天然 酵母 お 菓子 – ほったらかしパンの応用、天然酵母の簡単タルト生地で焼いてみました

天然酵母パン 作り方−ポイント、実験、裏話など

天然酵母を使ったお菓子って作りますか?
ぱん蔵はパン教室なので天然酵母で「パン」はもちろん作りますが
実はお菓子も作ります。

「発酵菓子」という言葉が普通に使われるようになってきました。
「発酵したお菓子??」
とちょっと前までは意味不明の言葉でしたが(笑)
今や発酵させて作るお菓子の本も出ているくらい
一般にも浸透してきているなあと感じます。

今日はそんな酵母を使ったお菓子、
それも「タルト生地」のお話です。

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天然酵母ぱん蔵の  椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、酵母生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室をやっています。

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天然 酵母 お 菓子 – ほったらかしパンの応用、天然酵母の簡単タルト生地で焼いてみました

このお話を動画でご覧になりたい方はこちらからどうぞ。

天然酵母でお菓子を作るってどんなの?

天然酵母でタルト生地??
「タルト生地ができるんですかー?!」
そう言われます(笑)
ぱん蔵のレッスンでは、天然酵母でおやつを作るレッスンがあります。
ケーキを作ったり、スコーン、クラッカー、ガレットなど。

私の最初の天然酵母で作るお菓子のとっかかりはホシノ天然酵母を使ったものでした。
ほんのり甘味があって生地にうまみが残ることがわかったからです。
そしてとても使いやすかった!
通常はベーキングパウダーなどを使って作るお菓子をアレンジして
作ることが出来たからです。

その違いは?

違いはあります!
どんな違いかはこちらでスコーンで比べていますので興味のある方はどうぞご覧ください。
天然酵母のスコーンとベーキングパウダーのスコーンの違い 比べてみました

その中でタルトも作っちゃいます。
今日はそんな天然酵母で作るお菓子「タルト生地」についてお話してみたいと思います。

一般的なタルト生地との違い

通常のタルト生地は皆どういうふうに作りますか?
小麦粉、砂糖、バター、卵
が主な原材料ではないかと思います。
アーモンドパウダーを加える場合もあると思います。

ぱん蔵のタルト生地の材料はこれら一般的な原材料にプラスして
天然酵母を加えるということです。
普通はサクサク感を出すために膨らます原材料は使いませんね。
しかし、うちはパン教室なので(笑)ちょっとパンに近いタルト生地を提案しています。
少しふんわり感を出します。
そうすることによって口当たりがよく、食べやすくなります。

一般的なものと違うのはタルト生地に「酵母」をいれるということです。

天然酵母のタルト生地ってどんなの?

 

口当たりの良いタルト生地になる

天然酵母を少し加えるということは、大なり小なり「生地が膨らむ」ということです。
タルト生地っていかにサクサク感を出すかということがポイントに
なってくるのだと思いますが、ちょっと反対をいく・・・というか
逆のことをやるわけです。
と言っても、通常のパンのようにふわっと膨らむわけではありません
ほんの少し、ふわっと感を出します。
そうすると、中のフィリングと馴染んでとても食べやすくなります。
パンに近いイメージです。

ほったらかしで簡単

天然酵母のタルト生地はこねません。
混ぜてまとめるだけ。
このタイプのこねないパンはこれまでにも動画などでもご紹介してきましたが
タルト生地もそのタイプです。
粉っぽさがなくなるまで手でまとめます。

天然酵母を入れたのなら発酵は?

発酵というよりは、寝かせておきます。そう、ほったらかしでOKです。
最短で冷蔵庫で一晩おきます。2〜3日ならそのままで大丈夫です。
簡単でしょ!
時間のあるときに作っておいて、作りたい時に取り出せます。

作り方はいつもと同じ、あなたのレシピで

生地を作って休ませた後は、伸ばして型に入れていつものように焼いてください。
材料もあなたが作っているレシピで大丈夫。いつものタルト生地にほんのちょっと酵母を入れるだけ。
私はいつもホシノ天然酵母を入れるので、大さじ1/2〜1くらい入れます。
卵の代わりに酵母液を入れてもいいでしょう。
(卵入れなくてもできるんですよ)
ちょっぴりふわっとしたタルト生地になります。
休ませたあとも生地はしっとりしています。

応用、タルトでもキッシュでも、冷たいおやつも

サクサクのイメージのタルト生地。これもおいしいですよね。
ではふわっとしたタルト生地はどういったフィリングと合うの?
何にでも合います。
最後にご紹介している動画ではマロンペーストにりんごをのせた
秋の味覚タルトを作ってみました。
先にタルト台を焼いておけば中にババロアのようなクリームを詰めて
冷たいおやつにもなります。
キッシュにするものおすすめです。パンに近いイメージのタルト生地ですので
ボリューム感があり、満足度アップです^^

私のおすすめはキッシュのようなお惣菜系や、中に入れるフィリングが
ちょっとしっとりしているタイプのもの。
タルト生地になじんで、全体が一体になりけっこう好きです。

天然 酵母 お 菓子 – ほったらかしパンの応用、天然酵母の簡単タルト生地で焼いてみました まとめ

特に天然酵母を使ったからといって「このレシピでどうぞ」というわけではありません。
ご自身で焼くいつものタルト生地にちょっと酵母を加えてあげて大丈夫です。
私の使いやすい酵母はホシノ天然酵母ですが、酵母液を使っても大丈夫です。
その時は水分の代わりに酵母液を入れましょう。
タルト生地の材料のテッパンは、粉・砂糖・バター・卵だと思いますが、
うちで焼くタルト生地は基本ベジタリアンメニューなのでバター、卵は使いません。
バターや卵を使わないタルト生地はこってりしていないので胃がもたれず
いくらでも食べられちゃう感じです。(食べ過ぎ注意💦)
そんなレシピでもいいし、一般的な原材料のレシピでももちろん大丈夫です。

食感は通常思い描くタルト生地よりは少しふわっとした感じで存在感があります。
普通は、フィリングが主役でタルト台は控えめな存在ですよね。
ピザを焼いた時にソースやトッピングよりも「生地がおいしいね!」という感覚に似ています。
天然酵母のピザ生地も美味しくて、かなり存在感ありますから(笑)

もう一ついうと、天然酵母を使った場合、酵母自体にうまみがあります。
その効果もあって、生地に甘みというところまではいかない味わいがでます。
これも酵母のなせるワザ。不思議ですねー。

どんな材料で作るかはお好みや、その時の気分や焼きたいタルトの種類
使い分けていただくといいと思います。
ご参考にしていただけたら嬉しいです。

おまけ 実は動画のタルト生地は失敗?

この記事を動画でみたい方はこちらからどうぞ。
この動画で使っているタルト生地は、なんと1ヶ月以上冷蔵庫に忘れられていた
可哀想な生地です(><)
果たしてうまくできるのか??一抹の不安を抱きながら作ってみました。
よかったらどうぞ。

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