「食べる」ということ〜私たちの身体は食べ物で出来ている

田舎暮らし

先日、オンラインでお話会を開催しました。
「新型コロナウィルス第二波に備えて」食による対処法を考える 緊急お話会開催!!

約半年ほど前から流行し始めた新型コロナウィルス。私たちの生活が一変しています。
過去の歴史から見ても100年に1度くらいにこの伝染病というものが世界を揺るがして
パンデミックが起こるという情報もあります。
その度に私たちは変化し、あるいは文明が進んだりして、私たちの方向性を問われているということになるようです。

日本では4〜5月にピークを迎えだんだん落ち着いてきましたが、検査が充実してきたこともあってまた感染者が増えつつありますね。
特に東京の方々は不安だと思います。満員電車も普通に復活しているらしいですし。
緊急事態宣言が解除されてから東京は4日連続の100人を超える感染者数が出たということで不安が高まっています。
今の累計感染者数が19522人(7月5日 厚生労働省発表・累計は4日集計)ということで

もうすぐ20000人になろうというところです。

これでも日本では一時期に比べると落ち着いている方ですが、毎日の情報をみると世界では大きく増えているのです。
そんなこともあって、
では私たちはどうすればいいのか?できることは何か?
と考えた時に身近なことでできることと言ったら「身体を整えていく」ということにたどり着くわけです。

ワクチンも特効薬もない今の状況で(その薬らが必ずしもいいものかどうかは分かりませんが)
できることと言ったら強い身体つくりという他はありません。
私もパン作りを教えていますが、パンというよりは「食」について何年も前から考え続けています。
パン教室をやっているのは「食」を考えるきっかけの一つと言えるのです。

身体を整えていくということはもちろん「食べること」だけではありません。
適度な運動をしたり、環境もまた大きく左右してきます。
しかし「食べること」というのは万人に共通していることがあって、

誰しも食べないと死んでしまう

ということです。身体は全て食べもので出来ているのです。
人間に限らず「生き物」と呼ばれているものはみんなそうですよね。
栄養をとって身体を作っていく。
生き物にとって基本のことだからこそ、身体にとって影響も受けやすい。

「食べる」ということは面白いもので人それぞれの嗜好があり習慣があります。
例えば1日3食、その時間になったらお腹が空いていなくても食べる、とか。
必ずこれを食べなくては1日が始まらない、とか。
その人のその身体を見て検証していくとその「食べる」という日常が見えてくるのです。
その結果が今の身体です。
生活習慣病を持っていたり、後天的な持病は「食習慣」が大きく影響しているようです。
身体を検証していくとその「食習慣」が見えてくるというのはすごいことですね。
もちろん遺伝的な要素もそこに含まれてくると思いますが、それも「食べ方」を変えれば改善される場合もあるそうです。
それほど「食べる」って影響があるんですね。

今、飽食の時代とも言われていて食べ物が溢れています。(世界では格差が広がっていますが)
私たちの周りではコンビニに行けばいつでも食べ物が手に入り、お腹が満たされるわけです。
本能のままに食べ続けたら大変なことになりますよね。
でも不本意な摂生ばかりしていてはつまらない人生になるかもしれません。
どう「食べること」に向き合っていくかは私たちの人生を左右すると言ってもいい大事な問題なのかもしれません。

だからこそ、と思って今回はこのお話会をやっていただくことにしました。
今問題の新型コロナウィルスの第二波が来る前にどんなことができるのか?
身近にできることでどんなことがあるのか?
実際に行動できるかは別として、知っているのと知らないのでは全く違います。
今回のお話はダイジェストにして今週のマガジン配信でお届けしようと思っています。
興味のある方はのぞいてください。

内容はだいたいこんな感じというのを以前の記事に書いています。
こちらもよかったらお読みください。
「新型コロナウィルス第二波に備えて」食による対処法を考える 緊急お話会開催!!

以前、ある別の方の講演会を聞きに行った時にこんな事をおっしゃっていました。
とても大切なことだと思って今でも心に留まっているのでお伝えしたいと思います。

親(大人)が子供に伝える重要なことは

「食べ方」を教えること

勉強や社会の常識とかそういう問題ではない。
何をどうやって食べるか、そんなことは動物なら必ずやっていることだ。

狩の仕方、どうやって食べていくか、それが動物として生きていくという重大な教えなのです。
人間はその大切な事を忘れてしまったのです。
学問や社会常識、流行りなどにとらわれて本当に重要な事を伝えられずに現代に生きています。
もちろん私たちも教えられていません。
このことばがとても心に残っていて、今の私の生きていく指針になっているのです。

ご参考までに。

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