パン&開業講座の卒業生さんから届く嬉しい報告と、
30年前の舞台女優時代に教わった
「お客様が喜ぶことが一番大事」
という原点のお話です。

天然酵母ぱん蔵の 椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、発酵生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室を2009年より始めました。
現在は仕事で使いたい方、深く極めたい方向けのプロ向け講座をやっています。
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お客様が喜べば、それが正解——開業講座の生徒さんが教えてくれたビジネスの本質
最近、開業講座の生徒さん・卒業生さんから、嬉しい報告をいただいています。
自分のお店を持っていたり、マルシェで販売をされていたり、通信販売をされていたり。
いろいろな形でご自分のお仕事をされている生徒さんたちから、
お客様にとても喜んでもらえるパンができています
という報告を、最近よくいただくんです。
開業講座生から届く、嬉しい報告
「実は私も小麦の方が好きだった」——米粉パン卒業生の変化

先日、米粉パンのお話をさせていただいたと思うんですが、そのお話でちょうど、生徒さんからこんな報告をいただきました。
「実は私も、小麦の方が美味しいと思っていました。でも講座で習ったパンがとっても上手に焼けて、小麦のパンよりも美味しくできた自信作です」
そして、マルシェでも売れましたというお話でした。
本当に嬉しかったですね!
お客さんがどんなパンを求めているのか。
それに叶うパンができたということが、やっぱり一番嬉しいなと思います。
自分のお店、マルシェ、通信販売——それぞれの形で

自分のお店を持っている方、
マルシェで販売されている方、
通信販売をされている方。
生徒さんたちは、それぞれ自分に合った形で、お仕事を続けています。
そうした皆さんから届く
「お客様に喜んでもらえている」
という報告が、私にとって何よりの励みになっています。
「喜んでもらえている」の見極めは、実は難しい

ここで、少し誤解していただきたくないことがあります。
たとえ自分で納得のできないパンであっても、それがお客さんに喜んでいただけるパンができているのであれば、それでオッケー。
今日は、そんな話をさせていただこうと思っているのですが、逆のパターンもあるんです。
自分ではうまくできたんじゃないかなと思っていても、あるいは自信がないなと思っていても、お客さんが
「美味しいよ」
「うまくできてるよ」
と言ってくださっていても、それが本当かどうかというところも、実はあります。
例えば、長年のファンの方や優しいお客さんだと、応援の気持ちも込めて
「美味しいよ」
と言ってくださる場合もあります。
なので、それが本当にお客さんが気に入ってくださっているのかというと、また別の問題でもあるんですね。
その見極めは、非常に繊細で難しい面もあります。
私がそこの間に入って、本当に喜んでくださるパンができているのかを判断させていただく場合もあります。
本当に喜ばれているのに、自信が持てない人へ
でも今日お伝えしたいのは、その話ではありません。
本当にいいパン、すごく美味しい、素晴らしいパンができているにもかかわらず、自分がそれに対して納得がいかなかったり、自信が持てなかったりすることがあります。
お客さんが本当に喜んでくださっているのに、自分の自信がない。
そういうパターンも、確実にあるんですよね。
今日は、そこに向けてお話をさせていただこうと思います。
たとえ自分が納得できないものであっても、
お客さんがオッケーを出してくれるのであれば、それは大満足でいいんじゃないか。
私はそう思っています。

30年前、舞台女優時代に教わったこと
不出来だと落ち込んだ、卒業公演の夜
私がそう思うようになった、最初の経験があります。
これは、およそ30年前のことです。
お芝居を始めたばかりの頃、劇団の養成所のようなところに入っていました。
そこには、必ず卒業公演というものがあります。
その公演で、私はとても不出来だったと思っていて、本番が終わってから、事務所にこもってずっと落ち込んでいました。
座長に引っ張り出された、お客様への挨拶
そうしたら、劇団の座長が私を引っ張ってきて、
「お客様に挨拶をしなさい」
と怒られたんです。
卒業公演では、受付のところにメンバーがずらっと並んで、お帰りになるお客様に「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、感想もいただくという習わしがありました。
でも私は、そこに出ていけなくて、もうどうしても出られなくて、引っ込んでいたんです。
そこへ座長が、お客様がとても良かったと言いたくて待ってくださっている、という話をしてくれました。
出なさい、と言われて。
正直、恥ずかしくて、表に出たくなかったんです。
でも、そうじゃない。
自分が不出来だったとしても、お客様が喜んでくださるのが一番大事なこと。
自分の気持ちなんかどうだっていい。
とにかくお客様にご挨拶しなさい。
そう言われて、怒られて、その時、そう教わりました。
「お客様が喜ぶこと」がビジネスの本質

これが、ビジネスにもつながっているなと、よく思い返します。
たとえ自分が満足いかないものであったとしても
それがやりたくないことであったとしても
お客様が自分のやることによって喜んでくれるのであれば、それが仕事にするということなのかなと思うことがあります。
ビジネスというのは、人の役に立つこと
お客様が喜んでくださることをやっていく。
貢献できる、ありがとうと言ってもらえる、感謝してもらえる。
その人にとって役に立てるようなことをやっていく。
これが、究極のビジネスのあり方、仕事のあり方なんじゃないかなと思うんです。
3年前のビジネスあり方勉強会、もう一度形にしたい

この気づきを、もっとちゃんとお伝えしたくて。
このお話は、実は3年ほど前に、一度「勉強会」という形でやったことがあります。
受講生さんだけでなく、卒業生さんや一般の方にもお知らせをして、ビジネスのあり方についての勉強会をやらせていただいたことがありました。
この内容は、本当に大事なことだなと思っていて、もう一度リニューアルして、皆さんにお伝えしたい。
仕事にするってどういうことなのか、どういう考え方で、どういうふうに回していけばいいのか。
受講生さんや卒業生さんだけでなく、まだご縁のない、このラジオやメルマガを読んでくださっている方にも向けて、勉強会をやってみようかなと思っています。
このような勉強会を不定期にやっています。
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まとめ——お客様が喜べば、それが正解
今日は、開業講座の生徒さんの嬉しい報告と、30年前、舞台女優時代に座長から教わったことをお話ししました。
自分が納得できるかどうかということよりも、お客様が喜んでくれるかどうか。
そこが、ビジネスの本質なんじゃないかと思っています。
皆さんの暮らしや仕事の、少しでもヒントになれば嬉しいです。





