パン 作り 初心者 – パンを作ってみたい!という初心者のための失敗しない失敗の仕方のお話

天然酵母パン 作り方−ポイント、実験、裏話など

私がパンを作り始めたきっかけは食べるのが好きで
「自分で作ってみたい」
と思ったからです。
実家にいた学生時代(小学生か、中学生だったかな)新しい電気オーブンがうちにきた時、
そのオーブンについていたレシピの中に、ドライイーストでの作り方がたくさんのっていたんですね。
「おー、パンが作れるんだ!」
と大喜びで作ったものです。
全くの初心者でその時どんなものができたのか?覚えていませんが(笑)
レシピをみながらの初めてのパン作りでした。
そんな懐かしいことをふと思い出すことがあります。

今日はそんな初心者でパン作りに挑戦したい方にむけたお話をしてみたいと思いいます。

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天然酵母ぱん蔵の  椿留美子です。
お山での田舎暮らしを実践、酵母生活をしています。
そんな暮らしを踏まえながら、東京と山梨で自家製酵母を使って、
発酵器を使わない、ほったらかしの「ゆるパン」教室をやっています。

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パン 作り 初心者 – パンを作ってみたい!という初心者のための失敗しない失敗の仕方のお話

 

パン作り最初のきっかけ

最初はオーブンについていたレシピから始まったパン作りは
ドライイーストでした。
当時は酵母って言えばドライイーストしか知らなかったし、
周りのパン屋さんもみんなそうでした。
天然酵母なんて名前も聞いたことありませんでした。
それが、東京で一人暮らしをするようになって自然食品のお店にいくようになり
「天然酵母」というものを知ったのです。
もちもち、ずっしり、味がある!
そんな印象で「なんて美味しいんだろう」と思ったものです。

「いつか習ってみたい」と思っていましたが、ご縁があって
ホシノ天然酵母を習うことになりました。
それが私が天然酵母を扱うようになった最初のきっかけです。

皆さん、それぞれに作ることになったきっかけがあると思います。

食べるのが好きだから自分で作りたい
家族に焼き立てを食べて欲しい
ご近所に教室があったから

などそれぞれですが、独学か習うのかで上達はずい分違ってきます。
初めは誰もが初心者です。
どこから始めたらいいのー?
なんだか失敗しそう・・・
とちょっとためらいもあるかもしれません。
そんな方に。
失敗しても当たり前、いい失敗をたくさんしよう、という
初心者向けのお話をしてみたいと思います。

パン作りって高くつくの?

手作りするって言っても
自分で作った方がコスパがよくないと意味ない?
むしろ買った方が安いんじゃないの?
という疑問も出てくるでしょう。
さてさてどうなんでしょか?

答えは
作り方次第です

材料にお金をかけ、時間をかけて少量のパンを作る。
しかも何回か失敗して、ようやく出来上がった・・・
そんな感じだとずいぶん高額なものになってしまうでしょう(^^;

なるべくスーパーの特売を狙い安い材料を探して大量生産で作ると
低単価で作ることができます。
これは工業生産的な作り方ですね。

「手作り」のどこに価値を持ってくるかは人それぞれです。
自分で作ることに価値を求めるのか、
材料にこだわりがあれば、売ったものにはない
自分だけのオリジナルな材料で作ることができるのはとても価値があるでしょう。
世界に一つだけのものになりますから^^

材料にこだわるけど値段も安めのものを頑張って探し、
そこに費やす時間や労力をあまりかけないで、
でも、美味しいパンが食べたい!
そんなわがままな欲求を満たしてくれるのも手作りの良さだったりします。

そんなふうにできるの?

