ビッグかりんをいいただきました!
通常よりの大きくて立派です。
これをどんなふうに使っていこうかと考えて(何しろ大きいので)
今回は少しずつ使うことにして酵母を作ってパン作りと、シロップにしてみました。
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天然酵母ぱん蔵の 椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、酵母生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室をやっています。
かりん 使い方 – 花梨(かりん)を使って酵母作り、パン、シロップ 天然酵母パン講師がご紹介します
このお話を動画でご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
かりんの効能
秋になってくると黄色く大きな実をつけます。
とってもいい香りがすることで知られますね。
バラ科の植物だそうです。
でも食べられないんですよ!
以前、知り合いが
「食べられると思って食べてみたら不味かった(><)」
と言っていた話を聞きました。
食べられないって知らない人って結構いるかもしれませんね。
あまりにもいい香りなので、食べられそう♡という気持ちはわかります。
しかし、アミグダリンという成分を持っていて体内に入ると
分解されて毒性のものに変わるのです。
大量に摂取しなければ大丈夫で、何しろまずいのでたくさん食べるということはまずないです(笑)
加工すると毒性は分解されるのでアルコールや砂糖漬けにするのはこのためです。
梅も同じですね。特に青梅は「毒だから食べちゃだめ」と言われました。
これも同じで梅干しや梅酒などにしますね。
そんなアミグダリンですが、この成分が実は昔から漢方として
咳止めや喉の炎症を抑えるのに使われていました。
カリンといえば「のど飴」、というのはこの効果があるからです。
そのほかにも食物繊維、ビタミンCやタンニン、カリウムなどを含み、
美肌効果、疲労回復、むくみ改善など効果があります。
芳香剤としても使われ、今回いただいた方も
「玄関に置いとくといいよ」
とおしゃっていました。
地元の方は「玄関に置く」という使い方が多いみたいです。
自家製酵母 かりん酵母
さて、私はまずはかりん酵母を作ります。
以前にも作ったことがありますが、その時作った感じは
とってもいい酵母ができる、という印象でした。
今回はどうでしょうか。楽しみです。
日中はけっこうポカポカと暖かかったので、
2日間くらいでいい感じの酵母液が出来ました。
これでパン種を作っておきました。
さてそのパン種から今回は食パンを作りました。
一次発酵後の生地は強い張りのあるいい生地になりました。
二次発酵でもかなりボリュームが出てふっくらと焼きあがりました。
かりんの香りは残っていませんがふくよかな香りがします。
ふわふわのパンが出来ました♪
かりんシロップ作り
次はなんといってもかりんシロップです。
私自身作るのは何年ぶりかしら。
近年はあまり作ることがなかったので久しぶりです。
この大きなかりんは、普通の大きさのよりも香りが優しい感じです。
種類があるんでしょうね。(いただいた時そんなことをおしゃっていました)
酵素ジュースにしてみました。
酵素ジュースは白砂糖を使います。私はてん菜糖のグラニュー糖を使いました。
普通のグラニュー糖よりも甘みが優しくて飲みやすいです。
実と砂糖を交互に入れていきます。
1日1回混ぜて砂糖がとけてし少し置いて出来上がりです。
これから寒い時期になると乾燥してくるのでかりんエキスはありがたいです。
冬になる前に収穫できる果物や野菜たちが私たちの身体を守ってくれる
ものに変化してくれるなんてありがたいことですね。
本当に自然ってうまくできているなあ、と感じます。
これからの季節、感染症なども猛威をふるうと思われますが
自然の恵みに助けられて、気をつけていきたいのもです。
かりんが手に入ったらぜひ作ってみてくださいね。
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