「丁寧な暮らし」に疲れていませんか?天然酵母パン講師が語る、完璧じゃなくていい本当の理由

天然酵母パン 作り方−ポイント、実験、裏話など

「丁寧な暮らし」という言葉に疲れていませんか?

 

台所は粉だらけ、夜はビールで満足——そんな私が天然酵母を育て続けられる理由と、

「本当の丁寧」

について話します。

 

**************

天然酵母ぱん蔵の  椿留美子です。

お山での田舎暮らしを実践、発酵生活をしています。

そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、

発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室を2009年より始めました。

現在は仕事で使いたい方、深く極めたい方向けのプロ向け講座をやっています。

ラインで直接お問い合わせはこちらから

毎朝メールより音声配信をしています。

このお話を音声で聞きたい方はこちらから

 

 

 

「丁寧な暮らし」に疲れていませんか?天然酵母パン講師が語る、完璧じゃなくていい本当の理由

 

 

今日はちょっと正直なお話をします。

「丁寧な暮らし」という言葉、好きですか?

私は好きなんですよ。

でも同時に、この言葉ちょっとだけプレッシャーになる気がしています。

今日はそのことについて、話させてください。

 

 

私の台所、実はこんな状態です(笑)

まず正直に言うと、

私の台所は毎日ぴかぴかかというと、全然そんなことはなくて。

パンを焼く日は作業台に粉がばーっと散っちゃうし、

発酵食品を仕込んでいると瓶が並んで冷蔵庫がパンパンになるし、

東京から山梨に帰ってきたときは疲れ果てて、もうそれどころじゃないって感じで。

本当に丁寧な暮らしをしている人が見たら、

「先生……やばい」ってなると思います。(笑)

 

 

子どもに「うちにパンがない」と言われ続けた日々

 

天然酵母パンの先生をしていると、

生徒さんによく言われるんですよ。

「お子さん、毎日焼きたてのパンが食べられて羨ましいですね」って。

 

……全然そんなことはなくて。(笑)

 

子どもたちには小さい頃からずっと言われていました。

「うちって、パンないよね」と。

教室でレッスン用に焼いたパンはあっても、

家でふだんの食事として出すパンはなかったんです。

 

「え、パン教室の先生なのに?」という感じですよね。

はい、そうなんです。(笑)

 

 

夜はビールで満足——それが私の現実

 

朝は4時に起きて、5時から仕事を始めています。

朝ごはんはほぼ食べず、お腹がグーグー鳴るまま昼を迎えることもしょっちゅう。

 

夜はというと、

もうビールとその辺のつまみでお腹を満たして「最高」という日が、けっこうあります。

 

発酵ランチのレッスンで生徒さんに出しているようなごはんを、

毎日自分でも食べているわけでは、全然ないんです。

これを生徒さんに話すと、

「えー!そうなんですか!」と言って、なぜかみなさん喜んで帰っていきます。(笑)

 

 

SNSの「丁寧な暮らし」に感じる、小さな息苦しさ

 

インスタやSNSで流れてくる「丁寧な暮らし」の写真、見たことありますよね。

 

朝ごはんを綺麗に並べて、

麻の布巾できちんと拭いて、

窓から光が差し込む中でコーヒーを淹れている——

素敵ですよね。すごく素敵。

 

でも正直、見るたびに

「ああ、こうじゃないといけないのかな」

「こういう暮らしができていない私は、ダメなのかな」

という気持ちが、ちょっとよぎりませんか。

私は、よぎってました。

 

 

生徒さんの言葉で気づいた「丁寧」の本当の意味

 

発酵クラスのレッスンでランチを出すんですね。

発酵スープとか、手作りのおかずとか。

生徒さんがよく言ってくださるんです。

「先生のお家は、毎日こんな素敵なごはんが食べられて羨ましいです」って。

そのたびに私は、

「全然そんなことはないんですよ……」と正直に話します。

 

 

「先生のところ、来てよかった」と言われる理由

 

以前、こんなことを言ってくれた生徒さんがいました。

「実は来る前、すごく緊張していたんです。前に習っていた先生が怖くて…」

 

でも

 

「なんでも質問できる雰囲気で、本音で話してくれる先生」

のところに来てよかった、と。

 

その言葉がすごく刺さって。

パンや発酵の先生で「丁寧な暮らし」を実践している人は

ストイックで緊張するイメージがあったのかも、と。

 

もしかしたら生徒さんにも

「あの先生みたいにできないとついていけないのかも」

という緊張感を与えていたのかもしれない。

 

そう気づいてから、

少し考え方が変わりました。

 

 

私が丁寧にやること、堂々と雑にやること

 

私なりに、整理してみたんです。

「丁寧にやること」と「雑にやること」を。

 

 

天然酵母の種だけは、毎日欠かさない

私が丁寧にやっていること——

 

天然酵母の種を育てることは、毎日欠かさない。

ぬか床に「よしよし」と声をかけながら混ぜること。

レッスンの仕込みの段階。

 

これだけは、どんなに忙しくてもやっています。

 

 

全部丁寧にしようとすると、何もできなくなる

一方で、堂々と雑にやっていること——

 

片付けは後回しになることもある。

洗濯物が畳めないまま数日経つこともある。

夜ごはんはビールで済む日もある。

 

それでいいと思っています。

全部を丁寧にしようとすると、

たぶん何にもできなくなって、プレッシャーで押しつぶされてしまうから。

 

 

発酵もパンも暮らしも、「ここだけは」の軸が全て

 

 

最近は、「雑ポイント」を積極的に認めるようにしています。

 

