前に、私が自家製酵母パンを習いに行っていた頃。
まだ東京にいて、劇団にいてお芝居もやっていた頃ですので、若いですね(笑)
そんな頃、ふと思い出すことがあります。
今日はそんな思い出話をつらつらと書いてみたいと思います。
教室をやりたい方へ 昔、天然自家製酵母パン教室の先生に言われた言葉
私は、最初パンを習いたなあ、と思ったのは子供が保育園のころです。
その昔、実家にいた学生のころ(高校生くらいかな)自己流で本を見ながら
ドライイーストのパンを焼いたことがありました。
でもあまりうまくいかなかったような気がします。
その後、天然酵母のパンが好きで白神酵母で、これまた本を見ながら
焼いたりしたこともありましたが、ちゃんと習ってみたいと思ったんですね。
そう、思いつつなんか毎日の生活に追われてなかなか実行できずにいたんですが、
偶然、天然酵母パンの先生をやっているという方に出会ったんです!
これもなんだかご縁でめぐりめぐって・・という感じで話せば長いのですが、簡単に話します。
私は演劇をやっていましたので、地元(西東京市)で演劇ワークショップをやっていました。
その講師の方が知り合いの演出家ということもあって、私も一緒に参加していたんですね。
その演劇ワークショップで知り合った地元の方に、
「コーラスを一緒にやらない?」
と誘われたのです。で、歌も好きなのでそのコーラスグループに入ったんです。
ある時、コーラスの発表会があって、たまたま助っ人(?)に
きていた方がパンの先生だったのです!
長くなってすみません。。
でもご縁ですね!探していたのですから。たまたま出会ったんです。
その先生はホシノ天然酵母の先生でした!
当時はホシノ天然酵母がなんだか知りませんでしたが(笑)
天然酵母をやりたいと思っていたので私にとっては理想的でした。
すぐに習いたい!と言って始めたわけです。
その頃は演劇活動もとても忙しかったので、パンレッスンの日をすっかり忘れて
稽古に行ったりしたこともありました(^^;
が、パン作りは大変面白くてハマっていきましたね。
先生から小麦粉を分けてもらい、酵母を買ってうちでもいっぱい作っていました。
そこで、4〜5年くらいやったのかな。
保育園のママ友も誘って一緒にやっていたのですが、
子供たちが小学生になっていましたからね。
演劇をやりながら楽しみでパンをひたすら焼いていました。
そのうち、今度は自家製酵母をやってみたくなったんです。
なんかお決まりのパターン?!(笑)
そこで、自家製酵母を教えてくれるところを探して出かけていきました。
今まではおうちのパン教室でしたが、今度は本格的な教室で
石窯があって薪で焼くピザを教えてくれたり、パン研修でドイツに行ったり
パン合宿をやったりしているようなところでした。
その頃の私は、ホシノ酵母もかなり自分でレシピを作って焼けるくらいできるようになっていて、子供のママ友が「パンを教えて欲しい」と言ってくれたので、一緒にパンを焼く「パンサークル」的な軽い感じの教室を始めていました。
もうちょっと本格的にやろうかな、と思っていた時だったので
その自家製酵母のパンの先生に
「パン教室を始める時に資格っているんですか?」とか
「どうやって始めていけばいいんですか?」
とかそんな話もしていました。
そこで知ったのは、パンの協会みたいな(全国チェーンの)ところでは資格は
必要だけど、オリジナルのレシピで個人でやるのに
資格はなくていい
ということでした。
えー、ですよね!
資格はいらないんだ〜。
そういえばピアノの先生とかも音大を出た先生が自由にやっているか・・・
基本的には自由にやれる世界
だと教えてくれました。
じゃあ、私がやってもいいのか?
どうやって始めたらいいのか?
生徒さんはどうやって集めるのか?
などなどいろんな疑問がわくわけです。
その時に言われたのが
「あなたに教えて欲しい」という人がいればいいんだよ。
と言われたんです。
そうか!!!
と思いました。
すっごく当たり前のことですが、すっごく根本的なことです。
教えて欲しいと思う人が入れば始められるわけだし、
教えて欲しいと思う人がいなければ始められないわけです。
全く持って当たり前のことです。
それを聞いてものすごく気持ちが楽に自由になりました。
「技術がここまでじゃないと教えちゃいけない」とか
「この資格がないとだめだ」とか
そういうことじゃなく、やる気があればいつでもできるんだ!
とわかったのです。ここから私の新たなスタートが始まったのです。
「教えて欲しいと思われるようになろう」と。
そのためにどうすればいいのかな?という思考になりました。
今も心にとても残る言葉として、時折思い出します。
皆さんの中にも「私でいいのかな?」と思われている方がいらっしゃるかもしれませんが、
「あなたに教えて欲しい」しかも
「お金を出してでも教えて欲しい」(←ここ大事です)
と1人でも求められていたら
まずは始めてみてもいいのかな、って思います。
自信をもつって難しい面もあるかもしれませんが、その言葉を思い出すと
勇気が出てきます。ぜひ、勇気を持ってみてくださいね。
ちなみにその先生方(ご夫婦で先生をされていました)はとってもいい方で
お店を出したいという来たばかりの生徒さんのお世話も
「やり過ぎじゃないの?」
というくらいされていました。お店を一緒に見に行ってあげたり、
レシピを考えてあげたり・・・
そういう開業コースがあるわけじゃないんですよ!
好意でやってあげているんです。
目一杯、目の前の生徒さんを応援する
そんな姿にも心打たれました。
そのような背中をみられたのも今の私があるような気がします。
今日は、ちょっと思い出話の日でした^^
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