皆さんは「自家製酵母」というとどんなイメージをお持ちでしょうか?
レーズン酵母?
ドイツパン?
酸っぱいイメージ?
今日は
自家製酵母 種類 – 自家製酵母の酵母にはどんな種類があるのか?それぞれの特徴など現役パン講師が解説します
というテーマでお話しようと思います。
目次
自家製酵母の人気
私の若いころ、田舎では自家製酵母なんて聞いたことはありませんでした。
近くにパン屋さんはありましたけど、手作りパン屋さんというだけで喜んでいたものです。
自家製酵母をうたっているパン屋さんもずいぶん増えましたね。
人気も高まっています。
買って食べるだけじゃなくて、自分で作りたい!という人も本当に増えた印象です。
それほど今は身近になってきているんですね。
作り方も、ネットで検索すればいろいろ出てきますし、本もたくさんあります。
おうちで自己流で楽しんでいます!という方もよくいらっしゃいます。
では、一言で「自家製酵母」といってもどんな種類があるのでしょうか?
自家製酵母の種類
「よし、初めて自家製酵母をやってみよう!」という方にどんな種類があるのかお話していきますね。
最初に始めるのはやはり「レーズン酵母」をやる方が多いかなって思います。
うちのレッスンでも最初はレーズン酵母をおすすめしています。
発酵力もあって失敗しにくいということがありますし、そんなパンでも合うので私も好きな酵母です。
今回は代表的なもの、うちのレッスンでもよくやっているものをあげてみたいと思います。
季節の酵母
フルーツの酵母を起こしてパンにするのはよく聞くと思います。
そのほかにも、ハーブや野菜も酵母作りに向いているものがあります。
サワー種
ライ麦粉から起こしていくものです。
主にライ麦パン、ドイツパンに使っていきます。
ルヴァン種
これは全粒粉から作ります。
カナダに住んでいる方にきいたら、あちらではこれが日常使う酵母らしいですよ。
レーズンとかフルーツで起こすやり方は知らなかったみたいでびっくりしていました。
酒種
これは麹を使います。
ほんのりお酒の香りがして元気のいい酵母種になります。
お酒を作る感覚でしょうか。
ヨーグルト
ヨーグルトはよく聞くのではないでしょうか。
もともと発酵食品なので、さらにパンに使いやすく酵母菌を増やしていきます。
ビール(ホップ種)
モルトを使って起こしていきます。
ビールも発酵させてつくる発酵食品なので本来は酵母が生きているものです。
市販のものは酵母菌が取り除かれているものが主流ですが。
ビール酵母のパン ↑
過程を楽しむ自家製酵母作り
そのほか酒粕などもよく作っている方がいらっしゃいますね。
酵母起こしって、その過程が楽しいものです。
時間をかけて、様子が変わってくるのを楽しむ。
変化の過程を楽しむのが目的じゃなかったらドライイーストの方が便利ですし(笑)
発酵器に入れて、時間が来たら出来上がり、もいいですが「ちゃんと出来るかな」と
ドキドキしながら待つ自然発酵はおもしろいものですよ。
酵母菌の働きで美味しいパンを作りだすなんて不思議で嬉しいじゃないですか!
今日は代表的なものをさっと説明しましたが、ご参考になればいいなと思います。
酵母作り、発酵食品を作っていくことは「その過程」もたのしいということにもなります。
ぜひ、酵母生活お試しください^^
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