春の味覚「ふきのとう酵母」ふわふわのチーズあんパン

田舎暮らし

裏庭にふきのとうを採りに行ってきましたー!
毎年、ハッと気づくと遅くてもう大きく成長していて時遅し・・・
となってしまうんですが、今年こそ〜〜〜と行ってきました。
が、やはり遅かったです。
大半は花が開いていました。
ほんの少しいい感じのものもあったので、それは早速天ぷらにしていただきました。

ふきのとう酵母を起こそう

花が開いているものは酵母を起こしてみました。
さあ、どんな酵母ができたかな?

ふきのとうって酵母ができるの?

春は山菜の美味しい季節です。
ふきのとうをはじめ、つくし、ヨモギ、ウド、タラの芽、ワラビなど出てきますね。
「灰汁(あく)」と「苦み」を持つこの春の山菜たち。
寒い時期に縮こまったこの私たちの身体を起こしてくれる、と言われています。
そんな山菜で酵母を作ったらどんなパンが出来るでしょう。

あらゆる植物に酵母菌はついています。
それを上手く起こせるか、パンに合うかはまた別の話ですが、当然ふきのとうでも酵母菌は存在するのです。
さあ、酵母を起こしてみましょう^^

ふきのとう酵母の作り方


基本的にはどの素材も作り方は同じです。

➀ふきのとうは土に近いところにあるので、土を落としたいので洗います。
②きれいな瓶の半分くらい入れて(あまり詰め込まないでふわっと入れる)、お湯を入れます。
③甘みを足します。シロップやはちみつなど小さじ1程度。砂糖を足す場合はお湯に溶いたものを入れると溶けやすいです。
容器の大きさ(水の量)にもよりますが、甘みは大さじ1~小さじ1くらいを目安に入れるといいかなと思います。
④スターター(レーズンの酵母液)があればこれも大さじ1~小さじ1程度入れると、失敗も少なく早く出来上がります。
⑤よくかき混ぜて2~3日暖かいところに置いておきます。
⑥瓶を振ってシュワシュワしてきたら出来上がり。

パンを焼く

酵母が出来上がりました!
香りは、おう~!ふきのとうの香り。いい感じです。

今回は小豆あんがあったのでチーズあんパンを作りました。
生地の発酵具合はどうかな・・・
すっごく元気がいいです。生地を練るとふきのとうの香りはしなくなってしまいました。
二次発酵でもふわっといい感じに膨らみました。

さあ、焼いてみます。
オーブンの中でも膨らむ膨らむ!!


チーズあんパンの出来上がりです。

とてもフワフワで美味しいー。 成功です。
パン生地の香りは、ほのかにふきのとうの香りがするように感じられますが、家族に食べてもらったら
「ぜんぜんわからない」
と言ってました。知らないとわからないくらいです。

身近にあるもので酵母を起こす

春は芽吹きの季節です。
いろんな植物が生き生きと成長していきます。
そんな生命のエネルギーをいただいて私たちも元気に過ごしたいですね。
季節のもので、身近にあるもの。
今、何が出来ているのかな?と作物を気にかけて暮らしていくだけで、周りをよく見るし季節感を感じられますね。
これからどんなもので酵母を起こしてみようかな、と楽しみです。

皆さんもぜひお試しください。
ご参考にしていただけたら嬉しいです~!


ぱん蔵の
放っておくだけらくらく天然酵母パン

ぜひ体験してみてくださいね。
一緒に美味しいパンを焼いていきましょう!

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