味噌にカビが生えてしまったら。大丈夫?対処法は?

発酵食品 伝統食教室(発酵クラス)

 
手作り味噌の一番のハードルは
カビが生えやすい
ということだと思います。
味噌を作ったことのある方なら経験されている方が多いのでは?!
 
なるべくカビが生えないようにする方法はいろいろありますが、
今回はカビが生えてしまったらどうしたらいい??
ということをお話しようと思います。
 

まず、味噌に生えるカビには3種類あります。
色でいうと、白、黒、青 です。
 
○白カビは酵母菌です。チーズの表面についているものと同じように考えていただいていいです。
私たちの身体にまず害はありません。
 
○黒カビはカビのように見えて表面が酸化して黒ずんでいる場合が多いです。
青カビが黒っぽく見える場合もあります。
 
○青カビはいわゆるよく見かけるアオカビです。
これ自体に強い毒性はないと言われますが、見つけたらすぐに取り除いた方がいいです。
 
 
これらを見かけたら、最初はびっくりすると思います。
味噌を作り始めてまだ慣れていない方は、「味噌容器の蓋を開けるのが怖い」(><)とおっしゃいます(笑)
でも、生えるなんて当たり前~、と思ってドンと構えてください。
決して失敗したと思って捨てないでね!
 
これらのカビはたとえ毒性のないものでも取り除いた方がいいです。
白、黒は害はありませんがもったいないからと言って味噌と混ぜ込んでしまうと
とんでもなく美味しくない味噌になってしまいます。
(私は経験済みなのです、その時は本当に後悔しました)
 
 
【カビの取り方】
ではカビが生えてしまったらどういうふうに取りのぞけばいいでしょうか?
ヘラやスプーンなどを用意してください。
 
1.カビの部分を思い切ってそぎ取ります。
決してもったいないと思わずに思い切って取ってください。
中からきれいな色をした味噌が顔を出すはずです。
 
2.表面のカビの部分をきれいに取り除いたら、容器の底から混ぜ返します。
そして、また表面をならし、平らにします。
アルコールを振りかけてラップでぴったりと覆えば出来上がりです。
 
この時期が仕込んでから半年以上たっていれば味噌はほぼ出来上がっています。
出来上がっていればまずカビが生えてくることはないので(よくない環境だと生えてくることもあります)、
そんなに神経質にならなくても今度は大丈夫です。
 
ポイントは
カビを残さないようにきれいに取り除く
害のないカビでも混ぜ込まない
 
 
カビなんて当たり前~♪
私たちは良い菌、良く無い菌とともに過ごしています。
どちらが優勢になるかで変わってくるだけで、どちらも共存しているのです。
さあ、ちょとは気が楽になりましたか?(笑)
怖がらずに、味噌作り楽しんでくださいねー!
 
 
今月はまだまだ続きます。味噌レッスン。
お楽しみに~。
今月参加できなかった方も8月にもう一回やります!
東京 8/9(日)、10(月)
山梨 8/18(火)
 
夏に味噌作り??と意外に思われるかもしれませんが、出来るんです^^
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