冷凍 パン生地 – 生地を冷凍してうまくできた!生徒さんの事例でポイントを解説します

天然酵母パン 作り方−ポイント、実験、裏話など

「パン生地は冷凍してもいいですか?」

そんな質問をよく受けます。

せっかくこねた生地を今すぐ焼けない、とか

保存したい・・・

なんてことがありますよね。

基本的に天然酵母パンの生地は

「冷蔵庫で保存できます」と言っていますが

冷凍庫ではどうなの??

というお声も増えてきました。

 

みなさん、本当にお忙しいんですよね(><)

 

さあ、そんな方にも味方してくれる

「天然酵母パン」です!

今回はそんな冷凍についてお話をしてもみたいと思います。

 

 

**************


天然酵母ぱん蔵の  椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、発酵生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室を2009年より始めました。

現在は仕事で使いたい方、深く極めたい方向けのプロ向け講座をやっています。

 

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冷凍 パン生地 – 生地を冷凍してうまくできた!生徒さんの事例でポイントを解説します

 

パン生地って冷凍できるんですか?

ある時、オンラインレッスンをやっていてこんな質問をいただきました。

「パンの生地って冷凍できますか?」

パンを手作りするようになってこんな疑問を持たれたんですね。

 

パン生地の冷凍といって思い出すのは

まずは「冷凍ピザ」なのではないでしょうか。

スーパーでもたくさん売られていますよね。

 

私は昔、生協で冷凍のクロワッサン生地を買っていました。

うちで焼き立てパンを食べられるので嬉しかった!

(*まだパン作りをそんなにやっていなかった頃)

 

と、いうことは生地って冷凍できるんだよな?!

 

私も生徒さんと同じように疑問を持っていたんです。

そこで実験して行ったのがこちら。

どの段階で冷凍するのがベストなのか?!

シリーズになっているのでお時間のある時にご覧ください。

 

こねてすぐ冷凍したパン生地、1ヶ月以上のパン生地保存は発酵するのか?!

一次発酵させた天然酵母のパン生地を1ヶ月冷凍保存。果たして?

成形まで出来たパン生地を1ヶ月冷凍保存、うまく焼けるのか?

少し焼いたパン生地を冷凍保存、1ヶ月後うまく焼けたか?

 

 

パン生地を冷凍〜解凍するときの扱い、使い方

さて、では実際にパン生地を冷凍するのってどうすればいいの?

実際に私が行っていること、生徒さんにお伝えしたことを解説していきたいと思います。

 

こねた生地を冷凍①

 

まずはこね上がった生地を冷凍します。

その時はタッパ容器などに入れるよりはジッパー付きの袋などで

できるだけ空気を抜いた状態にしておくのがおすすめです。

ポリ袋でもいいです。このときも空気を抜いて縛っておきます。

 

タッパ容器で保存すると空気が入った状態になるので霜が発生しやすくなります。

数日くらいだと大丈夫ですが長期保存したい場合は

特に注意した方がいいです。

 

こね上がった時に生地の温度が上がっている場合があるかと思います。

(機械ごねの場合などは特に)

ほの温かいくらいの状態でしたら

そのまま袋に入れて空気を抜いて冷凍庫に入れます。

ただし冷凍庫の中が急速冷凍できる状態かどうか確認してください。

周りの温度が一旦上がる状態になるので温度の変化に弱いものなどを

置かないように注意してください。

 

冷凍生地の解凍〜発酵まで②

さて、解凍です。

解凍していく過程が時間もかかるし重要になってきます。

 

1)カチカチに凍ったパン生地を冷蔵庫に移して自然解凍させる。(一晩くらい)

2)パン生地が完全に解凍できたら室温へ。

3)室温に戻したらここから発酵開始になります。

あとはいつものように一次発酵させてください。

 

2〜3の時は他の容器に移してもいいし

ご自分のやりやすい方法で大丈夫です。

 

冷凍生地を成形〜焼成③

 

一次発酵が終わったら

分割→成形→二次発酵→焼成

こちらはいつものように進んでいってOKです。

 

 

冷凍パン生地の保存期間

冷凍したパン生地の保存ってどのくらい大丈夫なの?

それも気になるところですよね。

 

基本的には1ヶ月を目安にしてください、と言っています。

それ以上大丈夫な場合もありますが、

材料や冷凍環境によって変わってくるので目安をお伝えしています。

 

冷凍パン生地についての段取りや保存実験のまとめ記事を書いていますので

ご参考にしてみてください。

パン生地は冷凍保存できますか?その方法は?長期保存のやり方のまとめ

 

 

冷凍パン生地の注意点とポイント

注意点とポイントとしてはこちらになります。

 

①発酵させないで冷凍

②ゆっくり解凍させる

③材料に油脂を入れる

 

 

①発酵させないで冷凍

一番うまくいくのは

「発酵前の状態で冷凍」させることです。

こねてすぐの状態で冷凍するのが理想的です。

 

②ゆっくり解凍させる

解凍には思ったよりも時間がかかります。

「いつ焼きたいのか」

ということを決めて逆算していくことが必要になってきます。

 

 

「ランチで焼き立てパンを食べたかったのに

いつまで経っても発酵が終わらない(汗)」

 

なんてことにならないように

計画的に解凍していってくださいね。

 

③材料に油脂を入れる

おすすめなのが材料に

バター、オイルなどの油脂を入れる

ということです。

 

 

もちろん入れない生地でも作ることができますが

油脂を入れた方が保存状態もいいし、焼き上がりもうまくいきます。

ぜひ試してみてください!

 

 

冷凍生地でらくらくパン作り

天然酵母パンは発酵に時間がかかります。

ゆっくりだからこそ冷凍保存と相性がいいと思います。

 

実際に生徒さんにやっていただいて

「時間がかかったけど出来ましたー!」

というお声をいただきました ^ ^

 

「思ったより時間がかかってびっくり」

「いつものように美味しく焼けました」

「冷凍する方法、気に入ってます」

 

などなど感想を聞かせてもらっています。

これまで何人もの方にやっていただきましたが

みなさん、上手に扱って美味しいパンを焼くことができています。

 

私がいつも言っている

 

酵母をコントロールして暮らしの中に取り入れる

 

ということです。

 

忙しい方でも「保存」ができれば都合の良い時に焼くことができる。

そんな手助けをしてくれるのが

冷凍保存の選択

なのかな、と思います。

 

最初は難しいと思ってしまうかもしれませんが

コツを掴めば本当にらくーに出来るようになります。

 

✅ 忙しい方

✅ 小さいお子さんを持つママ

✅ パンを焼くまとまった時間がなかなか取れない方

 

ぜひ試してみてくださいね。

 

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