今年の稲刈り終わりました〜食べるってことは大変なことの積み重ね

田舎暮らし

稲刈りを手伝いにいってきました。
年に一度のことですが、それはもうビッグイベントです。
これがあって安心して冬を迎えられるというものです。

今日はこちらのお話です。

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天然酵母ぱん蔵の  椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、発酵生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室をやっています。

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今年の稲刈り終わりました〜食べるってことは大変なことの積み重ね

 

田舎体験教室で田植え〜稲刈り

私たちはお米を食べてますね〜。
日本人で、生まれてからお米を食べたことない、って人はいないんじゃないかと思います。
毎日食べる人もいれば、毎日食べない人もいるかもしれません。
でも、食べてますね。
うちは農家じゃなかったんで、小さい頃はどうやってお米ができるのが知りませんでした。
今は、うちの子もそうでしたが、授業で稲を育てたりしてますよね。
うちの学校はバケツで育ててましたよ。
そんなふうに学校でも教えるようになったんですね。

東京に住んでいた時、子供たちは小学生でした。
小学校の先生が山梨で田舎体験をさせてもらえる「親子田舎体験教室」
主宰されていたのでよく参加していました。
その時に初めて体験したのが田植えです。
どろんこになって、みんなで苗を手で植えていきました。
農家さんの指導のもとがんばりました。

そして秋には稲刈り。
これも大変だけど都会の子にとっては貴重な体験です。
こういう時って子供たちは生き生きとしてるんですよね。

この「田舎体験」は他にもいろいろなことをやらせてもらいました。
じゃがいも植え付け、じゃがいも掘り。
ぶどうの収穫でぶどうジュース作り。
自分で作ったたこで凧揚げしたり、弓矢も作りましたね。
お餅つきや座禅・・・
石窯でピザ焼きもやりました。この時にはぱん蔵もお手伝いしました^^
子供たちにとっては最高の環境です。
そんな体験を東京時代にたくさんさせてもらっていました。

そして山梨に移住してきて、今は農家さんのお手伝い。
そこで毎年、田植えと稲刈りはビッグイベントなわけです。

お米になるのは半年以上かかる

「お米を作る」って一言でいいますが、半年以上かかる仕事内容です。
まず、モミから苗を育てる。(育苗)
そしてやっと田植えができるのです。
そこから稲が育って・・・月日が流れ。
秋に稲の穂が垂れたら稲刈りです。
天日干ししていくのでお天気と相談しながら(台風がきませんように、とか)
干し上がったら脱穀です。
そして精米してやっと私たちの元にくるんですね。
長い旅です。
そんな苦労をして毎年やっていますが
「作るより買った方が手間がかからないし安いよ」
と作っている農家さんはみんないいます。
苦労を知っているからですね。

今年の稲刈り

今回は台風が去った後だったので快晴でした。
その代わり気温が上昇して暑い1日となりました。

ご近所の農家のお父さん、お母さんたちも集まって総出で行われます。
今日はあそこが「稲刈りの日だ」っていったら集まってきて
お互いに助け合うんです。
忙しいところに行って手伝ってくる。
そんなことが当たり前のことなんですね。
お醤油を借りあっていた時代を思わすなあ、なんて思ってしまいました。

誰もが手抜きなく、自分ちのことのように全力で働くんです。
すごいなって思います。
こんな様子をみているとまだまだ世の中は捨てたもんじゃないって!
さらにすごいのは、そのうちの方はみんなのために全力で美味しいご飯を用意してくれてるんです。
この日は新米のおにぎり、自家製梅干し。
豚汁、煮物・・・
本当に頭が下がります。

やっぱり美味しい

こんなに苦労してもやっぱり毎年自分でお米をつくるんですよ、みなさん。
それはやっぱり美味しいからです^^
自分の子供や親せきにおくって喜ばれたり、お孫さんが喜んで美味しそうにほお張る姿を見ると
また来年も作ろう、って思えるんですね。

田舎で秋になると行われる「収穫祭」。
この意味がやっとわかるようになりました。
半年以上かけて苦労して収穫できたことに感謝し、喜びをわかちあう。
こんな大変なことをしてきたわけですから喜ばずにいられませんよ!!
今年の食べる米も安心
安心して冬が迎えられる
そういった安堵感と一緒にみんなと喜び合うんですね。
秋は他にもいろいろなものが実る嬉しい季節です。
それらと一緒に美味しい新米をいただく「収穫祭」です。

私も、今年の新米をいただきました。
また感謝してこれから1年お米をいただいてこうと思います。

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