース(トマトやバジル)+チーズのシンプルなもの。
中身はコーン、サラミ、茹でたじゃがいもなど火が通ったものが安心です。

丸パンの焼き方

*フライパンで焼く丸パンはひっくり返すのでトップが丸いパンじゃなくて平べったくなります。
丸みのある平焼きパンです。

フライパンは軽く温めておきます。
クッキングシートを敷き、その上に丸く成型したパンを乗せ蓋をします。
弱火〜中火で底に軽く焦げ目がつくくらいまで焼きます。(ふわっと膨らんできます)
焦げ目が付いたら裏返して両面焼きます。
目安は両面に焦げ目がつけば出来上がりです。

気をつけること 
生地の大きさによって焼き時間は変わってきます。
様子をみながら焼いてみてください。大きいと中まで火が通らないことがありますので
小さめに作ることがおすすめです。
あとは、おうちのフライパンの厚みによっても出来具合いが変わってきますので、
最初コツを掴むまでは側で様子をみてください。

フライパンでパン作りを楽しく

ぱん蔵のレッスンの中でもフライパンでやくメニューもあります。
オンラインレッスンではいくつかやっています。

フライパンで作るパニーニ

ホットケーキ

全粒粉のチャパティ

どれも気軽に作れるのでお子さんと一緒に作ることが出来ます。
フライパンやホットプレートを使えば、生地が膨らんでいく様子もみられて
そこが楽しいですね。
出来たそばから熱々を食べられます。

フライパン パン – オーブンのかわりにフライパンでパンを焼こう 焼き方とポイントをご紹介します まとめ

レッスンでやった生地をうちではオーブンじゃなくて
フライパンで焼く方もいらっしゃいます。
オーブンとはまた違った感じに仕上がりますが
「それはそれで美味しいです!」
とおっしゃっています。

フライパンで焼くポイントとしては
①弱火で蓋をする
②クッキングシートを敷く
③小さく成型する

ピザを焼いたり、丸パンを焼いたりすることが出来ます。
アウトドアでも楽しめそうですね。
その時は火加減に注意してください。
火が強いと先に表面だけ焦げてしまいます(><)
慣れるとフライパンの方が簡単かも・・・と言う声もあります。
よかったら試してみてくださいね^^

レッスンで炭焼きおやきを作ったこともあります。

炭火は最高でした!!
機会があればお試しください♡

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