パン 焼き 色 つか ない – きれいな焼き色がつかないとお悩みの方に 見た目も美味しそうに焼く 天然酵母パンの先生が教える「3つのコツ」

天然酵母パン 作り方−ポイント、実験、裏話など

見た目ってとっても大切です。
表面がこんがり美味しそうに焼けていると、なんだかワクワクしてきます。
「美味しそうー!!」
と食欲も出てきますし、ついつい目が離せなくなる・・・
どんなに美味しくても見た目がイマイチだと魅力にかけますよね。
(いつもは不格好でも大丈夫、と言ってますが、良いに越したことはありません♡)
そんな美味しそうな見た目に出来上がることはパン作りをしている方にとって
ある意味、目標の一つだと思います。
今日はそんな焼き色のお話をしてみたいと思います。

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天然酵母ぱん蔵の  椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、酵母生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室をやっています。

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パン 焼き 色 つか ない – きれいな焼き色がつかないとお悩みの方に 見た目も美味しそうに焼く 天然酵母パンの先生が教える「3つのコツ」

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見た目のきれいさ

「見た目のいいパン」にはいろいろな理想とする形があると思います。
こんがり焼き色がついている白くふんわり柔らかそうに見せる、などです。
どちらもお店で並んでいるのを見かけるとそそられますね。
特に固いハード系のものがお好きな方は「こんがり焼き目」は
たまらないのではないでしょうか(笑)

そんな見た目も「美味しそう」な焼き目状態に持っていくには
「オーブンの状態」「生地の状態」など
いろんな条件が重なっていくわけです。

その状態に持っていくにはどうすればいいのか、種類にもよるのですが
今日は、「こんがりの焼き目」
にテーマを絞ってご説明していきたいと思います。

焼き色がこんがりハード系の焼き上がり コツ①

こんがりきつね色、あるいはもっと焼き込んで焼き色が濃い石窯で焼いたような
ハードな見た目。表面がこんがりバリッとしいて美味しそう。
カンパーニュや全粒粉の割合が多いようなズッシリ系など
そんなバリッと系にも憧れる方は多いでしょう。
これからお伝えすることはオーブンによっても違ってきますので
あくまでも目安としてご参考になさってください。

濃い色の見た目を目指す場合 

そんな場合は高温で焼くということが大切になってきます。
これは石窯の得意とするところですが家庭のオーブンでも工夫次第です。
高温で焼くということは、予熱でしっかり温度をあげておくことが大切です。
家庭のオーブンでは、比較的温度が下がりにくいガスオーブンの方が向いているかもしれません。
私が今使っているオーブンですと、だいたい230〜250℃を目安に予熱をして
ちょっと温度を下げて焼く、というふうにやることが多いです。
時間は、大きいものは20分前後で焼き揚げます。
(パン生地の種類やオーブンによって違ってくるのであくまでも参考に)

きつね色のこんがり焼き色 

濃い焼き色というよりは、美味しそうなきつね色を目指す場合は
少し温度を下げます。
生地の様子をみながら決めていくんですが、だいたい190℃〜210℃くらいを目安に
焼いていきます。
大きさによりますが、大きめでも15〜20分くらい、小さめは
12〜15分くらいな感じで焼き時間を決めていくことが多いです。

表面に張りを持たせる コツ②

これはいろいろな場面でお話ししていますが、
表面を艶やかに張りを持たせて成形する
ということにはたくさんのメリットがあります。
今回の「見た目」重視の場合も大切になってきます。

成形がちょっと変でも焼けばなんとかごまかせるかも??
と思ってもそううまくはいかないものです。
表面に張りを持たせることで、うまく焼き色が出て美味しそうに見えるので
ここは手を抜かないで頑張ってやってください^^

そして、焼き色はもちろん大切なんですが、きれいに見えるポイントはもう一つあります。

ツヤがある表面 コツ③

焼き色のポイントをおさえたら、もう一つ見た目をよくする方法としては
表面にツヤをだす
ということです。
この方法としては代表的なところで、
卵を表面に塗る
という方法があります。
卵アレルギーなどで卵が使えない場合、
ココナッツオイル豆乳などを塗ることもあります。
あと、甘みになりますが、メープルシロップジャムを塗ってもツヤが出ます。


こちらはシロップを塗って焼いたものです。

番外編 ふわふわ♪ 白っぽく焼きあげたい場合

ふんわりの柔らか系もみなさん焼きたい方は多いです。
ご家族が柔らかい方が好きとか、お子さんが小さいのでまずは柔らかいパンを
作れるようになりたいとか、お年寄りのいるお家では歯が弱いので固いものは
食べられない・・・とかいろんな理由があります。

見た目も焼き色が薄く白っぽくふわふわに仕上がるとなんだか幸せな気分。
ハード系ばかりでなく、こちらもあこがれのパンと言えるでしょう^^

そんな焼き色をあまりつけたくない時に頭に入れておきたいのは
低温で焼くということです。焦げ目をつけたいときは高温、つけたくないときは低温、
なんて誰でもわかるよー、という声が聞こえてきそうですね(笑)
これもただ低温で焼けばいいということではないのですが
(生地の状態もありますので)オーブンの観点から言えばそういうことです。
今日は「こんがり見た目重視」のお話ですので、あまり突っ込んだお話は
ここではしませんが、まあそういうことなのです。
ご参考までに頭に入れておいていただけたらいいかなと思います。

パン 焼き 色 つか ない – きれいな焼き色がつかないとお悩みの方に 見た目も美味しそうに焼く 天然酵母パンの先生が教える「3つのコツ」 まとめ

今日は見た目の焼き色をテーマにお話ししました。
ポイントとしては
①濃い色の焼き目をつける場合は高温の予熱、高温で焼く
②表面を艶やかに張らせる
③表面に艶を出すために塗るものを選ぶ

細かいことをいうと、種類や生地の状態などの違いによって
焼き上がりが変わってきますが、今回はざっくりとした感じでお伝えしました。
ご参考にしていただければと思います。

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