田舎暮らしの今昔、肉や卵は食べなかった 今の私たちは60年前の身体とは違う

田舎暮らし

 
農作業を手伝いながら、昔のお話をよく聞きます。
もともと農作業もやりたいことの一つで田舎に移住してきました。
いろいろな事情で借りていた畑は、今は返却して農家さんのところにお手伝いに行っています。
その時に、農家のお母さんから昔話をお聞きします。
お母さんの小さいころのお話です。
今、70才なので約60年ほど前の話になると思います。
先日聞いた話が、この前のzoomお話会の時に聞いたお話ととてもマッチングするので
今日はそのことをお話しようと思います。
 


昔は田舎では肉や卵は食べなかった 今の私たちは60年前の身体とは違う


 
先月のzoomお話会、わくわくプロジェクト
「食で守ろう家族のいのち」〜新型コロナウイルス第二波に備えて〜
ここで、橋本宙八氏がお話してくださった中に
「私たちの身体はもう60年前とは違ってきている」
ということをお話しされていました。
そのことをお母さんの話を聞いて納得したんです。
今日はそういったお話です。

昔の田舎は貧乏にも階級があった


お母さんは山梨の田舎に生まれて、今は実家のそばで暮らしています。
一時、ご主人のお仕事の都合で東京で暮らしていたのですが、また40代で戻ってきて
農業を始めたんだそうです。(今はご主人と田舎暮らし)
40代から農業を始めるってすごいことですね。
小さい頃からお家が農業をやっていたのでお手伝いはされていたそうです。
特にぶどうをたくさん作っていて、田んぼや畑も広くやっていたみたいです。
その小さい頃、
「うちも貧乏だったけど、貧乏にも階級があってもっと貧しい家があったんだよ」
とおっしゃってました。
それは、その日の食べるものも困っているという家庭です。
「うちは農家だったし、まだ食べるものはあったけど食べ物がない家もたくさんあった」
 
 

鶏を潰す日


週一回は鶏肉を食べられる日だったそうです。
 

 
その時代はめったに肉も卵を食べられなかったそうですが、お母さん(これから少女と呼びます)
のところは鶏をたくさん飼って(養鶏もやっていた)卵を売っていたくらいだったので、
他の家庭に比べて卵は食べられていたそうです。
今で言う「平飼い卵」です。
今や貴重で高価な「平飼い卵」ですが、昔は自然のやり方で昼間は鶏を離して
暗くなる前に回収する。その鶏の数を確認するのが少女の仕事だったとか。
「コーコー」と叫ぶと帰ってくるんですって!すごいですね。
それでも迷子になって帰ってこれない鶏もいて、犬と一緒に探しにいったんです。
犬がまた賢くて、ちゃんと鶏を追い立ててこちらに返してくる。
なんか、動物も人間もみんなと暮らしているって感じですね。
 
その、鶏の中でもう卵を産まなくなったものを約週一回、金曜日にしめていたそうです。
それはお父さんの仕事。
少女は首をとってもらった鶏に(首があるとリアルで怖いのでいち早くとってもらったって)
お湯をかけて羽をとる仕事。熱湯をかけていくと羽や外皮がきれいに剥がれるんだそうです。
そうしてさばいていった鶏を、何種類もの料理に使っていった貴重な日があったんですね。
 
 

ラーメンを大量に作る


その鶏の肉をいろいろな料理に使い最後は鶏ガラでスープをとり、ラーメンを作ったそうです。
自家製の鶏がらスープでラーメンなんて贅沢な話ですね!

今までの鶏肉料理も、ラーメンも家族以上のたくさんの量を作っていた少女のお母さん。
 
なぜそんなことをするのか。
その日の食べるものに困っていたご近所の方に分けてあげていたんだそうです。
ご近所の方がもらいにくるんです。
肉料理だけじゃなくて、その他のものも多めに作るのが当たり前になっていた。
農家をやっていないうちは本当に食べ物に困っていたようです。
 
 

基本は穀物菜食


この話を聞いた時、先日のお話会のことが思い出されました。
その時「私たちは昔の身体とは違っていているんだ」ということを言われていました。
確かに、私たちの身体を作っている食べ物は昔とは全然違います。
日本人の昔ながらの食事、穀物菜食が当たり前の食生活。
持ちをよくするために工夫して保存食を作り、発酵食を作る
 
今は食事は欧米化して肉や卵は当たり前にあるし、添加物も当たり前に摂取しています。
外国産の珍しい食べ物も食べることができる。
 
もちろん環境も違います。
昔はどこへ出かけるのも基本は歩いていた。どこへでも。
それが乗り物を使い、家事も機械化してあまり身体を使わなくなりましたね。
人工物が溢れて抗菌主義になり、便利になった代わりに景観も空気も体も犠牲になっていったということでしょうか。
清潔にし過ぎることによってアレルギーが増えていったとも聞きますね。
 
私の住んでいるところの町のあたりも、ここ10年で景色が変わりました。
「引っ越してきた時はこんな場所じゃなかったよね」
とつい昨日話していたところでした。
 

 

食べ物が変われば身体が変わる


「お母ちゃんのそんな食事で私たち兄弟はみんな元気」
とお母さんは話してくれました。
幼少期、成長期にどんな食生活を送るか、ってとても大切ですね。
 
食べ物が変われば身体が変わる
そんな当たり前のことが、実は私たちはよくわかっていないのかもしれません。
本当に知らない人もいれば、知っていてもできない人もいる。
「食を変えるというのは相当の覚悟が必要だ」
とお話会ではおっしゃっていました。
中途半端な気持ちじゃまずできないんだそうです。長年の習慣ですからね。
余命があまり無い、重症の病気の方と向き合ってきた橋本氏だから言える言葉なんだな、と思いました。
 
現代人の身体はどうなっていくんでしょう。
まだ誰も分かりません。
しかし、食べ物や環境、病気のあり方・傾向を見る限りでは変化していることは確かです。
いいのか悪いのか?
情報は溢れている。ネットでもテレビやラジオでも流れている。
いろんな人がいろんなことを言っている。
もう、自分自身で考えて選んでいくしかないんですね。
大変な時代です。
 
みんなで考え、自分で考えて共有していきましょう。
そんな場所を持てたらいいですね。
今日は、昔の話から食について感じたことをお話ししました。
今でも田舎では、鶏や鹿をしめて解体していくことが身近にあります。
田舎だからこその体験。生きることについて命を感じることが近い、そんなふうに思います。
 

 
 
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