パンをきっかけに新しいことを受け入れる姿勢と学び

田舎暮らし

今日は私が田舎に移住してからのこと、地域の方とパンのお話をしようと思います。

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私の住んでいる地域は、山の中腹あたりで過疎地になります。
と言っても、山道を登っていくと集落が開かれていて家は結構密集しています。
なので、隣の家がメチャクチャ離れていて寂しい場所、ということはないです。
(集落は家が多くて逆に田舎っぽくないかも)
平均年齢はやはり高くて、地元のおじいちゃんたち70歳前後くらいの方が中心になって
地域をまとめている感じです。
おがあちゃんたちも多くて、90代の方も現役で畑仕事をされているから、本当にお元気ですよね。

そんな方々に、私がパンを焼いているというお話をすることがあります。
「田舎のものはあんぱん、ジャムパンくらいしか知らないよ」
とおっしゃっていて、
「どんなパンを焼いているの?」
と聞かれてこんなのあんなの、と説明しても「??」という感じでした^^;
そして「みんな歯が悪いから年寄りは柔らかいパンじゃないと食べられない」
ともおっしゃっていました。

ある時、クリスマス前にクリスマスセットというのを一人の方が注文してくださったことがあります。
なるべく柔らかめのパンを意識して入れましたが、たくさん入っているのでどうするのかな・・・
と思っていたら、何人か集まっているところでみなさんに配ってくれたんですね。
そこに入っていたのは、クリスマスリースのパンとかパネトーネとかでしたので
おそらくみなさんが知らないパンばかり。
「おー、なんだなんだ」とかなり喜んでくださいました。
それからパンを注文してくださるようになったのです。

天然酵母って何?からの世界でしたので、受け入れてもらってとてもホッとしました。
やっぱりイーストフードを使った市販のパンよりはふくらみがないので、何日経っても
フワフワというわけにはいきませんので工夫しました。
材料や、水分量、発酵、焼きの温度・・・
自分自身もとても勉強になりました。

こうやって地域の方と繋がっていけたのもパンを作っていたおかげだな、と思いました。
食べ物って、人と人がつながりやすいものだと思います。
食べることで生きていますし、みんな食べますからね^^

そして、逆に私も教わることがとても多かったです。
昔から女性がやっている「ほうとう打ち」や「漬物作り」など。
畑仕事もそうです。いろんなことを教えていただいています。

お互いに知っていることを分け合い、知らないことを吸収していく。
そんな関係がありがたいな、って思います。
本当にここに来て学ぶことが多いのです。
今、新型コロナウィルスの影響で本当に生きることの意味を問い直す人がたくさんいらっしゃると思います。
私もそうです。
どう生きていくか。
外に出ない分、そんなことを考える日々です。

外は春うららでとても気持ちがいい。
鳥のさえずりと新芽を見ながら自然の強さや美しさを感じ、この今の現状のギャップ、試練をどう乗り越えていくか
地球に問われているような気がします。
今日も素敵な一日になりますように。
どうぞお元気で過ごしましょう。

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