はい、天然酵母で腕が上がればそんなふうに作れるようになります^^
まさに時間と労力を最小限にするほったらかしパン理想的な作り方だと言えると思いますヨ。

初心者の方の失敗のベスト3

そのためには「腕をあげる」という大切なミッションがあります。
どうやったらいいのか?
その答えは一つです。
何回も作っていっぱい失敗することです。

何かを作りだす時には通る道ですね。
でもその失敗を失敗で終わらせてはいけません。
失敗には失敗の仕方があるのです。
何かというと、次に繋がる失敗です。
その失敗を次に生かさなくては失敗した意味がありません。
失敗は失敗じゃないってことです。
「ああ、こうすると失敗するんだ」
という失敗のやり方がわかったとうことなんです。

ということで、初心者の方が起こしやすい失敗のベスト3を解説していきます。

膨らまない –  ①

なんと言ってもこれでしょう。
膨らまないのには2種類あります。
「発酵で膨らまない」
「焼いた時に膨らまない」

まず、「発酵で膨らまない」という原因は
・こね不足
・酵母が古い(=力が弱い)
・温度が足りていない
ということが考えられます。
ということは逆をやればうまくいくってことです。

・よくこねる
・新しい酵母を使う
・酵母菌が活動しやすい適温にしてあげる

ということになります。

「焼いた時に膨らまない」という原因としては
・一次発酵がうまくいっていない
・二次発酵が過発酵になっている
ということが考えられます。
一次発酵がうまくいっていたとしたら、二次発酵が少々足りなくても美味しいパンが焼けます。
一次発酵ってとっても大切なんですよ。

一次発酵についてはこちらの記事をご参考にどうぞ
一次 発酵 – ポイントは一次発酵!!一次発酵が大切。

固くなってしまう  –  ②

焼き上がったパンが固くなってしまう、ということはふんわりボリュームが出ていないってことですね。
ライ麦入りのようにもともとあまり膨らまないというわけじゃなく、
ふんわり出来上がるはずだととしたら。
この原因は
・こね不足
・発酵がうまくいっていない
ということになります。
やはりこの反対のことをやればいいってことになります。

固くなてしまう、とお悩みの方はこちらの記事をご参考にどうぞ。
手作り  固い 原因 – 柔らかいパンを焼きたいのに手作りパンはいつも固くなってしまうのはなぜ?3つの原因について講師が解説します

生焼けになる  –  ③

こちらはオーブンの力不足ということが考えられます。
レシピ通りやったのにうまくいかないというのは実はよくあることです。
オーブンの特性をよく知って温度設定をしてあげるといいです。
あとは、
・水分の問題
・容器と要領とのバランス
という問題があります。

生焼けについての記事はこちらに詳しく書いていますので、よかったらご参考にしてください。
生焼けの原因について考える~水分が原因かも
生焼けの原因について考える~オーブンの温度かも
生焼けの原因について考える〜容器と生地とのバランス

そのほかに焼き色がつかない、生地がまとまらない、などいう
うまくいかない問題もありますね。

こちらの記事もご参考にどうぞ。
 焼き 色 つか ない – 焼き色がつかないとお悩みの方に、天然酵母講師が原因を解説
生地 こね 方−生地がまとまらない、伸びてこない、考える3つの原因

次に繋がる失敗をしよう

先ほども言いましたように、失敗には原因があります。
単純にいうとその原因を取り除けばいいのです。
まずは原因の逆をやってみるってことです。

今は、うまくいかなかった主な原因と思われることをあげてみましたが
そのほかにも原因がある場合があります。
一つの現象にはいくつもの理由があるものです。
それを紐解いていくということなんです。
紐解いていくにはやはり経験が必要になってきます。
何回も失敗を繰り返して覚えていく、ということです。
経験豊かな人の力を借りるのもいいでしょう。
その方がより近道ではあります。

 初心者 – パンを作ってみたい!という初心者のための失敗しない失敗の仕方のお話 まとめ

いかがでしたでしょうか。
難しく感じましたか?
本来、もの作りって楽しいものです。
そう、失敗しても楽しいのです。
楽しく失敗できる環境っていうのも大切ですよね^^
家族にあーだこーだと言われながら上達していくものです。
楽しくレッスンを受けるのも一つです。
ぱん蔵のレッスンでは、そんなたわいもないお喋りも、
作り方についてのお悩みもワイワイ語りながら
楽しく美味しく進めています。

興味のある方はどうぞのぞいてみてくださいね。

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