「今日は台所、見事に散らかった。よし!」

「晩ごはん、鍋ひとつのおでんで最高!」

「発酵の瓶が冷蔵庫でぐちゃぐちゃに並んでる。賑やかでいいな」

 

そう思うようになってから、

なんかこう、毎日の暮らしが軽くなった気がしているんです。

整然と美しくなくても、

生きているにおいがする台所——悪くないと思っています。

 

 

「ここだけは」の一本があれば、あとは多少いい加減でいい

発酵食品もパンも、じつはこれと同じだと思っていて。

全部の工程を完璧にやらなきゃと思うと、

途中で嫌になって、やめてしまう。

 

でも「ここだけは大事にする」という軸が一個あれば、

あとは多少いい加減でも、ちゃんとおいしくなってくれるんです。

 

暮らしも同じ。

全部をインスタ映えする「丁寧な暮らし」にしなくていい。

自分が大切にしたいことに丁寧さを集中させる。

 

それ以外は笑い飛ばす。

「今日もまあ、こんな日だったな」と言える余白が、

暮らしを20年、30年と続けさせてくれると思っています。

 

 

天然酵母パンが教えてくれた「続く暮らし」のつくり方

 

完璧じゃなくていい。続けることのほうが大事。

これって、天然酵母パンそのものが教えてくれることと、全く同じなんですよね。

 

毎日きっちり焼かなくてもいい。

 

種を育て続けることさえしていれば、

パンは必ずそこに戻ってきてくれる。

暮らしも、同じだと思っています。

 

ある生徒さんが、こんなことを話してくれました。

「毎朝、酵母の様子を見るのが楽しみになって。

発酵って時間がかかるものだから、

その『時間をかける』こと自体が、

暮らしの中にゆったりした感覚を取り戻してくれた気がする」と。

 

その言葉を聞いた時、

「あ、そういうことが私のやりたかったことだ」と思いました。

 

私がこの山梨に移住してきた時のテーマが、

「暮らしに時間をかける」

ということだったんです。

 

 

でも正直に言うと——

田舎の生活って、とても忙しい。

全然スローライフじゃなくて。(笑)

 

私自身も、「暮らしに時間をかける」ということは、

まだまだ課題があるし、できていない部分があります。

それでも、天然酵母や発酵を通じて

その感覚を取り戻してくれる生徒さんがいる。

そのことが、とてもうれしいし、続けていく力になっています。

 

菌と暮らすということは、

昔から日本人がずっとやってきた、ごく普通のことなんですよね。

特別なことでも、意識が高いことでもなくて。

ただ、現代ではその「当たり前」が当たり前にできなくなってしまった。

当たり前のことが、現代では当たり前にできない。

 

それを取り戻していきたい——

 

そういう気持ちで、私は天然酵母パンと発酵食を伝え続けています。

 

 

一緒に学んでみませんか(基礎マスタープロコースのご案内)

天然酵母パンを本格的に学んでみたい方、

「いつか教室を開きたい」と思っている方に向けて、

基礎マスタープロコースの個別面談を受け付けています。

「自分に向いているかどうかわからない」

「まず話だけ聞いてみたい」

そんな方も、大歓迎です。

完璧な準備がなくても大丈夫です。

ぜひ一度、お話を聞きにきてください。

 

▶ 個別面談のお申込みはこちら

1対1のマンツーマンで、あなたの方向性に合わせてお話できます。

基礎マスタープロコース・個別面談のお申し込みはこちら 

 

 


今日も読んでくださってありがとうございます。

では、自分らしく、ゆるやかに。

椿留美子

 

田舎暮らしとパン作り〜ぱん蔵の暮らしを配信

 

メルマガ読者さまに毎朝限定ラジオ配信しています。登録してね!

” 森の中で暮らす ”

自家製酵母パン講師が 発酵と暮らしのことを、そっとお話🤫

 

・自家製酵母パン作りのこと

・発酵食のある暮らし

・昔ながらの暮らしに時間をかける自然な生き方

 

 便利さよりも、 心地よさ

早さよりも、 自然なリズム

=そんな自然体で暮らしたい方= へお届け!

もっと学んでみたい、と好奇心旺盛な方! ぱん蔵のメールレッスン登録してみませんか?

酵母作り7回から始まり、その後はパン作り素朴な疑問、お悩み解決のメールをお届けしています。
時にはぱん蔵の田舎暮らしのことや、ひとりごと的なコラムもあります。

登録はこちらです。
↓ ↓

しっかり自家製酵母をやってみたい、パン作りのコツを知りたいという方はこちら
ぱん蔵の無料メールレッスン(メルマガ登録)

 

 

ライン登録で \\ 豪華5大特典プレゼント中 //

①12ヶ月の酵母作り方 & ポイント動画12本
②初めての酵母作り7日間無料レッスンメール
③酵母パン作りお悩み5分で解決動画52集
④酵母で作るこねないパンレシピ5選
⑤プロがすすめるパン作りの道具12選

♢ーーーーーーーーーーーー♢

✨合計88個のプレゼント✨

♢ーーーーーーーーーーーー♢

超有料級の特大版です✨
ぜひ受け取ってくださいね。

ライン登録はこちらから https://lin.ee/6Fv4DIA

時には、気ままにぱん蔵がおしゃべりしてます^^

 

 

いろいろあってどれがいいのかわからない?!という方

全般的なお問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ^^

 

お待ちしてまーす!

天然酵母パン 作り方−ポイント、実験、裏話など
カテゴリー
自家製酵母 パン教室 – 山梨/東京の自家製天然酵母パン教室なら【ぱん蔵】
error:Content is protected !!