野菜 酵母 – にら酵母で作る「焼餅(シャオピン)」葉っぱでも膨らむ天然自家製酵母パン作り

天然酵母パン 作り方−ポイント、実験、裏話など

にらは本当に強いです。
玄関前の片隅に置いてあるのですが、雑草と間違えてザバッと刈ってしまっても
冬に雪が覆いかぶさっても、力強く春には育ってきます。
そして育ち続けます。
株は増え続けます。
その力強い「にら」を使って酵母を起こしてみました。

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天然酵母ぱん蔵の  椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、酵母生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室をやっています。

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野菜 酵母 – にら酵母で作る「焼餅(シャオピン)」葉っぱでも膨らむ天然自家製酵母パン作り

野生の力

うちの「ニラ」はほとんど野生化しています。
さらに、お友達のうちの「ニラ」は雑草化していてぼうぼうに生えていました(笑)
上手がいました。

それほど株が増えるんです。
ある方は畑のちょっとした隙間、畔に植えていて欲しい時にちょいちょいっと
取ってくるのが便利よ、と言ってました。
それほど、強くてたくましいのです。

スーパーなどで売っている「ニラ」は?
分かりません、どうなんでしょうね。
そこまで野生化はしていない気がします。
香りとコシの強さが全然違いますから!
(コシが強すぎて口当たりが悪く食べにくい、という話も・苦笑)
そんなほとんど野生化した(うちで育てている方はだいたいこのように
なっていると思います)「ニラ」を使って酵母を起こすのですから、
いい酵母ができるに違いありません!

にら酵母はどんな感じ?

にら酵母液は、にらのとってもい香りがします^^
にら好きの人はたまらん♡感じ、中華の香りといいますか。
余談ですが、にらの醤油漬けなんかとってもおすすめです。
にらを小さく切ってお醤油につけておくだけなんですが、それをご飯にかけたり
チヂミの上にかけたりしても最高です。

出来上がったにら酵母はそんなシュワシュワしませんが、出来上がりをちゃんと
見極められたらとってもいい仕事します^^
今回は「焼餅(シャオピン)」を作ってみました。

にら酵母で作る「焼餅(シャオピン)」

焼餅は中国のパン(?)というか、もともとは「粉を焼いたもの」という意味の
ようなので、粉を焼けば何でも「焼餅」と呼ぶらしいです。
ですので、これといった決まった形のものがあるというよりは、いろいろな形のものがあるようです。
今回は平らに伸ばしてごま油を塗って焼いてみました。

どんな生地?

こねもいつもと変わらず、順調にこねあがり、
にらの香りがするとっても美味しそうな生地になりました。
一次発酵の膨らみもよくていい感じのパンになりそうな予感です。

平らに成形

今回は、形はピタパンのようにしてみようと思います。
中に具を挟んでいくタイプのパンです。
縦長に成形して、その上にごま油を塗ります。
二次発酵をする、というよりは少し休ませる程度にしておきます。

焼き具合は?仕上げ

いい感じに膨らみました。
ごま油のいい香りが漂います^^

焼きたてをそのまま食べてももちろんおいしいのですが、今回はピタパン風にしてみます。
粗熱が取れたら半分にカットして、袋状になっているので(くっついている
部分は手ではがします)その中にお好みの具を入れていきます。

成形の仕方はいろいろ

中国や台湾の屋台でよく見かけるという「焼餅(シャオピン)」。
今回はピタパン風に焼いてみましたが、その他には
○生地の中に具を入れて平たくして焼いた「おやき風」のもの
○ニラを細かく刻んで薄く広げた生地に巻き込み、渦巻状にしてそれを平たくして焼くもの。
(*にらやチャーシューを細かく刻んで乗せ、巻き込んでいったりするものもあります)
○シンプルに具を入れないで、平たくしてゴマをたっぷり散らして焼くもの。

本来は膨らます材料を入れないで作るようですが、ベーキングパウダーを使って
膨らみを出す方もいらっしゃるようです。
今回は「酵母」を使ってパンのような感覚で食べられるようにしてみましたが、
少しでも生地に膨らみがあると、とっても食べやすいですね。

野菜 酵母 – にら酵母で作る「焼餅(シャオピン)」葉っぱでも膨らむ天然自家製酵母パン作り まとめ

ほんのりにらの香りが残る「にら酵母」のパン生地。
ごま油にとっても合います。
本来は「小麦粉を焼いたもの」という意味の庶民の食べ物なので、決まりはなく
作りやすい形で、好きな具や余ったものを利用して家庭では作られているのでしょう。
餃子も実は、あまりもので作るようですね。
前に中国の方に「皮から作る餃子作り」を教えていただいたことがありましたが
そうおっしゃっていました。
日本では「今日は餃子を作るぞー」と買い物にいくのが一般的かと思いますが
中国では「余り物があるから餃子にしよう」となるそうです。
面白いですね^^

今日はぱん蔵風の「焼餅(シャオピン)」でオーブンを使って
パン風のものをご紹介しましたが、一般的にはフライパンで焼きます。
それぞれのご家庭のやり方を工夫されても楽しいと思います。

冒頭の動画はさっとご紹介してる程度ですが、
細かい酵母の作り方やパンの分量は、わくわくプロジェクトの動画配信
で公開しています。
田舎暮らしと手作りパン わくわくプロジェクト〜発酵生活マガジン

こちらの動画配信では、季節の酵母作りや自家製酵母パンの作り方をはじめ
いろいろな酵母やパンを作っていく実験的なものも公開していきます。
あとは、田舎暮らしの一コマや都会から移住してきた人がどんな生活をしているの?
といったような内容も発信しています。

これからテレワークがどんどん進んでいく社会になるでしょう。
そうなると、田舎暮らしを選択肢の一つに考える方も増えてくるのではないでしょうか。
そんな方にもご参考になるようなものも配信していったり、
疑問、お悩みなども少しでも解決できたらいいなあ、と思っています。

先日も田舎暮らしに興味があるという方がいらっしゃいました。
わくわくメンバーに入ってくださった方です。
私も知っている限りのことはお話していきたいと思いますし
パン作りでも、田舎暮らしのことでもそういった機会を作れたらいいなと思っています。

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