今日はちょっと「天然酵母よもやま話」をしたいと思います。
古代のパンの酵母はビール酵母 ビール酵母は紀元前からある
ビールって作れるの?
うちでビールを作り始めて何年になるでしょうか。
山梨に移住してからですか、9〜10年くらいでしょうか。
うちはすっごく飲むんです!!(夫と私)
普通に買っていたら酒代がすごいことになる・・・とある日気づきまして(苦笑)。
ちょうどその頃作る方法を教えていただき(キットが普通のにネットで売っています)
「作った方が経済的にもいいに決まっている!」
となったわけです。
何よりおいしいのです!!
自家製ビールは酒税法上、アルコール度数が1%未満になるように作ります。
(これもキットの説明書にちゃんと作り方が書かれています)
自家製酵母レッスンで「ビール酵母」パン作り
昨年、自家製酵母のレッスンで「ビール酵母パン」をやりました。
この酵母は日本人の私たちにとってはあまり馴染みのないものかもしれません。
でも、ビール好きの方はけっこういらっしゃって!
ビール酵母レッスンを楽しんでくださいました^^
手作りのビールには副産物がありまして、それがビール酵母です。
ビールの底にオリがたまります。それを酵母として使っていくのです。
ビール酵母の特徴
少し苦味があります。これは使いやすくするためにちょっと工夫が必要になってきますが
その苦味も個性としていいものです。
ライ麦パンなどのどっしりしたドイツパンと相性がいいです。
酵母の力は強くてよく膨らみます。
ビール酵母は世界ではよく使われている?
お友達のイタリア料理の先生は
「イタリアでは普通にビール酵母で作られている」
とおっしゃっていました。
そうなんですね、日本ではなじみが薄いですがヨーロッパでは普通なんでしょうかね。
世界最古のパンはビール酵母のパンとも言われています。
それも古代エジプトの紀元前4000年とかからあるそうですよ。
これも驚きですね。
その頃からビールを作っていて、その酵母から「ガレット」と呼ばれる平焼きパンを作っていたそうです。
そんな古い時代から自家製ビール酵母のパンがあったんですね。
その恩恵を受けて今のパンの形になって美味しくいただいているんですからありがたいことです。
太古から伝わっているビール酵母パンを現代の私たちも食べているなんて、ロマンを感じます^^
ビール酵母のレッスンは夏に行います。
ブログにもアップしていきますので興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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