今年もお醤油絞りの時期になりました。
昨年の3月に仕込んだお醤油。
一年かけて可愛がってきました。
ふつうは天然醸造だと3年くらいはかかるそうですが、この製法は
1年かからないでお醤油を作る特別な製法なんです。
私たち一般庶民でも作れる方法を長年かけて確立してこられた方がいらっしゃいます。
それなので、普通のお醤油を作る方法とは異なるのです。
それを教えていただいて作っています。
このお醤油はぱん蔵のランチでもたびたび登場しますよ!
1年もかからないで作るのに
おいしい
材料もこだわっていて安心
こんないいことはありません。
今年も長野県から絞り師の方に来ていただきました。
前日は雨が降っていたので心配でしたが、晴れてよかった~!
でも足元はぬかるんでいるので長靴必須です(><)
今年のもろみはどうでしょうか?
絞り師の先生に見ていただきます。
うんうん、豆の形がちゃんと残っていていい出来だそうです。
やった~!!
「ふね」と呼ばれるこんな道具で絞っていきます。
こんな風に袋にもろみを入れていきます。
そして圧をかけて絞っていきます。
出てきた!ぽたぽたと。
外での作業だし、みんなしょっちゅう味見しながら。
子どもたちもペロペロ舐めにくる。
食品衛生的にみるとびっくりされるかもしれません。
でもこれがいいのです。
絞り師の先生といろいろお話しながら作業するのですが、菌のお話もされていました。
私たちを取り巻く環境はいろんな菌がいます。
それを怖がって抗菌、滅菌、消毒なんてする必要はない。
この世はバランスなのです。
いろんな菌がいて、どれも共生している。
私たちにとって悪影響を及ぼす菌が強くならないように工夫して、そういう環境を作ればいい。
お醤油も、殺菌なんかしません。
でもちゃんと環境を整えてあげれば持つんです。
先生は25年持っているとおっしゃっていました、これはすごい!!
便利な機能を使う世の中になっていますが、そうじゃなくてもいいことまでコンビニエンス的になってしまう。
私たちが力強く生きていくことが、なんか閉ざされようとしているのかな、と思うことがあります。
お醤油作りは村仕事。
そう先生はおっしゃいます。
みんなで協力して、次の年のお醤油を作って蓄えておく。
「絞り」は収穫祭のようなものですね。
みんなでごはんを持ち寄ってお祭りです^^
もちろん搾りたてのお醤油もつかって。
ぶっかけうどん~~!!
お醤油をどばっとかけます。
みんなで持ち寄ると、それぞれの家庭の料理が味わえてうれしい。
これなあに?
この料理すごい!
とか、新鮮で楽しいのです。
アジの開きを炭で焼いた?ら、真っ黒に(笑)
1週間後にはお醤油の瓶詰めです。
今日絞ったお醤油を少し寝かせて、瓶詰めしていきます。
完成まであと少し。
なかなか簡単にはできませんね。
パンもそうですが、やっぱり時間をかけて美味しいものはできるんですね。
わーい、
とっても楽しみです。
これからのレッスン
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