今日は「ベンチタイム」についてのお話です。
ベンチタイム
ということばを聞いたことがあると思います。
ベンチ で タイム ??
パンを作る工程で「生地を休ませる」ことをベンチタイムと言います。
生地を休ませるという工程はどこでやるかと言いますと
一次発酵が終わって分割をした後です。
一次発酵
↓
分割
↓
丸めて休ませる(ベンチタイム)
↓
二次発酵
となるわけです。
レッスンでは「休ませる」とそのままいうことが多くて「ベンチタイム」という言葉はあまり使いませんが^^;
(家庭で作るゆるパン作りなのであまり専門用語は使いません)
分割していく時にはかりを使って計量していくわけですが、
その時に重さを合わせるのに大きな生地や小さな生地が出てきてしまいます。
和菓子職人のようにスパッと1回で思う分量になればいいのですが、あまりそうはなりません(笑)
その大きな生地や小さな生地、刻まれた生地たちをひとまとめにしてから丸めておきます。
そして少し休ませるのです。
その時乾かないように霧吹きなどで水分を補給してあげたり、濡れ布巾をかぶせたりしておきます。
次の段階の成型が待っているのですから、スタインバイ状態というわけです。
ここで、15分~20分くらいはスタンバイ状態にしておきます。
なぜそんなことをするのでしょうか?
【成型がしやすい】
ベンチタイムをするのとしないのでは次の工程の「成型」のやりやすさが変わってきます。
一次発酵の後の生地はかなり弾力が残っています。
そのまますぐに成型にうつってしまうと生地を伸ばしても戻ってきてしまったりして形が整えにくいのです。
生地は置いておくだけで少しずつ発酵しています。
この時大切なのは
生地を丸める
ということです。
丸めるのも、ただ丸めるのではありません。
きれいな面が出るように表面を張らせることが大切です。
パン作りに慣れていないうちは表面がボコボコになってしまうこともあるかもしれませんが
この表面を張らせることが次の段階に進むときにとても重要になってきますので
ぜひ頑張ってやってみてください!
丸めて休ませておくと切り刻んだ生地がなじんできてまとまってきます。
そして少し発酵が進むと生地がふんわりとしてきて形が整えやすくなるのです。
もしベンチタイムをしなかったらどうなるの?
しなくてもいいの?
もし時間がなくて次の成型にうつりたい。。。ということもあると思います。
しなくてもパンは焼けます。
しかし、成型しにくいので形はあまりきたいしない方がいいかもしれませんね(笑)
そんなときは、丸パンにするのも一つの方法です。
ベンチタイムはちゃんとすると
成型がしやすく、形が整えやすくなるということを
ちょっと頭に置いていただけたらいいかと思います。
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