トゥルシー – ハーブ酵母 3つのポイント〜香りに癒され自家製天然酵母パンを焼こう 

天然酵母パン 作り方−ポイント、実験、裏話など

「ハーブで酵母起こしをやってみたい!」

そう思う方がいらっしゃるのでは?

 

「ハーブで酵母作れるんですか??」

そう驚かれる事もあります。

 

自家製酵母というと通常思い浮かぶのは

フルーツ、レーズン、ヨーグルト・・・

などでしょうか。

あの香りの葉っぱでパンが焼けるなんて!と

自家製酵母をやる人にとっては、ちょっとしたあこがれかもしれませんね。

今日はそんなハーブのお話をしてみたいと思います。

 

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天然酵母ぱん蔵の  椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、発酵生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室をやっています。

ラインで直接お問い合わせはこちらから

 

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トゥルシー – ハーブ酵母 香りに癒され自家製天然酵母パンを焼こう

 

トゥルシーってどんな植物?

ハーブと聞くと何を思う浮かべますか?

ミント、ローズマリー、レモングラス・・・

ハーブティで使われるものは身近なものが多いかもしれませんね。

今回のハーブは「トゥルシー」を取り上げてみたいと思います。

 

トゥルシーって?

トゥルシーって知っていますか?

名前は聞いたことあるけど、なんだっけ??

実は私はそのくらいの知識しかなかったんですよ(><)

これを教えてくれたのはご近所の移住仲間のお友達。

自然農でハーブを育てているんです。

前から興味があり、ついにそこへ連れて行ってもらいました!

 

壮観です。

美しい。

 

さて、そのトゥルシー、どんな植物か簡単に説明しますと

アジア、オーストラリアの熱帯を原産としていて

和名は「カミメボウキ(神目箒)」

ヒンディー語で「トゥルシー」

英語で「ホーリーバジル」

と呼ばれます。

インドのアーユルヴェーダでは「万能ハーブ」とされ重宝されてきたそうです。

不老不死の霊薬、とか神に捧げる植物、と言われ寺院や家の周りに植えられているんですって。

インドでは身近なハーブなんですね。

トゥルシーには数多くの効能があるそうなんですが、

私が聞いた代表的なものは

◉アンチエイジング

トゥルシーの主成分がストレスホルモンを抑制し、

若返りホルモンを活性化させるそうです♡

◉抗菌、免疫力アップ

葉っぱに含まれる成分に強力な抗菌作用があり、細菌の繁殖を防ぐそうです。

インフルエンザや風邪予防にも使われることもあり

免疫力アップ、新陳代謝を高めて体質改善にも効果があるということです。

さすが、万能ハーブ!

 

ウンチクめいたことを書きましたが、特徴としてはなんと言っても

香りが素晴らしい

バジルに似た芳香ですっきりとした香り。

玄関に収穫したトゥルシーを置いておいたら

入ってきた人は「わあー、いい香り!」とみんなうっとり♡

そしてくせがないので、そのままパクリ、もできます ^ ^

そんなことはしなくてもいいですが(笑)

つまりフレッシュでサラダなどにも使えます。

タイ料理などにも使われガパオライスの「ガパオ」はトゥルシーのことですって!

お茶にしたものを飲ませてもらいましたが、香りがたまりません。

すっきりとした後味でとても美味しいです。

 

ハーブで酵母作り

さあ、そんなトゥルシーで酵母を作ってみるとどうなのか?

私のワクワクが止まりません ^ ^

まず、

色はピンクです。

酵母液にしては珍しいタイプの色です。

 

そして香りは

「爽やか」「すっきり」としていて心癒されるものです。

これは出来立ての感想で、だんだん日が経つにつれて香りの印象は変わってきます。

 

液体の感じはトロッとしています。

なんとも不思議なとろみ。

 

いつも作っているハーブ酵母のタイプとは違いますね。

 

ハーブ酵母を作るときのポイント

では、このトゥルシーで酵母を作ってみたいと考えたとき

どんなことに注意すればいいでしょうか?

3つのポイントをお話してみたいと思います。

 

ポイント① 単体で使える

ポイント②甘みを多めに

ポイント③シュワシュワ感とオリ

 

ポイント①単体で使える

通常、ぱん蔵でハーブ酵母を作るときは、2〜3種類のハーブをミックスします。

その方がよりハーブの香りが引き立ち、とんがった香りになりにくいからです。

つまり、使いやすいということですね ^ ^

しかし、このトゥルシーは単体でも大丈夫です。

これだけでも心地よい香りで生地にも違和感がありません。

私も最初はちょっと心配でしたが問題なし。

本当にいい酵母になってくれましたヨ。

 

ポイント②甘みを多めに

素材自体に甘みがないものは糖分を多めに加えてあげます。

多めに入れてあげるとより活性化します。

どのくらい入れるのか?

ざっくりいうとほんのり甘みを感じる程度です。

たくさん入れるとハーブティみたいで美味しいのですが

そこまでではありません。

ですが、出来立ては飲んでも美味しい「酵母液」になります。

 

ぱん蔵の生徒さんは酵母液を飲む方、多いですよ。

私もおすすめしているんですが ^ ^

 

ポイント③シュワシュワ感とオリ

これは、どの酵母液を作る時にも共通したものになります。

ハーブの場合は

そんなにシュワシュワしない

ということがありますが、うまく起こすことができれば表面は白く泡立ちます。

揺するとさらにポコポコします。

そして大事なのは「オリ」です。

オリが溜まっていて、シュワシュワなればOKです。

 

夏〜秋にハーブ酵母を作ってみよう

夏から秋にかけてはハーブ酵母にとても適した季節です。

先ほどもお話しましたが、ハーブを使うときは

数種類のハーブを掛け合わせて作っています。

 

私は住んでいる環境は有り難いことに恵まれていて

ハーブを自然農で作っている方も多いし、うちの敷地内にもボサボサと生えています(笑)

香りのする葉っぱや茎、花。

そんな素材で作ったエキスは華やかで気持ちの落ち着くものになります。

自家製酵母作りは(素材によりますが)多くはエキスを作る段階で

その香りで幸せな気持ちにしてくれます。

これがたまらなく嬉しい。

皆さんもそうではありませんか ^ ^

 

トゥルシー – ハーブ酵母 香りに癒され自家製天然酵母パンを焼こう まとめ

今回はハーブといってもトゥルシー についてお話してみました。

このハーブの効能、すごいですね。

 

トゥルシー 酵母を作る際のポイントも3つお伝えしました。

ポイント① 単体で使える

ポイント②甘みを多めに

ポイント③シュワシュワ感とオリ

他のハーブを作るときも共通している部分がありますので

ご参考にしてみてください。

 

ちなみにレッスンではこんなパンを焼いてみました。

ゴロッとチョコバナナパン

 

 

ピタパン

 

トゥルシー はあまり一般的に流通していないので、

ナマで手に入れるのが難しいかもしれませんが

ハーブティとして販売されていることもあるのでぜひ香りをお試しください。

ハーブティもとても美味しいです。

 

 

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