先日ラジオを聞いていたら、
「肉の代替品」のことが話題になっていました。
家畜が実は地球温暖化を進めている?!
というのです。そして、世界で
肉食を減らすべく肉の代替品で食品を作っていくことが進められている
というようなことが言われていたのです。
私は昔から肉の代わりに大豆ミートを使うことが多かったのですが、
今日はそんなお話をしてみようと思います。
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天然酵母ぱん蔵の 椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、酵母生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室をやっています。
大豆 ミート 作り方 – 大豆ミートを使って肉まん教室 天然酵母のもっちり肉まんを味噌作りレッスンでやります
大豆が地球を救う??ファーストフードが植物性のお肉へ。
家畜が地球温暖化を進める?!
ということがなぜ話題になっていたかというと、温室効果ガスの問題です。
牛や豚の「ゲップ」や「おなら」はメタンガスを発生させ、
その家畜による温室効果ガスの排出量は、世界の排出量の15%を占めているそうです!!
特に牛がすごいらしいです。
家畜全体の80%近くが牛のものだそうです。
「家畜が地球温暖化を加速させる」なんてことを言っている人もいるくらいです。
そして家畜にかかる水の量も問題視していました。
牛肉1kgを作るのに必要な水の量は、15,415リットル
豚肉1kgを作るのに必要な水の量は、5,988リットル
(*NPO法人アニマルライツセンターのサイトを参照させていただきました)
私たちが一食に食べるお米に必要な水の量は多くても500リットルくらいだそうです。
それを考えるとびっくりですね!!
100gで1,541リットルは消費されているってこと?ですかね・・・
牛肉200〜300gくらい家庭であっという間に消費します。
ちょっと驚きの事実でした。
ベジタリアンやヴィーガンの人は水の消費量も少ないと言われます。
そのことが理由でベジタリアンになった人もいるくらいです。
カナダの科学者チームは、ハンバーガーは温室効果ガス排出の「最強打者」だと警告しています。
それで?なのか分かりませんが、ファーストフード業界でも
肉の代替品として植物性のものを使ったものを開発しているというのです。
モスバーガーの「ソイバーガー」は有名なところで私も利用していました^^
そしてマクドナルドも2021年に新作バーガー
「マックプラント(McPlant)」を発売するするということです!
肉を食べない人が増えているということに対応して
2019年にもすでにカナダで植物性のハンバーガーを発売していたそうですが
新たに100%植物由来の代替肉の新商品が発売されます。
そちらの業界でも乗り出してきているんですね。
大豆ミートとは?
大豆ミートは「ソイミート」とか「ベジミート」と呼ばれることもあります。
私も今でこそお肉を少量は食べるようになりましたが、
以前はほとんど食べない生活をしていたので大豆ミートにお世話になっていました。
今もよく使っています。
大豆は「畑のお肉」とも言われるほど栄養価の高いタンパク源です。
その大豆を使いやすく加工しています。
大豆を100%使用し、「大豆の油分を搾油して過熱加圧・高温乾燥」させているそうです。
使う時はお湯や水で戻します。
けっこう大豆の匂いが残っているので何回も水で流して匂いを取るのがちょっと面倒かな。
気にならない方はそのままでもいいと思います。
当時はネットでしか手に入らなかったのですが、数年前から
スーパーでも普通にみられるようになりましたね。
昔よりは利用する人も増えて、浸透していっているのかな、と思います。
大豆ミートを使って肉まん作り
大豆ミートと言っても私の周りにもまだ「使ったことない」「どうやって使うの?」
という方も多いです。
大豆ミートはいろいろならタイプがあります。
ミンチ肉のようなそぼろ系、フィレ系、唐揚げ用のブロック系
バラ肉、スライスタイプなど、驚くほどです。
今回はその中でも私がよく使うタイプの「ミンチ系」を使います。
たいていのタイプは試しました。
初期の頃は唐揚げもよく作っていましたが、どうも大豆の香りが
気に入らなくて(うまく匂いを取る方法もあって実践していましたが)
結局、使わなくなりました。
その後は大豆ミートのブロックをやめて、小麦グルテンの唐揚げが気に入ってたくさん作っていました。
そして、現在、私の唐揚げのお気に入りは、お豆腐唐揚げです。
そのほかに野菜の唐揚げも好きです。
私が大豆ミートで使うのはもっぱら「ミンチタイプ」です。
よくやる料理は、「麻婆豆腐」「肉味噌風」など。
カレーにも入れます。カレーに入れると見た目はひき肉カレーみたいな感じです。
レッスンでやるのは「肉味噌風」のものです。
大豆ミートで肉味噌を作って、これを肉まんの具にしていきます。
このそぼろの味付けを覚えるといろいろなものにアレンジできるので便利です。
野菜や魚のあんかけにしたり、ご飯の上にかけてそぼろ丼にもなります。
どんな味か?
何も言わないで進めると子供は肉だと思ってましたヨ^^
それほど美味しいんです。
それにお肉ほど胃にもたれないので、さっぱりと食べられるのもいいですね。
味噌作りレッスン募集開始
毎年、味噌作りを1月にやっています。
今年の募集案内はこちらになります。
味噌 作り – 手作り味噌を作ろう 田舎暮らしの中から学んだ味噌作りと大豆を使った料理・パンのレッスン2021
このお味噌もとっても美味しくて好評です。
「家族はもうこの味噌じゃないとダメになっちゃいました」
というお声も聞かれます。
それほど美味しいんですよ!
そのレッスンの時に大豆や味噌を使ったパンレッスンもやるのですが
今年は大豆ミートを使った肉まんです。
地球環境の変化に世界が対応しようとしています。
「食」の分野でもそうです。
そんな話題を耳にしたので、ぱん蔵のレッスンでも今回は
植物性のものを使って「肉まん作り」をやってみることにしました。
面白そうだなあ、と思ったらぜひご参加ください。
こんな風に使うんだ〜!と思ってレパートリーとして
使ってもらえたら嬉しいです。
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