発酵かご – パン作りで発酵かごってなんで使うの?洗っちゃいけないってほんと?天然酵母パン講師のやり方ご紹介

天然酵母パン 作り方−ポイント、実験、裏話など

 
パン作りをやっているといろんな道具類が必要になったり欲しくなったりすると思います。
発酵かご
もその一つではないでしょうか?
それ、なんですか??
という方もいらっしゃるかもしれません。
今日はその「発酵かご」のお話をしたいと思います。
 
 
**************
 

天然酵母ぱん蔵の  椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、酵母生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨でホシノ天然酵母と自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室をやっています。
 
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発酵かご – パン作りで発酵かごってなんで使うの?洗っちゃいけないってほんと?天然酵母パン講師のやり方ご紹介

 
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発酵かごってなんですか?

 
ぱん蔵の体験レッスンでまず焼くのが「カンパーニュ」です。
 
え、いきなりカンパーニュですか!!
 
とよく言われます。その後
 
嬉しいー!!
 
とも言われます(笑)
パン屋さんに売っているようなかっこいいパンが焼けると
「パン作り始めてよかった」としみじみしてくださいます。
その時に使うのが発酵かごです。
初心者の方にいきなり登場する「発酵かご」。
「それってなんですか?」と必ず聞かれます。
 
カンパーニュなどではこのカゴを使って発酵させていきます。
お店で売っているあの模様、ぐるぐると輪っか模様がついている、あれです。
このカゴを使うことによってこの模様が出るわけです。
 

 
 
主によく見かけるタイプは丸型、オーバル型と呼ばれるものかと思います。
  
 
あ、見たことある。という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 

発酵かごは必須なの?

 
でもご家庭では「持っていない!!」という方も多いと思います。
発酵カゴはカンパーニュに必須ですか?
と言われることもあります。
 
発酵カゴはなくてもパンは焼けます。
レッスンでは使った場合と使わない場合と両方やることが多いのですが、
そうすると比べることができますね。
パン屋さんではこの発酵カゴを使って焼いているパンが多くみられると思いますが、
発酵カゴの役割ってあるのでしょうか?
これからそのお話をしていきたいと思います。
 
 

発酵かごの役割って?

 

生地の形を安定させる

カゴの中に生地を入れて発酵させます。
そして生地が発酵して大きくなったらひっくり返して焼いていきます。
 
柔らかい生地だとカゴに入れないでそのまま発酵させると
生地が広がっていく場合がありますが、そういうことも防げます。
 

程よく湿気をとってくれる

発酵かごは天然素材でできています。(籐製のもの)
これが生地の水分を吸収してくれるのでクープも入れやすくなります。
 

デザイン性〜美味しそうに見せる

発酵かごを使うと縄状の模様ができます。
生地をカゴに入れて発酵させていきますが、この時に模様がつくわけですね。
この模様があることで美味しそうな焼き上がりになり、
これが魅力で購入する方も多いのではないでしょうか。
 
 
こう考えていくと発酵かごが欲しくなってくるかと思いますが、
デザイン性を重視しなければ、なくても十分パンは焼けるということになります。
 
発酵カゴを買おうか悩んでいる方は、カッコよくやいてみたいということがあれば
ぜひ使ってみていただきたいと思います!
でも、お手入れも大変そう?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。
お手入れの仕方もご紹介します。
 
 

発酵カゴのお手入れの仕方

 
 


 
発酵カゴは粉を振ってから生地を入れて発酵させます。
ですので生地を取り出した時にどうしても粉が残ってしまいます。
生地の湿気と粉
粉は水分を含んでいるのでしっかり付いています。
天然の籐でできているので、きちんと取り除かなくてはカビが発生してしまいます。
私もそれでダメにしてしまったことがあります。
カビは一回発生すると色が取れないんですね。泣く泣く処分することに・・・
こんなこともありますのできちんとお手入れしましょう!
発酵カゴは洗いませんヨ。こんな感じでお手入れしていきます。
 
①ブラシなどで粉をきれいに落とす。
使い古しの歯ブラシなどできれいに粉を落としましょう。
隙間に粉が入り込んでいるのでそこも注意して取り除きます。

 
②よく乾かす。
粉を取り除いただけでしまいこんでしまうとカビの原因になってしまいます。
風通しのいい場所でよく乾燥させてください。
 
発酵かごは洗いません、と言いましたが実は洗っている方もいらしゃいます。
頻繁に使わないとどうしても保管している間心配ですよね。
洗ったらよーく乾かすそうですよ。
天気の良い日に風通しの良いところで完璧に乾かす、ということを
やっていただくといいと思います。
でも私は洗ったことがないのでいいのかどうかはわかりません(すみません・笑)。
今のところ、洗わなくても大丈夫です。
 
どうしても心配な方はプラスチック製のものありますので
それもいいかもしれませんね。
 
 

発酵かごの代用

 
発酵かごはそんなに使わないと思うので、買うまでは・・・
と思う方も多いと思います。
そんな時に何か代用はできないの?
私は発酵かごを持っていなかったころは台所にあるカゴやザルを使っていました。
それに綿や麻の布を敷いて生地を入れていました。
布地の細かい目がまた可愛くて気に入っていました。
お豆腐が入っている小さなカゴも(スーパーなどでも売られている)よく使っていましたよ。
 
最近では100円ショップで売られているようなプラスチックのカゴを
代用する方も増えているようです。
いろいろ試してみると面白そうですね。
 
 

発酵かご – パン作りで発酵かごってなんで使うの?洗っちゃいけないってほんと?天然酵母パン講師のやり方ご紹介 まとめ

 

 
いかがでしたでしょうか?
発酵かご欲しくなりましたか?
それとも代用でいい、と思いましたか?
 
今日は発酵かごってどんなもの?ということや、お手入れの仕方
代用できそうなもののご紹介をしてみました。
 
パン屋さんとか専門家でない限り、発酵カゴは頻繁に使うものではないと思います。
でもパン作りをやっていると欲しくなるアイテムのひとつなんですねー笑
道具って不思議です。
持っているとなんだかわくわくしてくるんですよ。
 
きちんとお手入れして保管しておけば次回使う時に安心です。
ぜひ、発酵カゴを使って素敵なパンlifeを送ってください♡
 
 
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