今月の25日(土)に動画配信となりますテーマは
「炎の器を焼く人」
です。
先日、私が住んでいる富士川町の平林地区というところでやっている
「夏の4人展」という催しに伺いました。
こちらの記事にも書いています。
表現者たち〜作り出すもので自分を表現していく「パン」もその例外ではない
4人の作家さんがギャラリーに展示しています。
増穂登り窯ところでやっていて、私がそこを訪れたのは何年ぶりでしょうか。
同じ町内でもなかなか行く機会はないところです。
山の奥にあって薪を使う大きな窯が何台もあります。
(久しぶりだったので、案の定迷ってしまいました^^;)
今回はその4人展に出品していたおひとりの陶芸家さんのご紹介です。
佐藤真理子さん。
実は、彼女の一番上のお兄ちゃんがうちの娘と同級生でママ友なんです。
私が移住してきた時、同じ穂積地区(その後引っ越してしまいました)に住んでいました。
そして一番最初にたずねてきてくれたのが彼女なんです。
忘れもしない、新学期に間に合わそうと急いで引っ越してきた4月あたま。
彼女は手作りのよもぎ餅を持ってご挨拶に来てくださいました。
手作りですよー、びっくりで感激でした。
別にお隣や向かいのお家でもないのですが、なんでうちが分かったんでしょう?
で、なんで来てくださったんだっけ?学校同じになるからだったっけ?
忘れました^^; 今度会ったら聞いてみよう。ふふ。
彼女とはいろいろ思い出があるんです。
彼女は身重で2人の幼いお子さんを連れて単身で引っ越して来ました。
シングルマザーで、一人でこの山の中で出産したんです。
それだけでもすごい。このかやわらかな姿からは想像できないほどのたくましさがあります。
そして何より驚いたのは、ガスを通していなくて薪で生活していたことでした。
うちも薪ストーブを入れたので、薪で煮炊きはしていましたが冬場だけです。
ガスがないって凄すぎます。
でもお話を聞いたりしていくと、なるほど、やろうと決めればできるんだということもわかりました。
そして2年後くらいに、こちらの地区から引っ越していき、行った先はお隣の南アルプス市でした。
そこも素敵な古民家でした。
広くて、ピアノも置いていました。
そこで朗読劇をさせていただいたこともあります。
その後しばらく会っていなかったかもしれません。
彼女が「平林に家を買った」と聞いて、とても驚きました。
3人のお子さんを一人で育てながら家まで買った!!なんてパワフルなんでしょう。
いやー、本当に驚かされます。訪ねると可愛いとっても素敵な彼女らしいお家でした。
引っ越したその地区は私も大好きで、本当に素晴らしい景観のところです。
空が大きくて、棚田が広がり、富士山もよく見えます。
この地区に移住するのもいいなあ、と何度も思います。
動画ではこの景観の素晴らしさもお伝えしています。
そして陶芸も始めて、写真をよく発信していたので拝見していました。
いろいろな作品がある中で今回は「青のシリーズ」のものに焦点を当てています。
このまだら模様の青のデザインがなんとも惹きつけられます。
こんな鮮やかな色が出るんですね。
その「青い器」についてもお話していただきました。
私は、教室用に箸置きをいただきました。
山で暮らし、自然と共に生きる生活を選んだ彼女の生きる姿が、この器たちに表現されているのだと思います。
今回の取材でお話を聞き、また改めて「どう生きていくか」ということを
考えずにいられませんでした。
田舎に移住して、田舎で生活していこうという方には、それぞれの思いと覚悟があります。
生き方はさまざまで、家族の形態もいろいろですが、その何通りもの人生が素晴らしく感じます。
こういった動画を発信しようと思ったのも、それぞれが素晴らしすぎて、これはご紹介せずにはいられないと思ったからです。
いろいろな人生を私も見させていただくことによってとても学びになります。
テレワークが増えて、田舎でリモートワークを考えている方も多いと聞きます。
そんな方々のご参考にもなればいいなと思います。
土曜日の配信マガジン「炎の器を焼く人」
ぜひご覧ください。
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