ホシノ 天然 酵母 -ホシノ天然酵母を初心者におすすめする3つの理由 発酵器なしの「ゆるパン」作りのパン講師が解説します

天然酵母パン 作り方−ポイント、実験、裏話など

ぱん蔵のパンレッスンでは自分で作る
「自家製天然酵母」のレッスンと市販で売られている天然酵母で
「ホシノ天然酵母」レッスンをやっています。
ホシノ天然酵母はネットや自然食品などで手に入るので気軽に作れるものです。
今日は、その「ホシノ天然酵母」のお話です。


東京と山梨で自家製酵母パン教室主宰、
お山での田舎暮らしとパン作り、酵母生活をしている椿留美子です。

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ホシノ 天然 酵母 –ホシノ天然酵母を初心者におすすめする3つの理由 発酵器なしの「ゆるパン」作りのパン講師が解説します

このお話を動画でご覧になりたい方はこちらからどうぞ。

今日はホシノ天然酵母を特に初心者の方におすすめする理由を3つあげてみますが
そのほかにプラスαでもうひとつ、レッスンで生徒さんにお伝えしている
とっておきのお話をしてみたいと思います。

ホシノ天然酵母との出会い

私が最初に天然酵母というものに触れたのは「ホシノ天然酵母」です。
まずは天然酵母パンというものに美味しさを感じ、食べる専門でしたが
そのうちに自分でも作ってみたくなったのです。
でも、天然酵母というもの自体よくわかっていなかったので
本当に偶然の出会いだったと思います。
若い頃天然酵母でパンを習いたいなあ、と思ってもその頃は携帯電話がやっと
PHSから変わってきてちょっとずつ浸透してきていたころでした。
パソコンも家庭に1台あるかないかの時代だったので(ない家庭が多かった)
ネットで検索なんてことはまだまだできませんでした。
何かを探すときは、人づてに聞く、実際の口コミで知る、雑誌や新聞で探す。
そんなことが普通の時代です。思っていてもなかなか情報が入ってこないんです。
そんな時に偶然ホシノ天然酵母のパンの先生に出会ったのです。
ネットの情報社会じゃない時代って、リアルな偶然の出会いの積み重ねが
未来を作って行ってたんだなと改めて思います。
そこから私と天然酵母とのお付き合いが始まったのです。

ホシノ天然酵母とは

ホシノ天然酵母はお米と小麦粉、麹で作られたパン酵母です。
粉状になった状態で販売されています。
私が利用し始めた当初はまだ一般に手に入りにくくて、パンの先生から買っていました。
そのうち、自然食品のお店で見かけるようになって、ネットでも手に入るようになりました。
一般にパソコンを使ってネットで買い物する、ということは増え始めたからです。
(ガラケーが主流で、まだ今のように携帯でピッピとはいきませんでした)
気軽に手に入るようになって一気にユーザーが増えた気がします^^

そして、手に入れたらまずは種おこしからです。
その粉状の酵母菌を起こして使える状態にします。
その後、小麦粉に加えてこねていくのです。

ホシノ天然酵母は独特の香りがします。
お米や麹が使われているのでお酒のような豊潤な香りです。
出来上がったパンにも多少残りますがそんなには気になりません。
発酵臭が好きな方(天然酵母パン好きには多いです)はその香りがよくて
ホシノ天然酵母が好き、といいます。
逆に苦手、という方もいらっしゃいます。
発酵のにおいが苦手な方は敏感ですね。

出来上がったパンはもっちりと食べ応えがあって「天然酵母らしい」パンになります。
これは工夫次第でもっとずっしりと焼くこともできるし、
軽めにふわふわ感を出すこともできます。

初心者の方にホシノ天然酵母をおすすめする3つの理由

 

手に入りやすい

先ほどもいいましたが、本当に手に入りやすくなりました。
これはありがたいですね。
パン作りブームが来た、ということもあると思います。
パン製菓材料のお店も一気に増えてネット上ではもちろん、リアル店舗も次々とオープンしています。
もちろん、自然食品のお店にも必ずといっていいほどの割合で置いてあります。
それほど使う人が増えたんですね。
ほかにもいろいろな天然酵母が売られていますが、圧倒的に多いのではないでしょうか。

