パンの中に何か具材が入っているお総菜パンや、クリームなどが入っているお菓子パンは
みんなの人気パンですね。
特にお子さんは大好き。
パン屋さんに言っても必ずトレーの中に入れたがるんじゃないでしょうか^^
そんなお総菜パン、お菓子パン。
今日はその中身について
天然酵母パンのフィリングを作る時の注意点
というお話をしようと思います。
目次
パンの中に入れるものは?
パンの中に入れる具材ってどんなものがあるでしょうか?
お総菜パンだと、代表的なところで
カレーパン
肉まん
ツナパン
ウインナーパン
とかですかね。菓子パンでいうと
あんぱん
クリームパン
クリームチーズ系のパン
ジャムパン
書ききれないほどパン屋さんがそれぞれ工夫して様々なパンを作っています。
皆さんがそういったパンを作る時は、その具材は買っていますか?手作りしていますか?
どちらでももちろんいいのですが、今日は手作りするときの注意点をお話します。
何を手作りする?
私の場合でいうと、手作りするもので多いのは「小豆あん」です。
ご近所のおばあちゃんが作ってくれた無農薬小豆をコトコト煮ていくのが習慣になってます。
後は、ジャムとか、クリームも作ります。
レッスンではクリームを作るところからやります。
昔働いていたパン屋さんでは個人のお店もチェーン店もみんな仕入れていましたね。大量にパンを焼くわけですから
作っていられないのが現状です。(小規模でこだわりのパン屋さんは中身も手作りでこだわって作ってらっしゃるかもしれませんね)
家庭で焼くくらいの数では手作りされている方もいらっしゃると思います。
特に手作りが多いのは「カレーパン」の時かな、と思います。
レッスンでも「昨日の残り物のカレーを使うと良いですよ」って言ってます。
作る時はこれに気を付けよう
まず、気を付けたいのは水分量です。
水分を切ること
ジャムを生地の中に入れたい時、巻き込みたい時、上にのせたい時といろいろな場合が
考えられますが、どれに使う場合でもゆるいと使いにくく上手くいきません。
自分で作る場合はゆっくり煮詰めて、市販のジャムは固めのものを選びましょう。
市販のものでもゆるいものは煮詰めておきましょう。
クリームも固めに作ります。
ツナ缶を使う時も油をよく切る。
シロップのように塗ったりかけたりする場合は別にして、全てにおいて固めにしておくと使いやすいです。
味付けは濃いめに
特に天然酵母のパンにおいてこれはとても重要です。
私が好きなお店で、とっても美味しい人気の天然酵母のパン屋さんがあるんですが、ちょっと残念なことがあります。
カレーパンの中身の味が生地に負けてしまっているんです。
中身のカレーを手作りされていて、それだけ食べるととても美味しいのですが、
何より生地がめちゃくちゃ美味しいのでバランスが難しいのです。
これは他のパンにも言えることなんです。
健康を考えて普段の味付けは薄味にされている方も多いと思います。
私もそうなんです。特にお砂糖はてんさい糖を使っているので優しい甘みになってきます。
が、天然酵母のパン生地に関して言えば、「濃い味付け」をおすすめします。
クリームパンも、ジャムなど。市販のものはもともと味は濃いのでそのままで大丈夫なものがほとんどです。
しかし自分で作って味を調整するときにはぜひ覚えていてほしいです。
天然酵母の生地の味わい
それほど、天然酵母パンの生地は小麦粉の香りが残る味わい深いしっかりした生地なのです。
噛めば噛むほど味が出る、とよくいわれますが本当にしっかりした生地に負けない中身作りを
していかないとバランスが悪くなってしまうのです。
お家でパンを焼く時、どうせなら中身も作っちゃおう!と思われる方も多いと思います。
出来上がったパンを使ってサンドウィッチにする場合も、バーガーにする場合もちょっと濃いめの
中身を用意されるといいですよ。
恐るべし「天然酵母パン」。美味しすぎて・・・ってことです(笑)
どうぞご参考になさってください。
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