年末が近づくと、今年中にやっておきたいことと、来年から始めたいことが一度に浮かんできます。
お店には来年のカレンダーが並び、季節の行事のお知らせも次々に届きます。
私も「もう次の予定を考える時期なのか」と、
少し急かされる気持ちになることがあります。
そんな時期に、開業講座の生徒さんとスキルアップメンバーの皆さんとのビジネス勉強会で、11月から1月までの3か月の目標を考えました。
年末までの2か月で区切らず、新しい年の最初の1か月も一緒に考える。
そうすると、「今年中に終わらせること」だけでなく、
「どんなふうに来年を始めたいか」まで見えてきます。

天然酵母ぱん蔵の 椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、発酵生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室を2009年より始めました。
現在は仕事で使いたい方、深く極めたい方向けのプロ向け講座をやっています。
ラインで直接お問い合わせはこちらから
毎朝メールより音声配信をしています。
このお話を音声で聞きたい方はこちらから
3か月の目標をどう決める? 大きな夢を、今できる一歩に変える
目標を考える時間を、先に取っておく

「こうなったらいいな」のまま、日々が過ぎていく
やってみたいことはあっても、日々の仕事や家のことに追われて、考える時間を取れないことがあります。
私自身もそうです。
今回、勉強会で皆さんに目標を考えていただきましたが、実は
私の3か月の計画は、まだ十分に詰められていません。
だからこそ、「時間ができたら考えよう」ではなく、
考えるための時間を先に取ることが必要だと感じています。
ぼんやりと思っていることを、紙やノートに書いてみる。
頭の中では一つの大きなかたまりだったものが、書き出すと、
今できることと、もう少し先に考えることに分かれていきます。
年をまたぐ3か月で考える理由

年末が近いと、どうしても「今年中に」と考えがちですよね。
でも、12月の終わりまでに形にすることだけが目標ではない、とも思うんです。
1月に始めたいことがあるなら、11月と12月はその準備の時間にできます。
今すぐ完成させなくても、
必要な人に相談する
日程を決める
学ぶ時間を確保する
そんな小さな行動にも、きちんと意味があります。
大きな夢と、手元の小さな目標をつなぐ
アトリエを思い描いていた頃

私は今のアトリエを建てる前、どんな場所で、どんな時間を過ごしてもらいたいかを思い描いていました。
すぐに実現できるような、小さな計画ではありませんでしたが
それでも、大きな夢をただ遠くに置いておくのではなく、今の自分には何ができるかを考え続けてきました。
この経験から、
大きな目標と、そのための小さな目標を一緒に持つことが大切だと思っています。
「いつかアトリエを持ちたい」
だけでは、今日何をすればよいかは分かりません。
どんな場所にしたいのか。
誰と、どんなことをしたいのか。
そこを少しずつ具体的にすると、次に考えることが見えてきます。
期限を決めると、今日の行動が見える
目標を考えるとき、私は「いつまでに」を添えるようにしています。
たとえば1月に何かを始めたいなら、そのために12月までに決めること、11月のうちに調べることは何か。
時期をさかのぼってみると、大きな目標も、今月の行動につながります。
「期限」ってなんかプレッシャーを感じたり、追い込まれる…
ストレスを感じるかもしれませんね。
でも、何から手をつければよいか分からないときに、順番を見つける手がかりになります。
予定どおりに進まなければ、見直してもいいんです!
まずは、今日できる一つを見つけるために決めてみてください。
予定を早めに決めると、準備の時間が生まれる

私が発酵クラスの年間スケジュールを早めにお知らせするようになったのも、予定を具体的にすることの一つです。
生徒さんも「早めに分かると嬉しい」とお話しされていました。
仕事や家庭の予定をやりくりして参加してくださる方にとって、先の予定が見えることは大切なんですね。
私自身も、日程が決まると、各クラスの準備にどれくらい時間を使えるか考えられます。
大きな夢を描くことと、カレンダーに日付を入れることは、離れた話のようでつながっています。
パン教室を始めたい方なら、まず開催したい時期を決め、そこから試作や案内の準備を考えることもできます。
その時期が今は決められないなら、「今月は試作する時間を取る」という小さな目標でもいいと思います ^ ^
考えた目標を、仲間に話してみる

言葉にすると、自分の考えもはっきりする
勉強会では、一人で目標を考えるだけでなく、メンバー同士で話す時間も大切にしています。
考えを誰かに伝えようとすると、
「自分は何をしたいのか」
「なぜそれをしたいのか」
を、もう一度言葉にすることになります。
私にとって、目標を人に話すことは、少し緊張することでもあります。
でも、その緊張があるから、次に何をするかを自分でも意識できます。
相手から質問や意見をもらって、考えが深まることもあります。
話す相手も大切にする

目標は、誰に話すかによって返ってくる言葉も変わります。
同じように教室や仕事に取り組んでいる仲間には、伝わる悩みや、返してもらえる意見があります。
私が開業講座やスキルアップメンバーの場で、互いに話し、意見を交わす時間を大切にしているのはそのためです。
一人でも、安心して話せる相手がいれば十分です。
「考えたことを言葉にする」という次の一歩を、ぜひ試してみてください。
まずは、1月までにやりたいことを一つ

目標という言葉を聞くと、大きな成果を出さなければいけないように感じるかもしれません。
でも、今すぐ成果が出なくても、準備を一つ進めることも目標です。
1月までにやってみたいことを一つ書く。
そのために、いつ何をするかを一つ決める。
そして、話せる仲間がいれば、言葉にしてみる。
私も自分の3か月を、もう少し丁寧に考えたいと思っています。
忙しい時期だからこそ、少し立ち止まって、
これからの時間をどう使いたいか考えてみませんか。