保存できる

2つ目のいいところは「長期にわたって保存ができる」ということです。
売られている状態の粉状のものでしたら未開封で1年となっています。
でも未開封で1年も置いておくってことはご家庭ではあまりないと思います。
開封してどのくらいもつか?が重要ですよね。
メーカー的には「早めに使ってください」としか言えないのですが、
上手に保管すれば数ヶ月は楽々もちます。
1年くらい平気って言う人もいます。(私は早めに使ってしまうのでそんなにとっておいたことはないのですが)
とにかく保存は湿気を避けてしっかり密封です。
これをやっておけばまず安心。
でも日が経つと酵母自体の力が少しずつ弱くなっていくのは確実ですので、早めに使うことにこしたことはありません。

では実際に種おこしをした後はどうなのか?

上手に保管すれば私は1ヶ月くらいは使える、と言っています。
これは保存状態によりますので、うまく扱えば、ということです。
最後はさらさらの水分になってしまいますが、案外パンによっては使えるんです^^
自家製酵母の場合は種おこしをしてしまうと使える期間が圧倒的に短いので
これは本当に便利だなあ、と思います。
初心者の方で、まだそんなに回数パンを焼かない方にはこの酵母をおすすめしています。

どんなパンにも合う香り

3つ目の良さはこの酵母の香りは日本人にとても相性がいいと思っています。
材料が、小麦粉・米・麹。
お米と麹というのは私たちに馴染みのある香りです。
酵母起こしをした時の香りは前にお酒の香り。
「いいかおりー!」
という方がとても多いです。
パンにするとシンプルなパンにはほのかに香りが残りますが、
菓子パンなど他の素材を使ったものには程よく支えてくれる感じです。
何の種類のパンにも上手に合わせてくれるので重宝します。
何よりいいのは小麦の香りを残してパン作りができることです。
天然酵母のパンの良さの一つは「小麦の香りを生かしたパン」だということだと思います。
その良さを引き出してくれる酵母だと思います。

発酵器なしのゆるパンにも合う酵母

ぱん蔵のレッスンでもやっている、ほったらかしパン作り。
発酵器に入れなくてもそのまま置いておく、という方法でゆっくりその季節に合った速度で発酵させていくやり方です。
そのゆっくりやっていく「ほったらかしのやり方」にも相性がいいです。
時間をかけて発酵させていくことによって、発酵器で短時間に発酵させるよりもうまみがアップ。
味わい深いパンになります。
酵母の香りと小麦の香りもさらにいい感じになってきます。
低温長時間発酵をお試しいただきたい酵母です。

さらなるホシノ天然酵母の魅力

さらにこの酵母のいいところは、うまみに変化をもたらしてくれるところです。
そうなんです。
このホシノ天然酵母は酵母完成後、緩やかに変化していきます。
変化していくということは、発酵食品全てに言えることなんですが
このホシノ天然酵母に関してはそれをうまく利用してパンに生かすことができます。
食パン系、ハード系のパン、菓子パンなどそれぞれの種類のパンに
その酵母の状態を生かすことができます。
おすすめはホシノ天然酵母のお菓子です。
ケーキ、クラッカー、ガレット、パイ生地など酵母の甘みを生かすことで
砂糖を控えることができて生地がとても美味しくなります。

ホシノ天然酵母を初心者におすすめする3つの理由 発酵器なしの「ゆるパン」作りのパン講師が解説します まとめ

いかがでしたでしょうか?
初心者の方におすすめの3つの理由は

①手に入りやすい
②保存できる
③どんなパンにも合う香り

天然酵母のパン作りをやってみたいな、と思ったらこの3つのポイントは
まず気軽に試してみることができるというものかなと思います。
そして、使いこなせるようになったらさらに酵母のうまみの変化に合わせて
いろいろなパンに挑戦してみるということもできます。
これも楽しみのひとつですね。

ぜひチャレンジしてみられるといいと思います。
これから天然酵母パンをやってみたい、と思われている方に、
ご参考になりましたら嬉しいです。

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