【天然酵母 vs ドライイースト】
パン作りにどっちを選ぶ？
風味・健康効果・発酵のしやすさを徹底比較しました。
初心者でも失敗しにくい
それぞれのメリット・対処を詳しく解説していきます！
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天然酵母ぱん蔵の 椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、発酵生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室を2009年より始めました。
現在は仕事で使いたい方、深く極めたい方向けのプロ向け講座をやっています。
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天然酵母とドライイースト、どっちを選ぶ？味わい・作りやすさを解説します
どれを選ぶべき？パン作り初心者の方へ
パン作りに挑戦してみたい！
と思ったとき、必ずぶつかるのが
「天然酵母と市販イースト、どれを使えばいいの？」
ということではないでしょうか。
こんなお悩みありませんか？
✅ 天然酵母って難しそう…でも健康に良さそうな気もするし興味がある
✅ 市販イーストは手軽だけど、天然酵母の方が味や風味がいいって本当？
✅ 結局、自分に向いているのかわからない
昔はドライイーストや天然酵母の違いなんて知らなかったし
そんな名前すら聞いたことがなかった・・・
という方がほとんどではないでしょうか( ^ ^；
それが今や
「天然酵母のこだわりのパン屋さん」がたくさん出来て
お客さん側も意識が高くなっている、という傾向にありますね。
今回は、天然酵母とドライイーストの
風味・健康効果・作りやすさ
の３つの視点から違いを比較し、
初心者さんでもわかりやすく
選べるようにお話をしていきたいと思います。
どちらの酵母もそれぞれの良さがあり、
選び方でパン作りの楽しみが広がってきますヨ♪
天然酵母とドライイーストの違いを深掘り
風味の違い：天然酵母とドライイースト
天然酵母
天然酵母と言っても
「市販の酵母」と「自分で作る酵母（＝自家製酵母）」
というものがあります。
「天然酵母パン」というカテゴリになります。
どちらのパンは、深い香りと複雑な味わいが特徴です。
長時間発酵を必要とするため、小麦のうまみが最大限に引き出されます。
焼き上がったときの香ばしい香りには、
天然酵母独特の特別感があります。
ドライイースト
市販のドライイーストで作るパンは、とてもお手軽です。
発酵時間も短い効率的です。
そのため、風味の幅はやや短く、パンらしいシンプルな香りと味わいが特徴です。
忙しい方でも手作りパンが食べたい！
思い立ったらすぐに食べたい！
という方にはピッタリだと思います。
違いについてはこちらの記事も参考にしてください。
天然酵母と市販のドライイーストの違いについて、自家製酵母パン教室の講師が解説
健康効果の違い：天然酵母は腸活にも期待大？
天然酵母
天然酵母には、小麦由来の乳酸菌や酵母菌が多く含まれており、
その効果で腸内環境を整えることが期待できます。
また長期熟成により消化吸収が穏やかになることで、
血糖値の上昇を肝心な効果があるとも言われています。
腸活についてはこちらの記事もご参考にどうぞ。
ドライイースト
イーストは、純粋培養された酵母菌が主成分。
発酵力は強いもの、菌の種類は限定されています。
イースト自体の健康効果に関してはあまり情報がない印象です。
添加物も含まれているものがあるので
無添加にこだわる方はそこをチェックして購入されるといいと思います。
作りやすさの違い：初心者には市販イースト？でも天然酵母も実は簡単！
天然酵母
自家製酵母を育てるには、
水と粉（果物など）を混ぜて酵母起こしやパン種を作る時間が必要です。
時間はかかりますが、実はほったらかしでOK。
見極めさえわかれば、気楽に作ることができます。
フルタイムで働く生徒さんも
「自家製酵母は使いやすい！」
「自分のペースで作ることができる」
とおっしゃいます。
コツをつかむと実は
【忙しい方ほど自家製酵母があっている】
という例がたくさんあります。
ドライイースト
市販のドライイーストは、発酵時間が短い上に、
作り方もわかりやすく、すぐに結果が出るのが魅力です。
特に初心者の方が
「まずはパン作りを体験したい」
ということでは、とてもいいと思います。
解決策：自分に合った酵母を見つける3つの考え方
パン作りの目的を考える①
１つのアイディアとしては
こんなふうに考えてみるのはどうでしょうか？
◎家族においしいパンを手軽に焼きたい
→市販イーストがおすすめ。
◎パンの風味や健康効果を重視したい、酵母作りに興味がある
→天然酵母に挑戦してみてください！
◎まずはなるべく失敗しないで焼き立てパンが食べたい
→市販イーストがおすすめ。
◎身近にある食材、果物などでパンを作ってみたい
→天然酵母に挑戦してみてください！
ご自分のスタイルに合わせて選ぶのがいいですね ^ ^
まずはシンプルなレシピから挑戦②
天然酵母なら、
レーズン酵母やヨーグルト酵母
が取りかかりやすいかと思います。
どちらも基本の食事パンがおすすめです。
シンプルなレシピから始めれば
生地発酵もわかりやすく、やりやすいと思います。
失敗を恐れず、心を大切に楽しむ③
パン作りはおもしろい！
生地の膨らみやオーブンの中でこんがりと焼きあがっていく様子は
なんとも言えません。
科学であり、アートでもあります。
自由に酵母をコントロールできるようになると
さらに面白くなります ^ ^
天然酵母とドライイースト、どっちを選ぶ？味わい・作りやすさを解説 まとめ
天然酵母とドライイースト
それぞれに良いところと使い方があります。
初心者の方は、まずドライイーストで手軽にパン作りを楽しみながら、
余裕ができたら天然酵母に挑戦するのもいいかと思います。
生徒さんの中には全くパン作りが初めてでも
自家製酵母に申し込まれる方もいらっしゃって
「最初はドライイーストでやろうと思わなかったんですか？」
とお聞きしたら
「極めたいと思ったんで！！！」
と意気込みを語ってくださった方もいらっしゃいました。
頼もしい〜〜〜(*^_^*)
それでも、もし迷われている方がいらしゃると思います。
「天然酵母を試してみたいけど、何から始めればいいかわからない」
そんな方へ。
ぱん蔵の「7日間無料メールレッスン」をぜひお試しください！
ご自分のペースで「楽しく」パン作りするのが一番です。
どんな生活スタイルで、どんな作り方が自分に合っているのか。
それを踏まえて選択されるといいですね！
