いつもオンラインのみの酒種の米粉パンレッスンを、
講座生のリクエストで初めて対面開催。
対面で受講する時に気付きたい本当の「よさ」。
これを知るだけで数段【対面の価値】が上がります。

天然酵母ぱん蔵の 椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、発酵生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室を2009年より始めました。
現在は仕事で使いたい方、深く極めたい方向けのプロ向け講座をやっています。
ラインで直接お問い合わせはこちらから
毎朝メールより音声配信をしています。
このお話を音声で聞きたい方はこちらから
初めての対面レッスン——自家製酵母の米粉パンで「本当に美味しいパンが作れた」と言ってもらえた日
昨日、発酵講座のプロ養成講座生さんたちの、米粉パンレッスンがありました。
自家製酵母の酒種で作る米粉パン。
このレッスン、実はいつもはオンラインでしかやっていません。
それが今回、「対面でやってほしい」というリクエストをいただいて、
初めて対面レッスンを行いました。
米粉パンレッスン、初めての対面開催

プロ養成講座生さんには、特別枠のメンバーさんが6名いらっしゃいます。
小麦のパンの卒業生さんだけが受けられる、特別なレッスンとして置いてあるものなんですが、これが発酵自然食プロ養成講座のカリキュラムにも、1回だけ入っています。
米粉パンのレッスンって、私はいつもオンラインのみなんです。
小麦のパンは、対面プロ基礎マスターコースという個別レッスンで、対面をやらせていただいている枠があるんですが、米粉パンは今まで、対面の枠を作っていませんでした。
それが今回熱いリクエストがあり(!)初めて対面でやってみました。
対面で参加してくださったのは3名。
オンラインでつないでくださったのが2名。
欠席の方もいらっしゃいましたが、対面とオンラインの同時進行でやりました。
ズームでつないで、手元カメラとパソコンの画面で、オンラインの方にも手元がよく見ていただけるようにしています。
米粉のパンを作るのが初めてという方もいらっしゃったので、ちょっとどうなるかなとドキドキだったんですが、なかなかスムーズにできました。
対面だからこそ伝わったもの

レッスンをやってみて、改めて感じたことがあります。
対面、やっぱりいいですね。
特に初めての方は、生地を触ってもらうということがすごくいいなと思いました。
ズームで寄せてみると、手元も生地の様子も見ていただけるんですが、やっぱり直に触ってもらって、私の生地はこうなってるよというのを直に見てもらう。
そして私が生徒さんの生地にも触らせてもらう。
一人ずつ、生地の様子を見て、少し手を入れさせてもらいました。
これは、対面ならではの良さだなと思います。
そしてもうひとつ、対面の一番の良さだと感じたのが「雑談」でした。
対面で一緒にいると、雑談ができるんです。
雑談というと、あまり良くない言葉に聞こえるかもしれませんが、この何気ないお話の中に、なるほどという気づきがたくさんあります。
ズームだと、どうしても改まってしまって、自分の発言にスポットが当たるので、このざわざわした空気感がなかなか生まれません。
でもそのざわざわ感の中で、いい質問が出てきたり、実例が出てきたり、そこにツッコミが入ったり。
そういうやりとりの中に、気づきが生まれる。
これが、対面の一番の良さなのかなと感じています。
焼き上がったパンを、一緒に食べる楽しさ

もうひとつ、対面ならではの楽しさがありました。
出来上がったパンを、みんなで一緒に食べるということです。
焼きたてを、その場でみんなで囲んで食べる。
オンラインだと、それぞれのお家で自分の焼いたパンを食べることになりますが、対面だと、みんなが焼いたパンを少しずつ味わうことができます。
もちろん、私が焼いたパンも食べてもらえます。
その瞬間をみんなで共有できるのが、いいなと思いました。
自分のペースで、自分の環境で作れるオンラインには、オンラインの魅力があります。
対面には、対面の魅力がある。
改めて、そのことに気づかせてもらいました。
米粉の違いが生んだ、思いがけないハプニング

今回、対面の方には、それぞれ自分の米粉を持ってきていただきました。
米粉は種類によって水分量が変わるので、同じレシピでも仕上がりの様子が全然違ってきます。
私が作っている生地と、他の方が作っている生地は、少しずつ違う。
その中で、ある方の生地がうまくまとまらなかったんです。
別の米粉でもう一度作り直していただいたんですが、最初にまとまらなかったポソポソの生地、捨てるのはもったいないよね・・・ということになって、私が水分量を足してまとめてみました。
そして、この生地をピザにしてみようと、その場で思いつくままに作ってみたんです。
これがもう、めちゃくちゃ美味しくて!!
みんなに大好評でした。
「捨てなくてよかったね」
「こんなに美味しい米粉のピザ、初めて食べた」
もちもちの生地に、みんな驚いていました。
対面ならではのハプニングが、思いがけないいいものになった、そんな出来事でした。
「本当に美味しい」と言ってもらえた日

今回、特に嬉しかったことがあります。
参加してくださった方の中に、今まで米粉パンを食べても、あまり美味しく感じられなかったという方がいらっしゃいました。
その方が、今回、本当に美味しいと言ってくださったんです。
翌日は硬くなりやすいので、こうやって食べてねというお話をしたら、
「これなら家族も喜んでくれる」
とも言っていただけました。
米粉パンは、自家製酵母100%だと不安定になりやすいイメージがあって、ドライイーストを加える方も多いです。
でも私の場合は、今回も酒種100%で作りました。
ドライイーストを使いたくない方、自家製酵母100%でやってみたい方にも、喜んでいただけるパンになっていると思います。
米粉パンの世界のちょっとしたあるある
実は、米粉パンの世界には、ちょっとしたあるあるがあります。
米粉パンだけを作っている方も、小麦のパンを知っている方は、本当は小麦のパンが美味しいよねと、ほぼ100%言うんです笑
米粉パンの先生でさえ、こっそりそう言ったりします。
小麦は、それだけ美味しいということなんですよね。
でも今回、米粉パンが、小麦のパンに対等に渡り合えるくらいの美味しさになった。
そのことを、実際に味わって感じていただけたのが、今回のレッスンの一番の収穫だったなと思います。
まとめ——対面とオンライン、それぞれの良さ

対面3名、オンライン2名で、初めての同時進行レッスン。
生地を触ってもらったり
直に見てもらったり
そして焼き上がったパンをみんなで一緒に食べる。
雑談から生まれる気づきや、米粉の違いから生まれた思いがけないピザのハプニングもありました。
オンラインには、オンラインの良さがあります。
でも今回、対面の良さというものを、改めて感じさせてもらいました。
そして何より、
「今まで食べたものは美味しいと思えなかったけど、本当に美味しいパンが作れて良かった」
と言ってもらえたことが、私自身、とても嬉しかったです。
米粉パンについてそのほかの記事はこちら
天然酵母 米粉 パン – 自家製酵母講師が考える グルテンフリーパンが天然酵母で上手に焼けるポイント最新情報
米粉 パン 膨らま ない – 自家製酵母とドライイーストの膨らみの違いを解説
フルーツ酵母×酒種で驚くほど美味しく!香り豊かなグルテンフリー米粉パンの秘密





