見た目ってとっても大切です。
表面がこんがり美味しそうに焼けていると、なんだかワクワクしてきます。
「美味しそうー!!」
と食欲も出てきますし、ついつい目が離せなくなる・・・
どんなに美味しくても見た目がイマイチだと魅力にかけますよね。
(いつもは不格好でも大丈夫、と言ってますが、良いに越したことはありません♡)
そんな美味しそうな見た目に出来上がることはパン作りをしている方にとって
ある意味、目標の一つだと思います。
そこで今日は
きれいな焼き色をつけたい、表面をきれいに見せるパン作り3つのコツ
というお話をしたいと思います。
目次
見た目のきれいさ
「見た目のいいパン」にはいろいろな理想とする形があると思います。
こんがり焼き色がついているパン、白くふんわり柔らかそうに見せるパン、などです。
その状態に持っていくには「オーブンの状態」「生地の状態」など
いろんな条件が重なっていくわけです。
その状態に持っていくにはどうすればいいのか、パンの種類にもよるのですが
今日は、「こんがりの焼き目」
にテーマを絞って、ざっくりとご説明していきたいと思います。
焼き色がこんがりハード系のパン コツ①
こんがりきつね色、あるいはもっと焼き込んで焼き色が濃い石窯で焼いたような
ハードな見た目のパン。表面がこんがりバリッとしいて美味しそう。
カンパーニュや全粒粉の割合が多いようなズッシリ系のパンなどそんなパンにも憧れる方は多いでしょう。
濃い色の見た目のパンを目指す場合
そんな場合は高温で焼くということが大切になってきます。
これは石窯の得意とするところですが家庭のオーブンでも工夫次第です。
高温で焼くということは、余熱でしっかり温度をあげておくことが大切です。
家庭のオーブンでは、比較的温度が下がりにくいガスオーブンの方が向いているかもしれません。
私が今使っているオーブンですと、だいたい230〜250℃を目安に余熱をして
ちょっと温度を下げて焼く、というふうにやることが多いです。
時間は、大きいパンは20分前後で焼き揚げます。
(パン生地の種類やオーブンによって違ってくるのであくまでも参考に)
きつね色のこんがり焼き色のパン
濃い焼き色というよりは、美味しそうなきつね色のパンを目指す場合は
少し温度を下げます。
生地の様子をみながら決めていくんですが、だいたい190℃〜210℃くらいを目安に
焼いていきます。
パンの大きさによりますが、大きめのパンでも15〜20分くらい、小さめのパンは
12〜15分くらいな感じで焼き時間を決めていくことが多いです。
表面に張りを持たせる コツ②
これはいろいろな場面でお話ししていますが、
表面を艶やかに張りを持たせて成形する
ということにはたくさんのメリットがあります。
今回の「見た目」重視の場合も大切になってきます。
成形がちょっと変でも焼けばなんとかごまかせるかも??
と思ってもそううまくはいかないものです。
表面に張りを持たせることで、うまく焼き色が出て美味しそうに見えるので
ここは手を抜かないで頑張ってやってください^^
そして、焼き色はもちろん大切なんですが、きれいに見えるポイントはもう一つあります。
ツヤがある表面 コツ③
焼き色のポイントをおさえたら、もう一つ見た目をよくする方法としては
表面にツヤをだす
ということです。
この方法としては代表的なところで、
卵を表面に塗る
という方法があります。
卵アレルギーなどで卵が使えない場合、
ココナッツオイル、豆乳などを塗ることもあります。
あと、甘みになりますが、メープルシロップ、ジャムを塗ってもツヤが出ます。
番外編 ふわふわパン白っぽく焼きあげたい場合
ふんわりのパンもみなさん焼きたい方は多いです。
ご家族が柔らかいパンが好きとか、お子さんが小さいのでまずは柔らかいパンを
作れるようになりたいとか、お年寄りのいるお家では歯が弱いので固いパンは
食べられない・・・とかいろんな理由があります。
見た目も焼き色が薄く白っぽく仕上がったパンはふわふわでこちらも
あこがれのパンと言えるでしょう^^
そんな焼き色をあまりつけたくない時に頭に入れておきたいのは
低温で焼くということです。焦げ目をつけたいときは高温、つけたくないときは低温、
なんて誰でもわかるよー、という声が聞こえてきそうですね(笑)
これもただ低温で焼けばいいということではないのですが
(生地の状態もありますので)オーブンの観点から言えばそういうことです。
今日は「こんがり見た目重視」のお話ですので、あまり突っ込んだお話は
ここではしませんが、まあそういうことなのです。
ご参考までに頭に入れておいていただけたらいいかなと思います。
きれいな焼き色をつけたい、表面をきれいに見せる3つのコツ まとめ
今日は見た目の焼き色をテーマにお話ししました。
ポイントとしては
①濃い色の焼き目をつける場合は高温の余熱、高温で焼く
②表面を艶やかに張らせる
③表面に艶を出すために塗るものを選ぶ
細かいことをいうと、パンの種類や生地の状態などの違いによって
焼き上がりが変わってきますが、今回はざっくりとした感じでお伝えしました。
ご参考にしていただければと思います。
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