天然 酵母 パン – 酵母を起こしてパンを焼く 手作りパンは暮らしのルーティンワークになる

天然酵母パン 作り方−ポイント、実験、裏話など

初めて自家製酵母の体験レッスンを受けられた方で、
もうずっとレーズン酵母を焼き続けています
という方がいらっしゃいます。

他の酵母はやらないで「レーズン」だけ。
これがないと落ち着かないくらい、と(笑)

自家製酵母の体験レッスンではまず最初に「レーズン酵母」をやります。
そこからはまってしまったんですねー。
この方はとても上手に生活の中に取り入れていらっしゃるんです。

今日は暮らしの中で
もっと楽にパン作りを取り入れていく考え方
というお話をしてみたいと思います。

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天然酵母ぱん蔵の  椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、発酵生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室をやっています。

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天然 酵母 パン – 酵母を起こしてパンを焼く 手作りパンは暮らしのルーティンワークになる

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天然酵母パン作りはどうやって日々の生活の中に取り入れていくのか

天然酵母!
酵母を起こしていく?!
そんなの暮らしの中に取り入れるなんて無理無理〜(><)

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
特に始めたばかりのころは酵母の管理、発酵具合などか気になって
夜中に起きたりして寝不足になる方は多いです。
ああーこんな大変なこと、たまにしか出来ないヨ・・・と。

それを息をするかの如く(ちょっと言い過ぎ?)
掃除、洗濯を毎日やっていくように
愛犬の散歩をするように
ご飯の後お茶を飲むように
なんだか自然にこなしている・・・

そんなふうにできるの???

はい、できるようになります。
でも条件があります。
何かというと・・・

気張らないこと

研究者のように酵母菌とは、発酵とは、と突き詰めるのではなく
もっと気楽にだいたいでやる覚悟を持つことです。
え、そんなこと?!
と思われるかもしれませんが、結構(無意識の中で)出来ない方多いのですよ。
なぜかって?
だって誰でも失敗したくないですもん(笑)

出来そうで出来ない、そんな無意識の枠を取り除く、
それがポイントです。

日々の生活にマッチングさせやすいのはなぜ?

私が天然酵母がいいなあ、とおもっている理由は
日々の生活にマッチングさせやすい
と思ったんですね。
それはどういうことかというと、ドライイースト場合「パンを作るぞ」と決めたら
こねて、発酵させて、成型、2次発酵、焼く・・・
という風に一気に焼くまで進んでいくという風になります。
それがまあ一般的な焼き方です。
天然酵母と比べて発酵時間が短いのでドライイーストの場合
短時間で出来るという特徴があります。
生地を保存していくというのはドライイーストの場合は生地の劣化が早いと言われます。

それに比べると天然酵母の生地は持ちがいいのです。
もともとゆっくりと活動していくという性質がありますので
低温で時間をかけて発酵させていく方がうまみのあるパンになってきます。
(何事もやり過ぎは上手くいきませんヨ)
こねたらそのままレシピ通りの過程を踏んで焼いていく、というのも良いですが
保存しつつうまく使っていくのはかなりおすすめです。

生活リズムにのせていく

私はパンを作り始めた頃は時間的にとても忙しい生活をしていたので、
時間のある時にまとめて生地をこねていました。
それを冷蔵庫で保存しておいて、焼きたい時に冷蔵庫から出して発酵させて焼いてく。
そんなリズムが出来ていました。
とくに寒い時期は生地の保存期間も長くとれるので、とっても便利です。
いろんな種類の生地をこねておけば、好きな時に食べたいパンが作れるわけです。
これはなんていいんだろう!!
忙しい人ほど向いている作り方だな、と思いました。

こねから焼きまでの逆算が必要

これをやろうとおもったら、まず大切なのはパン作りの過程を知っておくことです。
焼きたい日が決まっていたらその日(時間)から逆算していけるかどうかが大切になってきます。

焼き←二次発酵←成型←一次発酵←冷蔵庫から生地を出す

という風に考えるので「いつ生地を出すのがいいか?」ということになります。
こんな風に見ると
超むずかしそう~~~
と思われるかもしれませんが、これも正確に何時間じゃないとダメってことではなく、
気温などを感じて生地を見ながら、まあ大体の感じで大丈夫です。

それでもどういう風に考えていくか気になる、知りたいという方はこちらをどうぞ。

自家製酵母作りは手に入りやすい身近なもので

自家製酵母の何がいいかって、特に田舎では「買わなくてもいい」ってことです。
旬のものって溢れていて、農家さんも処分に困るくらい。
都会でも、安く手に入るものが多いですよね。
案外田舎よりオーガニックのものは手に入れやすいです。(地方の田舎はそんなお店が少ないのです)

ちょっとおしゃれに輸入物のフルーツを使ったりしても楽しいですが、ポストハーベストが気になったり
金額が高いものだと続かない、ってことがあります。
ものすごーく高いパンになる^^;

これだと一般の主婦にとって日常のパンというわけにはいかないかな、って思います。
暮らしの中に酵母つくりや発酵がある
そんな暮らしをするには手に入りにくいものや
金額のはるようなものは作りにくいですね。
ですので、ご自分の生活で一番身近なものを選んで作ってもらうのが一番です^^
「こんな物でもパンになるんだ」とわかれば、自家製酵母のパン作りがぐっと身近なものになります。

天然 酵母 パン – 酵母を起こしてパンを焼く 手作りパンは暮らしのルーティンワークになる まとめ

いかがでしたでしょうか。
ドライイーストと違って、ゆっくりと工程に猶予がある作り方ができるということがわかりましたね。
時間をとって生地を熟成させていくのでその間は自由時間♪
そう考えれば楽しくなってきます。
そう、「気張らない」ということです。

暮らしのルーティーンワークにしていくためには
もちろん経験が必要になってきます。
何回も失敗して「ああ、こうだったんだ」と学んでいく方が早くコツをつかめます。

そしておすすめするのは
暮らしになじんだパン作り

暮らしになじむってことは、気軽にその辺にあるもので酵母を起こして焼いていく。
食事だってそうです。
身近な(住んでいる地域)食材で作るご飯は私たちの身体にあったものだということです。
ぱん蔵流にいうとそうなるかと思います。

大地の恵みをありがたくいただく、土から育った植物をみると改めて感じます。
自家製酵母起こしが入口になってもっとパン作りや発酵が楽しくなってきます。
皆さんも、興味があればご自分の周りのもので挑戦してみてください^^
きっとおもしろい世界が開けるかも。

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