とうもろこしをたくさん届けたい~農家さんの思い

動画配信−自家製酵母 作り方、パン作り、オンラインパン教室(わくわくプロジェクト)

 
ぱん蔵が4月から始めた
 
【田舎暮らしと手作りパン わくわくプロジェクト】
 
5月はどんなことをしたの?という記事にも書きましたが、その中のプロジェクトで「わくわくマーケット」というのをやっています。
登録メンバー向けの企画で、たまーにぱん蔵のパンの販売をやったり、
旬の無農薬(または減農薬)野菜を低価格でみなさんにご提供。
 
今は山梨の市川三郷町特産の「甘々娘(かんかんむすめ)」というトウモロコシのセットの受付募集中です。


このとうもろこし、最高値が1本300円以上もする時がある高級品です。
とにかく甘い!!糖度はメロンほどもあると言われています。
山梨に住んでいても、田舎に住んでいても縁がないとなかなか食べられないとうもろこしなんです。
(他の品種はいろいろ安いものがありますよ)
 
毎年収穫祭を行うということですが、すごい賑わいだそうです!(ぱん蔵は行ったことがありません、噂を毎年聞きます)
その甘々娘(かんかんむすめ)のたーくさん入った箱詰めを低価格でメンバーに販売してくださる
ということで私も驚きです。
しかも何種類か野菜や桃を詰め合わせたセットも作ってくださるそうです。
 
こちらは前回の春野菜の詰め合わせ ↓

 
今回のとうもろこし、なんでそんなにたくさん詰めて低価格で提供してくれるんでしょう?
農家のお母さんには思いがありました。
 
たくさんの人にこんなに美味しいトウモロコシをたくさん食べてほしい
 
以前ホームセンターに行った時、そこの若い女性の店員さんにはね出しの小さめの甘々娘をあげたそうです。
そうしたら次に行った時に、
 
「トウモロコシを1本丸ごと食べたのは初めてだった、しかも甘々娘を食べられた!」
 

 
と、ものすごく感激していたそうなんですね。
お母さんにとっては「えー!!!」じゃないですか。
 
「あんな小さいものでこんなに感激するなんて???」
小さいころから時期になるとわんさかトウモロコシを食べて、ひとり1本は当たり前。数本食べる家庭で育った方には驚きです。
「みんな1本食べないの???」
 
そういえば私も東京に住んでいた時は有機野菜セットの宅配を頼んでいました。
旬の野菜の詰め合わせで、何が入っているかわからないお楽しみセットです。
その時にトウモロコシが1~2本入ってることがあるのですが、家族で1本を3つや4つに切って分け合って食べていましたね。
1本を食べることは贅沢な感覚でした。
 
「トウモロコシ狩りにでも行かない限り、ふつうは1本を家族で切って食べますよ~、特に都会は!」
と訴えましたよ^^;
 
それを聞いてお母さんはますますびっくりしていたようですが、そのホームセンターの女性店員さんのこともあって
ひとり1本食べられないなんて信じられない、たくさんの人に
ひとりまるまる1本とうもろこしを食べてほしい
と思っているんですね。
直接買いに来るお客さんもいらっしゃいますが、おまけのお土産も半端ないですし、サービス精神旺盛ですごいです。
 

↑ 甘々娘はこんな風に薄い黄色と白が混ざったトウモロコシです。
 
そんな思いを詰めて、今回はこのセットをぜひお届けしたいと思ったのです。
私もシーズンの終わりにはね出しを分けていただきパンを作るのが楽しみです。
もちろんそのまま食べても美味しいのですが、パンにしても甘みがあって最高です。
 

もろこし蒸しパン
 
 

やわらかコーンブレッド
 
 
 
興味のある方はのぞいてみてください  *^^*
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田舎生活とパン作り~発酵生活マガジン

 

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