富士川町に移住するまで杵でつく餅を当たり前に食べられるなんて思いもしませんでした。
周りには一般家庭でも臼(うす)と杵を持っているところが結構ある!
「うちも父が餅をつきます」
と普通に言っているのにびっくり。
すごいなあ!!
そして暮れになると「お餅つきやるんで来ませんか?」と方々で誘われるんですよ。
近年は隣の町のいつもお世話になっている農家さんのところに参加させていただいています。
今年のお餅もそこでついたものです。
年末に行ってきました!
今や家庭で餅つき機が普及していますが、杵でついたお餅とどう違うでしょうか。
杵でつく場合、もち米をまず蒸かします。
やわらかくなったもち米を臼に移して突いていくわけですが、
その時の熱々の米を押していく作業がポイントです。
ここでのんびりしていたら米がどんどん冷えていくのでツブツブが残ってしまいます。
熱いうちに力を込めて押していきます。
そして餅を返しながら大きくついていきます。
機械は最初からグルグルとついていくので滑らかですが、
杵つきの場合はこの手作業によってコシが違います。
たまにツブツブも残っていたりして、それも美味しいです^^
もっちりしたボリュームのある食感
ここが贅沢なお餅感が味わえる醍醐味ではないでしょうか?
そして3種類のお餅を作ります。
白餅
きび餅
豆餅
この豆餅というのがまた初めての体験でした。
うちの田舎(岡山)では豆餅というと黒豆が入っている塩味のお餅なのですが、山梨の豆餅は甘いんです!
そして何種類もの材料を入れます。
大豆、黒大豆、ピーナッツ、クルミ、アーモンド、青のり、柚子
すごいですね(@@)~~
ほんと、そんなに入れるの??!!とびっくりでした。
でもとっても美味しいんです。お正月のおやつです♡
お昼は突きたてのお餅をからみ餅にしていただきます。
数種類のごま、大根おろし、あんこ・・・
お日様の下でこんな贅沢な時間。
杵でつくお餅は朝早くから薪を燃すところから始まり時間のかかる作業です。
機械でやってしまえば早いのに、わざわざ手間と時間のかかることをやる!それも年末の忙しい時に。
いろいろな面でだんだんコンビニ化していっているのは確かですが、それでもこうやって伝統行事が残っているのは嬉しいしホッとします。
絶えることなく残していくのは、私たちってことですね。
こうやって新しい年を迎える。
1年の終わりにありがたい限りです。今年も頑張ったご褒美とでもいいますか。
ありがとうございます。
今年も頑張ります^^
ぱん蔵の
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