草木染め – 草木染めの体験、ブータンってどんな国?藍染めとブータンのお話会に参加してきました

田舎暮らし

 
ぱん蔵のわくわくイベントでは時間をかけてまったり楽しむ
「手仕事」をやることがあります。
 
山梨では草木染めをやっている方も多くて、フリーマーケットのような
イベントにも数多く出店されています。
藍染め、玉ねぎ染め、びわの葉、茜・・・などなど
以前もよもぎとびわの葉での染めを体験させてもらったことがあります。
その時の記事はこちら
ゆっくり過ごそう、草木染めの日
 
今回は山梨に移住されてきている方で、ブータンで「染め物」や「クラフト」などを
子供たちに教えていた方が、「藍染めのワークショップとブータンのお話」をされると
いうので参加してきました!
 


藍の生葉染めとブータンのお話会


 
ブータンって「世界一幸せの国」と言われて有名ですよね。
経済というよりも、暮らしの幸福度指数が高いということで知られています。
どこがしあわせかって?
聞いた話によると、あんまりデジタル化されていない、古き良き日本を思い出すと聞いたことがあります。
つまり、自給自足に近い生活で、手仕事をして生活しているイメージです。
昨年ブータンの王様が来日して話題になっていましたね。
そんなふうになんだか文明化してなくても幸せそうなブータン。
そんなブータンで染めを教えてらしたんですって!
 
講師は鈴木ひろこさん。
日本に戻ってこの八ヶ岳に移住されることになって、この地で藍の葉を育てているそうです。
その貴重な生葉を使って今日は染めを体験させていただきました。

 
ひとつひとつ丁寧に教えてくださいます。
 

 
今回は藍の染め液は作っておいてくださったのですが、濃く染まるものと薄めに染まるものと
2つあって好みで選んでいきました。
同じ藍でも液体の作り方や、染め時間などのやり方の違いで出来上がりが変わってくるのが
とてもおもしろく感じました。
 
みんな思い思いの模様を付けて染めていきます。
ビー玉をつかったり、輪ゴム、割り箸・・・などどれひとつ同じ模様にはなりません。
その時の直感でどんどん作っていきます。
 
私もできました!
これは藍の葉っぱをトントン打ち付けて色を出したもの(葉っぱの形)と
輪ゴムでくくりつけて模様を付けたものです。

 
こんな水玉模様も可愛いですね。
これは洗濯バサミで模様を付けていましたよ!

 
みんなで、お喋りしながら楽しくどんどん染めていきました。
用意してくださった布を染めたり、自分で持ってきたものを染めたり
思い思いの染め方で、模様を付けていきました。
 
ひらひら舞う手拭いたち。

 
染めがひと段落したらお話会です。
ブータンってどんなところなんだろう・・・?
みんな興味津々なんです。
先生はスライドを使って説明してくださいました。

ブータンの暮らし

ブータン人はデジタル好き?!

ブータンの暮らしは、なんとイメージと全然違っていました!!
現代文明があまり入っていないイメージだったんですが、デジタル化してみんなスマホ大好き。
みーんな持っているって言ってました(驚)
そして、みんな海外のものや新しいものを取り入れたいんですね。
その土地の豊かさや資源を使って何かやろうとしてもあまり響かないみたいです。
 

ブータン人は家族大好き

では、いろいろ機械化されていて、手仕事なんかは全くしないかってそんなことはありません。
織物もするし、もの作りは勤勉にするそうです。
それはなんのためか?仕事として?お金を稼ぐために?
いえいえ、そうじゃありません。
働くのはみんな家族のためだそうです。
まあ、お金を稼ぐのも家族のためと言えばそうなんですが、方向性が違うんですね。
家族のために着るものを織り便利に過ごすためにものを作る。
経済のためじゃないんですね。
それが幸せだと考えられているようです。
そこが経済大国と違うとこだなあと感じました。
 

鎖国状態は続く?!

1971年に国連に加盟して鎖国政策は終わりました。
今は鎖国状態というわけではありませんが、自分たちのことは自分たちで、っていう意識は強いようです。
このところハンバンガーショップがとても増えたそうなんです。
マクドナルド?とか思いますが、そういったものじゃないんです。
なにしろ外資系企業が全く入っていない国だそうで、自分たちで商売もやっている。
自分たちでお店を出しているそうです。個人店です。
個人店のハンバーガーショップがとても増えているんです!
その人たちは海外に行ってハンバーガーの修行をしてきて店を開くそうです。
すごいですね!海外のお店が入っていないから人気の出そうなお店は自分たちで起業する。
コンビニみたいなお店もあるそうですが、セブンイレブンならぬ、エイトイレブンだそうな(笑)
 

 

ローンが平気?!

