みんなで作るおせちには故郷の味がする

田舎暮らし

昨年末の振り返りをしています。
山梨に引っ越してきて、毎年何人かでおせちを作るのが恒例になってきました。
最初のきっかけはなんだったかな?
うちはいつも田舎(岡山)に帰っていたのでおせちを作らなかったんですね。
でもいろいろと用事ができてきて帰れなくなった時「おせちを作ろうかな・・・」というタイミングに合ったので
やったー!という感じでした。
だいたい3~4人のメンバーで1人の人のうちに集まって作ります。

担当が決まっていて、黒豆を作る人、田作り、お煮しめなどなど。
私は毎年、なます、たたきごぼう、田作りです。
なますは柚子の果汁を使って作ります。ゆずの里にいる私が持っていきます。
中をくりぬいてお皿代わりにして使います。

それぞれ自己申告で「これつくるー!」と提案します。
1人は福島出身で郷土料理が登場。
知らないメニューで毎年作ってくれるのは
イカ人参
浸し豆(青大豆と数の子を和えたもの)
福島では当たり前に作るそうですが、私は知らなかったです。
そして美味しくってお気に入りです^^

もう1人は甲府出身で恒例の担当は
伊達巻
チャーシュー
きんとん(栗とサツマイモ)

伊達巻って作れるんだ~、とびっくり。買うもんだと思ってましたから。
でも市販のものは甘くてあんまり好きではありませんでした。
でも作ったらとっても美味しいんです!

そしてこれまた山梨に来て初めて知ったのは
干し柿ロール(←正式な名前はわかりません、私が勝手につけました)

ころ柿が有名な山梨ならではの1品ではないでしょうか!
干し柿の中に柚子の皮のすり下ろしたもの、チーズ、バターなどを入れて巻き込みます。
そうしてスライスするとこんな感じになります。
干し柿だけ食べるのが苦手な人も食べやすくなります。

たぶんこの地は干し柿王国で冬になると干し柿が出まわりうちの中でもあっちこっちに転がっているくらいなんでしょう。
↓ ↓ だってこんななんですもん!!

時期になるとこのような景色がいろんなところで見られます。
地元の人は食べ飽きちゃいますよね。
そういう時にちょっと変わった感じで食べられていたのかなと思います。
干し柿の天ぷらもするそうですよ!←これは食べたことないですが^^;

いろんな出身地でいろんな伝統おせちがあるんですね。
私が作るたたきごぼう、田作りも祖母が作っていたものです。
母も作っていましたが、同居していた祖母の担当だったのかこれは作っていましたね。
うちの田舎は特に変わったメニューはなかったですが、子供のころの記憶って焼き付いているんだなー、と思います。

大晦日に台所で黙々とつくるイメージのおせち料理。
最近は買う人も増えていますね。
私の母親も年を取ってからここ数年は作らずに買っていますしね。

それが、何人か集まっておしゃべりしながら、数品だけ作る。
あとはみんなの作ったものを合体させてお重に詰めていく。
ああ、ラクチンで楽しい♬

↓ ちょっと休憩タイムだけど、、休憩が長い^^;

発酵クラスでやっている発酵食・伝統食も手間がかかって大変なものがありますが、
やっぱりみんなでわいわいやっているとあっという間で、ラクチンで楽しいです。
1人で黙々とやって疲れるよりもゆる~く、らく~にやりたい、でも美味しく安心なものがいい!
という欲張りな悩みをかなえられるクラスだなと改めて思った次第です^^

 

 

コメント

error:Content is protected !!