ブータンは敬虔なる仏教の国です。チベット仏教だそうです。
仏教の教えには忠実で、基本殺生はいけない。
仏教の行事などにも積極的で結構お金もかけるそうです。
意外だったのはみんな借金が平気だということ。
普通はお金を借りるって、責任が伴うので緊張したりためらったりますよね。
それが全然ないんだそうです!
特に仏教関係の支出では気軽にローンを組むらしいです。
国民性の違いなんでしょうか、この辺は面白いです。
 

日本人と顔が似ている

現地のスライドを見せていただいたんですが、日本人ととっても顔が似ているんです。
鈴木先生も「どこかで見たことのあるような顔がいっぱいあるでしょ」
とおっしゃっていました。確かに!
なんか知り合いに似ているような顔が・・・
それほど、お顔が似ていました。
なんだか私たちが親しみを感じるのはそういうことなんですかね^^
 
 
 

ブータンの革命


そしておもしろいのが、ブータンの革命です。
ブータンは昔から王政で王様がいて国を統制していたのですが、
ほんの15年ほど前の総選挙で王政をやめて民主化しているんです。
革命って普通は庶民が一致団結して王政を倒すじゃないですか。
でもブータンは違うんです。
王様が政権を庶民に渡したいと言って、周りから猛反対にあったそうです。
じゃあ、政権を返さなくてもいいんじゃないの?と思ってしまいますが、
王はそれでは民衆のためにならないと判断したんですね。
とにかく人望が厚くて、とっても人格者の方だったようです。(今の王様は代がかわりその息子さんです)
総選挙が2005年ですから本当に出来立てほやほやの政権ですね。
 
この革命のお話は、どのブータン人も誇らしげに長々とお話ししてくれるそうですよ!
(話が長い!っておっしゃってました・笑)
それほど、自分の国の政治に誇りを持っているんですね。
 
 

ブータンに出かけるのは高級旅行


先ほど外資系企業は入っていないと言いましたが、海外からくる人を受け付けていないわけではありません。
実際に鈴木ひろこ先生もブータンで働いていらしたわけだし。
旅行もできます。
日本からのパック旅行もあるみたいです。
でも他の国に比べて高額なんだそうです。
それは公定料金というものがあって、オフシーズンでも滞在1日につき20000円ほど払わなくてはいけません。
それに宿泊費、食費なども含まれているそうですが、航空券代金、観光税、ビザ料金は別なので
結構な金額がかかるそうです。
そして、必ず現地の旅行会社を通さなければいけないのだそうです。
それでも旅行者に対しては寛大で、現地で働く外国人には厳しいそうです。
まず、自由にいきたいところにいけない。
観光客はOKなのに、です。
長期間滞在する人に厳しいということです。かつて、宗教の布教活動をされたりなどいろいろ問題があったようです。
ですので、仕事でいろいろな地方を回って行かなくてはいけない時でも
いちいち許可が必要でビザがいるんだそうです。
国内でビザが必要って大変ですよね。
 

 

ブータンの子供達


ブータンでは染色の他にクラフト(工作)も教えていたそうです。
興味深かったのは「ハサミ」です。
ハサミを使う習慣がないので、紙を曲線に切るということがないんですね。
それを使っていろいろなものを仕上げていくと大喜びだったそうです。
 
あと、色です。
ブータンは色彩が乏しくて鮮やかないろんな色を使った教材がない。
先生は日本からいろんなパンフレット(結婚式の引き出物とかの)を持っていって
見せて授業に使っていたそうです。
自然が豊かなので、自然に触れることによって植物や昆虫、動物などの色に囲まれているんでしょうね。
そんな環境なんですね。
 
 

世界にはいろいろな事情と幸せがある


こんなふうに聞いていると、その国のそれぞれの幸せが昔から存在しているんだなあと感じます。
日本には日本の幸せのあり方、ブータンにはブータンの幸せのあり方。
それが、世界中を行き来できるようになって変化しているのは確かです。
その現在の幸せをどう感じて受け止めて、次世代に繋げていくかってことですね。
いいものは自覚して守らなければいけないものもある。
他所から入ってきたものも、自分たちの環境でベストな形に置き換えて残して行けるかもしれません。
 
ブータンのお話を聞いて、私たちの幸せについても考えるいい時間になりました。
屈託のないブータンの子供たちの笑顔がずっと続きますように、と思わずにいられません。
そしてもちろん日本も、世界中のたくさんの子供たちも同じように幸せを感じられる
ようにしていかなくては、とちょっとスケールの大きいことを思ってしまいました。
 
まずは、自分の周りで小さな幸せな時間を作りたいと思います。
今日も読んでいただいてありがとうございました。
 
 

楽しいこと一緒にしませんか!いろんな情報も共有しましょう。
【発酵生活マガジン〜田舎生活とパン作り わくわくプロジェクト】月1100円(税込)
発酵生活webマガジンの配信と、オンラインレッスンわくわくプロジェクトあり♡
興味のある方はのぞいてみてください。
カラダイイことやっていきましょう〜^^
 
興味のある方はこちら ↓
発酵生活マガジン~田舎生活とパン作り」

 
こちらからどうぞ

 

ラインを登録するとぱん蔵のレッスンやイベント情報がいち早くGETできます。
時には、気ままにぱん蔵がおしゃべりしてます^^
1:1のトークもできますのでお問合せもお気軽にどうぞ。

登録はこちらから https://lin.ee/6Fv4DIA

 
お待ちしてまーす!!

 
 
 
 
 

error: Content is protected !!